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November 10, 2004

今夜のファルージャ--世界と接する境界を見て欲しい

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コメントもいただいたFAIRNESSさんのサイトを見ていたら、普通の米国人のの善良さと、一方でその限界のようなものに言及されていて興味深かった。

一方で僕が思い浮かべるのは映画の中、ハリウッド映画の中に出てくる米国人の姿である。
多くの米国映画には、私たちがニューヨークやロサンゼルスに行ったときには知ることのできない茫漠たる中西部の砂漠が広がっている。

ドライブインで安っぽいカントリーを聞きながら、これも安そうな酒をあおり、壊れそうな軽トラックで横付けし、ウェイトレスに色目を使う・・・
(意図があるわけではないが、誇張があったらごめんなさい)
ブッシュの勝利が決まったとき、共和党優位を示す真っ赤に塗りつぶされた中西部の諸州を見て、僕はそんな映画の中の風景を思い出した。

世界と米国が接するその場所にたどり着くには、千数百キロもこうした荒涼たる砂漠を走らなければならない。
そうした場所に住む人々にいったい世界はどのような映像を届けているのであろう。

こんなイメージは時代錯誤と人は言うかもしれない。インターネットもある。
だが、生涯米国以外に出ることがほとんどない多くの米国人。
世界一外国語の習得に関心がないのではないかとまで言われる米国人。

果たしてその目に今夜のファルージャはどのように映っているのだろうか。

そして思う。

私達を子供の頃からはらはらさせたのもまた米国の映画だった。
多くのヒーローやヒロインは悪漢やテロリスト、時には宇宙人と戦うが、一方で自国の権力の尊大さ、ETを捕まえて実験材料にしようというNASAの滑稽なまでの事大主義を笑うことも忘れていない。
そして、世界最大の米国政権批判映画を作ったムーアも米国の住民である。

どうか米国の善良なる中西部の人々よ。
世界と接する境界に心をはせて欲しい。
あなたたちが暮らしている世界が平穏であるために、正義の名のもとにどれほどの血が流されているのかを知って欲しい。

僕は米国を信じたい。いや米国の人たちを信じたい。

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Comments

BigBanさん こんばんは
私も二度目のTBを送らせていただきました。
記事を書いていたら以前のBigBanさんとのやり取りをふと思い出して、TBさせていただきました。
お時間がありましたら見てみてください。

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