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November 08, 2004

米国への失意と希望--ジグソーが乱れた世界に

mosaic.jpg

この世界のジグソーパズルは、もともと乱れていたのかもしれない。
というよりは、残念だけれど、人の世界というのはそういうものであるのかもしれないのだ。

「調和のとれた世界」や「理想の世界」「平和な世界」をプラカードを持って唱える人々の横で、考えられないような数の子供たちが、罪なき人たちが今日も次々と死んでいく。

私達は、そうした人々がいることに気がつきながらも、ニュースを報じるテレビの前で今日も高カロリーの食事をとり、膨らみすぎたお腹を気にしている。

そうだ。これが昔からのあなたと私たちの風景だ。

このジグソーは、いったいいつ誰の責任で、どこで乱れてしまったのか。
あるいはもともと、乱れる運命にあったものなのか。それはわからない。
どこをどう戻せばあるべき状態に戻るのか。私たちにはそれがわからなくなっているのだ。

きっと善なる人はこのパズルを1ピースでも多く、もとあった(と思われる)場所に戻そうとしているのかもしれないし、散々に乱れたパズルを前に、打つ手もなく泣き暮らしている弱き人もいるのかもしれない。

しかし、ブッシュ政権のしてきたことは、このジグソーパズルを、人の話も聞かずに
乱暴に重ねていくことだ。
その結果、世界の姿は恐ろしい混迷と苦悩を増すばかりになった。
しかも悪いことに彼らは、それが正しい場所であると信じて疑わない。
自分の置いたピースが、そこにあるべきだったと信じて疑わないのだ。

まずすべきことはわかっている。

彼らは、1分でも1秒でもいいから横を向き、隣の人々に尋ねるべきなのだ。

「このピースはここに置いていいと思うかい?」と。

今回の大統領選の結果には、ヨーロッパではもはや驚きを通り越して絶望感さえ広がりつつあるという。

せめてもの救いは、少なくとも半数のアメリカ人が、ブッシュに対してNOを唱えていること。
9・11で地獄の底に突き落とされたニューヨークの人々の大半は彼を支持していないこと。

アメリカにそうした人々がいるということを知っただけでも、私達は次のピース(平和)への希望を消さないでおこう。

力強い言葉はあふれている。
ほかならないアメリカにもだ。


●アメリカへの手紙
※ずいぶん前に引用したものである。

●ファルージャ2004年4月ブログ

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Comments

TBありがとうございました。
BigBenさんのいわれる通り、半数のアメリカ人がNOを唱えている事の意味ももっと注目してもいいのかもしれませんね。
「だからアメリカは」と一括りにせずに...
ブッシュ大統領の戦死者による肖像画はたしかに強烈でした。

TBありがとうございました。

>彼らは、1分でも1秒でもいいから横を向き、隣の人々に
>尋ねるべきなのだ。
>このピースはここに置いていいと思うかい?」と。

1人でも多くの人がこのことに気づいて欲しいものです。
気づかないからこそ、ここまでに至っているわけですから。


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