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December 31, 2004

2004年の終末に---冒険的年賀状のススメ

4年ほど前から、主要な知己や取引先等への年賀状を、メールに切り替えている。
親戚や友人に出す、家族単位の郵送年賀状が、それこそ当たり障りのない
お気楽なものになってしまっていることに、どこかバランスをとる必要があった。

そこで、別に年賀メールを出すことにしたのだけれど、新年にふさわしいかどうかの
微妙なところをテーマにすることにした。
微妙なところ?つまりこのブログに書いているようなことです。(笑)

ただし、これがとても難しい。

素直に簡素に、

あけましておめでとう。今年も頑張りましょう。

なーんてやっておけばいいところを、くだくだ重いテーマについて長い文章を
連ねるから、というのもあるし、何といってもブログと違うのは実名で書くと
いうことである。

匿名ならかなり思い切って書けるテーマも、自分の名前を出し、日頃仕事しか
接点がないような人たちの顔を1人1人思い浮かべながら、ガチンコの
(真剣なというほどの意味ね)
メールを書くのはかなり、恥ずかしく、また抵抗がある作業です。

#嘘だと思う人、新年早々緊張感を味わいたいと思う人はやってごらんなさい。
(少しえらそう)
なーに。普段ブログにあなたが書いているようなことに署名して、商売の話し
かしたことのない人に送ればいいんです。簡単でしょ?(笑)

自分の名前を書くと照れもある。配慮もする。
何しろ相手とは、価値観がからむような話は面と向ってしたことがない。

いい気になって格好つけてるとも思われたくない。
押し付けがましい姿勢も避けたい。
特に、年賀ではタブー(?)とされている、死のからむ話、
政治や宗教の話を盛り込むわけだから相手と主義や主張が異なる場合も十分にありうる。

少なくとも正月から、勝手な自己満足のメールを送って
不愉快な思いはされたくない。

・・・
・・

云々云々。
自己防衛本能の浅ましさとも戦いつつ、推敲すること幾十度・・(よくやる)
1年間でもっとも難しい作文の時間になるのである。
結構鍛えられますよ。腕に自信のある方やってみて。

それでも、捨てたものではない。
日頃、真面目な話などしたこともない。もっと言えば名刺交換しただけで
およそ話もしたこともないような方から、非常に深いご返事のメールをい
ただく場合がある。
2年ほど前に、アフガニスタンについて書いたら、一度もまともにしゃべったことのない、
それこそ挨拶だけの仕事上の知り合い(というか顧客筋)から、
アフガンに散った女性写真家、南條直子さんへの学生時代からの憧憬を深く書いた
感銘を受けるメールをいただき、すぐに図書館から南条直子さんの写真集を借りてきて、ようやくこの人の生涯について知り得たことがあった。
思いもかけない人から、こうして思いもかけない反応をいただけるとうれしく、
毎年この「困難な」試みを続けている。

ただ、日常のビジネス本位の人間関係に政治や宗教の話を持ち込まないというのは
日本だけの習慣なのか、欧米の実生活の中ではどうなのか、旅行しかしたことがない
僕にはわからないのだが、1年に1回くらいは、もう知り尽くしていると思われる
日常的関係の中に、ぽんといささか冒険的なテーマを持ち込んでみるのも、そう
無意味なことではないのではないか、と思う。

もっとも、少しシリアスなテーマで盛り上がったからといって、次に会うときから
その人と継続してそのテーマについて語り合う・・などという風にはなかなかいかない。
何となく照れてしまって、その話題を避けたり(笑)。

でも、そうしたやりとりをする前と後では、その人との関係が
どこか微妙に変わったような、不思議な空気がどこかに残っているのだ。

というわけでこれが今年最後のエントリーになりました。
今年の夏ごろからブログを始めて、毎日200人くらいの人に
来ていただけるようになるとは思わなかった。感謝。

ここまで読み継いでいただいた方々、ありがとうございました。

来年もよろしく。

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Comments

BigBanさん、TBありがとうございました。

年賀状のデジタル化、
批判するつもりはないのですよ(*^o^*)
Bigbanさんのブログを読んで、
きちんとした中味のある、
主義主張のある電子年賀状が、
どんなにいいものか、
よく分かりました。

年賀状に存在する、
形式的かつ内容の希薄さは、
嫌悪すべきだと感じます。
とはいえ、、、
私は主義主張が苦手なうえ、
「事なかれ主義」なので、
お正月から「一言物申す年賀状」作成は、
かなりの冒険です。

その性格をなおすべく、
地味に、楽しみながら、
ブログ作成を行っております、、、
まだまだだなあ、と反省の毎日です。

>motomiさん
コメントありがとうございます。毎年「物申す」年賀状もちょっと受け取るほうも疲れるかもしれません。自分で言うのもなんですが・・(笑)僕の提案しているのも一つの形でしかありません。
形式的な賀状は本当につまらないのですが、近況報告でも、さらりと自分の言葉で書いてくれている賀状はうれしいですね。
それから、家族写真を毎年送ってこられる例のパターン(笑)正直歓迎しかねますが、それでもその家の歴史というか、数年続けて受け取っていると見えるものがあり、意味があるようなものに見えてきますから不思議です。

#ただどうだろう。全体的にちょっと、日本の賀状は子供っぽいかな・・あえていうと。

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