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March 17, 2005

ニッポン放送敗北を受けて----しっかりしろフジサンケイ

まだ新株予約権の適法性を争う高裁、最高裁の判断が残るとは言え、ことニッポン放送に関しては、議決権の半分をライブドアが取得した見込みで、ライブドア傘下に入ることが決定的になりつつある。
後は関心は、20数パーセント持っているニッポン放送のフジテレビ株の買い増しという、「本丸への攻撃」にどう対抗するかというところに関心は移ってきた。

もちろん、リーマンにとてつもない「高利の」借金をして買い進んでいる堀江氏の、企業体力を考えれば、破れかぶれとも言える攻撃に関して、どこまでライブドア側の「兵糧」が持つかはわからないが、こと「本丸の陥落」だけは見たくないので(昔フジテレビと2年も裁判で争ったこのBigBanが言っているんだぞ。しっかりしてくれ。フジサンケイ)
ちょっと一層気合を入れてやってくれよ。日枝さん。

今回の戦いを、遠景から様々批判するのも美しくないが、ニッポン放送の新株予約権の異常とも思える大量発行は(もちろん数が問題とばかりも言えないが)やはり裁判所を一層刺激したとしか思えない。

私は、この仮差し止め問題では当然ニッポン放送は敗北を覚悟していたと思う。
それは、なぜ4720万株もの大量発行を決めたかということと関係があると思うのである。万一この差し止めでライブドアが勝利しても、供託金を積まなければならない。その額は、当初新株発行金額の1/3としたら800億円、1/10としても数百億円が必要だと予想されていた。

供託金の金額は、民法上確たる法規はなく、個々のケースに従って裁判所が個別に判断するのだが、巨額を争うときには預託金の金額もやはり巨額になることが普通である。

なぜニッポン放送がここまで、必要以上の大量の(過半数を制するならこれほどの大量発行は必要ない)新株発行を決めたかというと、資金力で劣るライブドアを「カネ切れ」にしてやろうという思惑があったと観測する。

ところが、あろうことか裁判所は「たった」5億円という信じられないような供託しかライブドア側に求めなかった。異例の低額である。これで俄然ライブドアを勢いづかせ、一気に議決権を奪われてしまう結果となった。

どうもここは戦略ミスの可能性があると思う。

その上、優良企業であるニッポン放送を連結対象に組み込むことでライブドアの資金調達力を上げさせてしまった。焦土作戦にしろ、それほど露骨なことをやれば、大株主であるライブドアから提訴されるので、露骨なことはできない。まさかと思っていたことが予断を許さない状況になってきた。

おおよそ、鹿内一族とのあれほどの長年の修羅場を潜り抜けた日枝氏。

ここは気合を持って「日本一いやなグループ」を堅持してもらいたい。産経新聞は嫌いだが産経新聞のないライブドア「ネット新聞」の発行される世の中には住みたくない。

(加筆)
※という記事をアップして間もなく3000億円という巨額のLBOをライブドアが準備しているというニュース。フジテレビ、踏みこたえろ!

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