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May 16, 2005

北朝鮮があなたのブログを狙っている?2----北朝鮮市民との電子メール交換

(前記事) 北朝鮮があなたのブログを狙っている?----kpドメイン接続事情

このテーマについて前回何とも中途半端な記事を書いてしまったが、いろいろ調べてみたところ、ちょっと面白いものをみつけた。
北朝鮮市民と海外との電子メールを仲介するサービス「実利銀行」が、2001年10月8日からサービスを開始しているという。ここから日本語サイトが用意されており、

サイトに行くと

実利銀行は朝鮮民主主義人民共和国との通信において実利を保障してあげるでしょう。
(ハア?)

という大書された珍妙なコピーが目につく。

この「実利銀行」は、外国人が北朝鮮現地の人々と電子メールをやり取りすることができる最初のインターネットサイトだそうで、

実利銀行は、チョソンピョンヤンで運営し、2機のメールサービス機の間にメールを中継します.。実利銀行にご加入なさると実利銀行にメールアドレスを持っているチョソンの方々とのメール交換が可能です.
実利銀行電子メール中継システムは、実利銀行にご加入した方々のメールだけを中継することになっています.
だから、実利銀行のメール中継サービスがご希望ならば必ず実利銀行に加入しなければなりません.

実利銀行では 10分おきに チョソンピョンヤンのメールserverと中国沈陽のメールserverの間にメールを交換すます(原文ママ)
これからは通信時間を短縮するため24時間常時接続を計画しています.


(実利銀行サイトより)、


むー。電子メールの仲介サービスなんて物自体が成立するところが、北朝鮮の北朝鮮たるところだ。しかも10分に一回メールを交換するバッチシステム・・

「ハッカー・ジャパン」(白夜書房)の過去記事によれば、

実利銀行は先月初めから会員加入者に限り「アカウント@silibank.com」という形式の標準的な電子メールアドレス体系を持った北朝鮮の人々と、電子メール交換を可能にする「電子メール中継体系」サービスを試験稼動している。
 実利銀行は海外~北朝鮮間の電子メール中継のために、北朝鮮からさほど遠くない中国東北部の都市、瀋陽と平壌にそれぞれ1台ずつのサーバーを設置して運営中である。重要なのは、このサイトを第三国の中国やシンガポールではなく、北朝鮮から直接運営しているという点だ。これと関連して、北朝鮮は平壌にある「626技術奉仕所」のサーバーを利用している。昨年7月19日付けの労働新聞に紹介された「626技術奉仕所」の技術力は、北朝鮮で最も優秀なもののひとつと評判だ。
 実利銀行は現在、一時間に一回、中国と北朝鮮間に電子メール中継試験サービスを提供しており、今後は通信時間を短縮するために24時間常時接続サービスを導入するという計画だ。通信体系はまだ専用回線ではなく、ダイヤルアップモデムによる接続を利用しているものと把握される。
 10月から会員を募集している実利銀行は、電子メール中継サービスの代価として、あらかじめ3ヶ月分の通信予約金を要求している(初期には100米ドルの会員加入費が必要だったのだが、現在は廃止)。おおよその通信費を計算し、あらかじめ実利銀行に預金するのだ。メール交換サービスに「銀行」と名づけられている理由がこれである。
 メールサービス利用料はメール10通以下が1.5ドル程度であることをはじめ、10通~50通が2ドル、50通~100通が2.5ドル、1600通以上が49.5ドル+(郵便の容量-1600)×0.04ドル/など、7段階の料金体系にわかれている。

とのことだ。

あらかじめ料金を「預金」するから「銀行」だという理屈も何だか珍妙でいじましい。これも「外貨獲得」策にはなっているんだろうね。

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