SNS

My Photo

BooksBooks

無料ブログはココログ

« 「非人道的」とはどういうことなのか。批判の限界(3) | Main | NHKなんていらない2---週刊プレイボーイも言っている »

January 22, 2005

NHKなんていらない---世界でも珍奇な放送局

NHKと朝日新聞との「大喧嘩」は、どちらも一歩も引かない構えで、どっちの言うことがより真実に近いのかわからないが、それより僕は根本的に思うことがあるんだが。

NHKなんかいらないよ。

よく、優れたドキュメンタリーと取材力はNHKならではのものと言われるが、そんなものは民放で作ればいい。もしくは「民営化された」NHK(それをNHKと言っていいなら)で作ればいい。

現在の、半国営放送のようなああいう中途半端な存在がいまどき、この国に必要か?
公正中立な立場の番組=公共放送なんてみんな、本当に必要だと思うのかい?

メディアはいまや新聞とテレビだけではない。Blogもそうだけれどインターネットには
虚偽取り混ぜてあらゆる情報が氾濫する。かつてのように、マスメディアしか情報源がなく、それに頼るしかなかった情報貧困の時代ではない。
テレビ局も、新聞も、堂々と自分の主義主張を展開すればいい。選び判断するのは読者であり、視聴者である。
奇奇怪怪な「公正中立な放送」などという量子力学のような難解なもの、見せてくれなくていい。

公正中立な報道などという言葉の裏には、歴史的な愚民思想
(=みんなバカだからちゃんとしたことをおしえてやらないとね。)
が見え隠れしていて腹立たしい。

あのような姑息な手段で(集金人の方々にうらみはないがシステムの問題として)受信料を集めて、それで公正中立の報道が成り立つなどと考えているのなら、勘違いである。
コカコーラからでもマクドナルドからでも、提供をとればいいではないか。
他の民放と一線を引きたいのであれば、スポンサーに社会性・公共性の厳粛さをより
厳しく求める「厳しく良心的な民間放送局」として生まれ変わればいい。

いまどき、番組づくりに多額のコストがかかることくらい、子供でも知っている。その費用の捻出の仕方が、商業主義=スポンサーの提供によるところの問題点は皆無ではないことはわかるけれど、大事なことがある。それは、私達の選択した社会システムが資本主義であり自由主義であること(アメリカの顔がよぎっていやだけれど)である。いや、僕が選んだんじゃないぜ。少なくとも社会主義を選択してはいないはずである。

資本主義では、企業の自由な宣伝活動を認めている。報道がそれと袂を分ったといって権力と結びついているのでは意味がない。自民党より僕はマクドナルドをとるぞ。

なぜ、1人NHKだけがそれに背を向け、税金とも協力金ともお布施ともつかない不可思議なやり方で各家庭を回り、今年の紅白見ましたでしょう?では浄財を・・なんてやってるの。

「公正中立」は幻であるし、報道に関して何の見解も主張も入らないメディアなどいらない。

今回のことも、朝日新聞の「偏向」を攻撃する若干ウヨの人たちは多いけれど、そして僕もあの新聞の記者達の鼻持ちならない尊大な姿勢は好きではないけれど、予算承認を国会に握られているからといって、国会議員の間を懐柔に動き回り、番組への意見など(例え雑談でも)彼らに求めるもしくは求めていると思われても仕方がないような態度を示すNHKの根源的姿勢に問題があると思う。そして、それは経営形態が極めて異例な世界でも稀に見るようなあの体質に拠るところが大きい。

呼びつけたんだか、勝手にやってきたんだか知らないけれど、確かに自分が国会議員でも、そうやって手もみ擦りよってこられて、「どうでしょうか」なんてやられれば意見ぐらいは言うよ。きっといっぱい言うと思うよ。BigBanのことだから。

NHKのバラエティ番組の作家とスタイリストと音工さんは全て変えろとか、NHKのアナウンサーは、カメラの前に顔を突き出す癖はやめろとか、紅白歌合戦は裏の畑に捨てて来いとか、女子アナのレベルは何とかならないかとか、男子アナウンサーは全部ネクタイがださいとか、それは言うだろう。だって聞かれりゃ答えるでしょう。

それを圧力と後から言われたんじゃあ、まあ安部&中川の両氏の憤慨もわからなくはないが、結果的には番組内容への意見=圧力には違いない。プレッシャーになるでしょ。もしもBigBanが与党政治家だったらさ。スタイリスト変えようかと思うかもしれないよ。(思わないかな?)

そもそも、こうした体制の世にも不思議な放送局がいまどきの日本に必要なのかどうか。
郵政民営化以前にNHKなど民営化してしまったほうが、よっぽど世の中すっきりする。

「自民党よりの民間放送局」

として再生すればいいじゃない。銀行とかトヨタとかそういうところにスポンサーになってもらってさ。いや、皮肉じゃないですよ。これ。

それにどさくさにまぎれて、どんどんグループ会社量産しているじゃない。公正中立を貫くんだったら、ここに出ているグループ会社全部解散しなさい。いったい、誰がいつ受信料を財源としてこんな企業群の設立を許したの?民放になってしまったほうが自由にビジネスできるでしょ。

そしたら受信料くらい払ってもいい。
#うん?言ってることおかしいか?

