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June 28, 2005

深夜のJ-Waveにやられたが-----「宇宙戦争」よりも怖いもの

宇宙関連のエントリーが続くが、6/27(月)の深夜2時過ぎのJ-Waveの生放送には参った。やられた。
東京湾に巨大な隕石が落下したという強烈なひっかけ放送。やるよなーJ-Wave!!
余りのリアルさに、途中まで信じてしまった。

最初に
「今入りました臨時ニュースです。先ほど都内各地で目撃された光ですが、東京湾に何か飛行物体が落下したそうです。これは航空機ではないようです」
から始まって
「今確認されました。東京湾に落下したのは巨大隕石の模様です。今現場に取材が向かっています。」
に続く一連の放送。さすがに、

「落ちたのは隕石ではなく、人工の丸い飛行物体の模様です。世界各地でも同様の目撃が・・」

あたりで「やられた」と気がついたけれど、深夜にテレビをつけてNHKをチェックしたり、あちこちネットで情報を得られないかと、さ迷ってしまったよ。
くやしい。まんまとやられてしまった。深夜におきているのは1人。確認しあう相手もいない。情報といえばネットとメディアくらいしかない状況でで迫真の演技で電波芝居をされると、僕のような冷静で知的な(?)人物でも、一瞬で催眠状態に陥らせることができるのだ。メディア恐るべし。

冷静に考えてみれば時節柄、映画「宇宙戦争」のプロモーションもかぶっていたのではないか。
「宇宙戦争」は1898年に発表されたH・G・ウェルズのSF小説『The War of the Worlds』(邦題『宇宙戦争』)を、現代へ置き換えて製作。第2次世界大戦が始まる3年前の1938年10月30日の夜、ラジオドラマ化されて、アメリカ全土をパニックに陥れた、いわくつきのシロモノ。実際に全米をパニックに陥れた様を克明に描いた傑作TVムービー「アメリカを震撼させた夜」も知られている。(僕は見たこと無いけどね。)

インターネットもテレビ放送もない時代。当時の人々がパニックになったのは、昨夜の僕をしてみれば非常に良くわかる。うーむ。何しろこの冷静な・・・・しつこいな。

そんな話は良く知っていながら、まんまと騙される。「天文少年」が聞いて呆れる。

直径100mくらいの小惑星は数百年に一度くらい。1.5kmくらいのものは100万年に一度くらい衝突しているというが、まさに、「天文学的確率」。千年間に直径1Km以上の小天体が地球に衝突する確率は0.5%と見積もられているそうだ。巨大隕石が地球に衝突した場合に引き起こされる全地球規模での環境破壊については、まじめに検討している学者もいるそうだが、たとえば6千5百万年前にメキシコのユカタン半島付近に落下して、恐竜などを絶滅させたと考えられている巨大隕石は直径約10kmと推定されているそうである。

要は、

要はそう簡単に東京湾に巨大隕石は落ちてこないということである。

他にも騙された奴がいないかと必死に探したら、意外といないんだね。みんな冷静で結構だね!と思っていたが、今日になって、2ちゃんの「実況板」と「ラジオ番組板」ではやっぱりパニクっていた若干名を発見。ようやく「肩の荷がおりた」(??)

そんな「天文学的」話よりも、最初に東京湾に「飛行機以外の何かが落下した」という触りで、ぞっとしてしまった面もある。その原因は、お察しの通り。宇宙戦争よりも遥かに夢の無いおぞましき想像だ。とにかく人が人為的に引き起こす災禍の危険度は、自然災害よりも遥かに確率が高いということだけは言えそうだ。

宇宙戦争よりも怖いリアルには遭遇したくないものだ。


【6/28加筆】
●信じてしまった人たちの結構笑える記録(若干名でもないじゃん)
→笑っていていいのか、J-Waveにマジで抗議すべきなのか、どうでもいいような次元のような看過できない次元なような・・・判断に迷う。(というコメントすらどうでもいいような気もする)それにしても、このニュースの間中、番組のホームページまで故意に落として臨場感を盛り上げていたらしい。何だこの粘着騙しは!
深夜にJ-Waveを聞いている人間は法治国家の市民として扱われていないのか!(怒)

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Comments

お空から大きなものが落ちてくる。

本館取り壊し準備着々/沖国大
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/heri20050625_1.html#1
という6月25日付沖縄タイムズの記事。

沖縄国際大学に落ちたヘリ。
痕跡を残す壁を撤去するらしい。
行って、見ても、昨年聞いた事を信じたのと
同じことの痕跡があるだけかもしれないけれど。
13年ぶりに沖縄に行きます。

> このニュースの間中、番組のホームページまで故意に落として臨場感を盛り上げていたらしい。

一応番組制作者を擁護しておくと、故意に落としていたのではなく、毎週行われているサーバの定例メンテナンスの時間です。

こんにちは。

>一応番組制作者を擁護しておくと、故意に落としていたのではなく、毎週行われているサーバの定例メンテナンスの時間です。

なるほど・・・用意周到に、定期メンテナンスの時間に企画をぶつけたんですね?
・・・・・・・・・

(違うって? 笑)

情報をありがとうございました。

TBありがとうございます。そんな面白い事してたんですね。起きていたけど聞いてなかったです。

今は他のメディアで確認できるからいいけど、昔やられた人達は、確かにどうしようもなかったでしょうね。

今晩は。
いやあ、本当に迫真の放送だったんですよ。30分以上は冗談も入らなかったし、深夜とは言え、エイプリルフールでもないのに、公共放送がここまでやるわけはないと思い込んだのが、運のつきでした。

まあ、テレビだったらやれませんね。あのトーンは。

面白い話のTBありがとうございます。知りませんでした。
ほんとに、昔、オーソン・ウェルズがやったというラジオ放送の話を思わせますね。
隕石が海に落ちた、くらいだから、まだパニックにはならないと考えてる感じですけど、ほんとだったらやっぱり怖い。

今晩は。
ボー・BJ・ジングルズさん。

「隕石が海に落ちた」なんてことがそう簡単におきるわけはないと知っているはずがこの始末です。

「近くを走行していた海上保安庁の船が3隻行方不明になっています」

なんてコメントも流していたんですよ!全く!

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