« 「非人道的」とはどういうことなのか。批判の限界(3) | Main | NHKなんていらない2---週刊プレイボーイも言っている »

Comments

ほぼ同意です。
ただし、朝日の歪曲報道、NHKの体質、安倍ちゃん問題は切り分けて考える必要があるでしょう。

でも、自分が災害被害に遭ったときのことを考えたら、真っ先にNHKにチャンネルあわせちゃいそうだなぁ。テレビかラジオかは状況によるけど
あれだ、NHK民営化して、新しい周波数に災害情報とかそういうのばっかり始終垂れ流しの完全に国営のテレビとラジオつくって、ってのはどうだろう?
バラエティを求めないんだったら財源少なくてもやっていけるんではないだろうか
取材陣は……国営の権利笠に着て、ほかのTV局新聞社の記事を無償で流すことができる、とかw

TBいただきました。
郵便局が公社になり、今国会で完全民営化という流れになりそうな今、国鉄・電電公社・郵便局・NHKの国営四兄弟の中で、残すはNHKだけとなります。
今回の一件のことでは多少見直しましたが、当然完全民営化という話が持ち上がるかと思います。ただ、あそこは労組が強いんだよね〜。元労組委員長の上田哲なんて、議員からあれだけ遠ざかってしかもあの歳でもまだ出馬し続けているくらい元気。後輩達もまだまだ元気なんだろうな。労組が強い国営団体なんだから、自民が解体に動きそうなもんだけど、彼らにとってはAXやTBSは敵だから、NHKは残しておきたいんだろうな…
まぁ海老沢問題の前から受信料を払っていない私が書くのもなんですがね…

TB有り難うございました。BigBanさんのご意見にあまり異論はありませんが、実質的「国営放送」NHKが、まるで「公正・中立」なフリをするよりはスッキリするとは思いつつ、「民営化」すればすべてが解決するのかどうか、まだ今のところは判断を保留しているところです。ちょっと歯切れ悪いですが…。

>ただし、朝日の歪曲報道、NHKの体質、安倍ちゃん問題は切り分けて考える必要があるでしょう。

おそらくそうでしょう。いずれ時間があれば続けて書いてみたいと思いますが、

>ただし、朝日の歪曲報道

についてはまるでネット上では結論が出たかのようですね。
これも緻密に考えられればと思います。

現状のNHKという放送局の持つ特質というか優越点も確かにあるわけです。災害時の信頼性や、ドキュメンタリーにおける「汎企業性」とか。全てが悪いわけではもちろんない。
ですが、経営形態としてのNHKを玉条として踏襲しなくてもこれらはできることばかりですね。
そして、NHK批判は即民放、テレビ全般の体質批判にもつながると思います。

>まぁ海老沢問題の前から受信料を払っていない私が書くのもなんですがね…

私もかの問題以前より払っていませんし、今後も払う意志はありません。私が受信料を払う最低の条件はグループ会社の総解散です。
海老沢問題など、小さい。

KAZEさん。はじめまして。

>「民営化」すればすべてが解決するのかどうか、まだ今のところは判断を保留しているところです。ちょっと歯切れ悪いですが…。

すべては解決しないでしょうが、少なくとも民営化の枠組の中で解決すべきだと思います。
もしくは完全に国営化し、税金で広報専門の放送局として運営すべきですね。私が見るかどうかはわかりませんが。

TBありがとうございました。
NHK、朝日どちらも理のあるところとないところがあるので野次馬根性での興味しかないのですが、マスコミ(NHKが本当に該当するかは???ですが)の表現に政治家が絡むということに朝日としては大きなストレスを感じるのだと思います。社内には未だに左翼系の方も多いそうですし、、、ごく個人的な推測としてはNHKに有利であると思うのですが承知で法廷闘争に持ち込んだのであれば朝日に何か隠し玉があるのかもしれませんね。

はじめまして。

>法廷闘争に持ち込んだのであれば朝日に何か隠し玉があるのかもしれませんね。

それが理由かどうか知りませんが、今日あたりになると朝日はすっかり沈黙してしまいましたね。この後は「法廷で」などとやって沈黙するのかな。やはりちょっと分が悪い印象は否めませんね・・

「受信料を払い、視聴しているわしらのNHKでいてくれなくては困る」などと書いていたわしですが、ここのご意見を読んで、非常に頭がすっきりしました。ありがとうございました。

TBありがとうございました。
>浄財
という言葉は良かったですね。NHK教育の「囲碁講座」を毎週見ているので、明日から番組見るときには手を合わせます。

プロ野球界のように、「報道機関の活性化をします!」「国民のための番組作りをします!」という謳い文句で新規参入しないかなと期待しているのですが、難しいのかな?内容によっては受信料払ってもいいなぁ。

今晩は。
顧問の件一つとっても、いかに「珍奇な」局であるかは自明ですね。公正中立という言葉は、今後さらに詰めてみたいと思っています。
意外とNHKには日本の全ての問題が凝縮されているようにも思えますね。

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28156/2656853

Listed below are links to weblogs that reference NHKなんていらない---世界でも珍奇な放送局:

» NHKの解体とマスメディア再編成を目指すべきではないか [blog::TIAO]
肥大化した組織に溜まった澱は腐敗して悪臭を放つ。 その悪臭を放つ死体に集って、肉汁を貪るのが権力の裏面で蠢く輩だろう。 構図ははっきりしている。 NHK番組改編... [Read More]

» NHKは朝鮮中央テレビ並か [dragon-tail]
NHKが教育テレビで放送した「シリーズ戦争をどう裁くか 第2回 問われる戦時性暴 [Read More]

» 「事実は小説よりも奇なり」です。 [緑の森を楽しく歩いた]
 「映像とは何だろうか-テレビ製作者の挑戦」吉田直哉 (岩波新書2003年)   [Read More]

« 「非人道的」とはどういうことなのか。批判の限界(3) | Main | NHKなんていらない2---週刊プレイボーイも言っている »