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September 08, 2005

シングルイシューの行き着く廃墟(2)---わずか数十万人と呼ぶ豪儀な非情

小泉首相を、公の席でヒトラー呼ばわりした亀井氏が嘲笑の的になっているが、勢力を固める過程の1時期、国民車構想という「シングル・イシュー・ポリティクス」を掲げて国民の称賛を得たのは、まさしくヒトラーである。

#1933年にアウトバーンの建設を発表し、自動車を国民の手の届くものにすることを宣言したヒトラーは、「国民車構想」をぶち上げ、1938年にはフォルクス・ワーゲン生産工場を起工している。

亀井氏が間違ったとすれば、小泉を600万人殺したヒトラー自身にあまりに安直に例えたことであり、むしろ彼はヒトラーを生み出した構造を持つ、当時の世論を批判しなければならなかったのである。

むしろ彼はこう言うべきだったのだ。

全ての国民に自動車を持たせるというヒトラーの政策に賛同したからといって、彼の他の政策を全てあなたは許したか?と。

まあ、1つ心を空しくして、彼の言葉をよく聞いてほしい。

「らいおんはーと」(小泉首相のメルマガより)

「公務員を減らしなさい」、皆さん賛成でしょう。
「行財政改革を断行しなさい」、これも皆さん賛成でしょう。
「民間にできることは民間に」、みんな賛成だと思います。
それなのに、なぜ郵政民営化だけは反対するのか。なぜ郵便局だけは公務員でなければできないのか、民間人ではいけないと言うのか。私は不思議でなりません。

 郵便局で働いている正規の国家公務員約26万人、1日数時間働く短時間公務員約12万人を加えると約38万人の公務員でなくては本当にこの郵便局は運営できないのでしょうか、サービスは展開できないのでしょうか。

 私はそうは思いません。

 郵政民営化に反対する勢力は、約26万人の郵政公務員の既得権益を守ろうとしているのではないですか。国家公務員の身分を維持しようとしているのではないですか。

 民間人に任せれば、今よりももっとよい商品やサービスを提供してくれると思います。宅配サービスを思い出してください。暑い夏の最中にアイスクリームや新鮮な魚介類を全国に配達できるようにしたり、夜間配達サービスを最初に始めたのは役所ではありません。民間の事業者だったのです。

 民間に任せても、郵便局のネットワークは、地方においても過疎地でも維持します。民営化すれば法人税も固定資産税も納税されます。民営化会社の株式を将来売却すれば、その売却益は国の収入として入ってきます。ですから、財政再建にも寄与します。

 郵政民営化は行政の構造改革であり、財政の構造改革であり、経済の構造改革であり、金融の構造改革であり、そして何よりも政治の構造改革なのです。だから郵政民営化は「改革の本丸」なのです。

 政治家が支援者の声に耳を傾けるのは当然です。しかし、一部の特定の既得権益だけを守るための政治家であってはならないと思います。国民全体の利益を考えるのが政治家です。わずか数十万人の公務員の既得権益を守るために、1億2千万人の利益を損なってはいけません。

 今回、ようやく「政治を変えなければいけない」「経済を回復させなければいけない」「国民の資金を有効に活用しなければいけない」ということから、初めて郵政民営化が最大の争点になったのです。

 税金を有効に使っていく、役所の仕事をできるだけ民間に開放する、簡素で効率的な政府をつくる、経済を活性化する、そして将来の税負担を軽減するため、私は郵政民営化に再度挑戦したいと思います。

それにしても国家の最高責任者が

民間人に任せれば、今よりももっとよい商品やサービスを提供してくれると思います。宅配サービスを思い出してください。暑い夏の最中にアイスクリームや新鮮な魚介類を全国に配達できるようにしたり、夜間配達サービスを最初に始めたのは役所ではありません。民間の事業者だったのです。」

とはよくぞ言ったものである。

あなたはいったい誰か?

「公務員を減らさなければならない」のは、絶対の真理ではない。国債で麻薬中毒のようになった、巨大な赤字財政に国家が苦しんでいるためであり、そのために「行財政改革」せざるをえない状況になった。その責任をとるのは本来は政権与党である自民党である。出発点でここを忘れてはならない。

国家の経済を破綻の淵に追い込んだ放漫財政を支えててきた責任者は、誰か。彼の属する自由民主党である。国家のカネを、湯水のように箱モノ関連の業界にばらまいてきたのは誰か。彼の属する自由民主党である。

しかも、現在の最高責任者は総裁たる小泉純一郎である。

にも関わらず、「オレイズム」で頭の先から足の先まで染まった小泉首相は、自分の政党の過去と今、今と未来から自己を切り離し、あたかも郵政関連公務員が既得権益をむさぼって、国民に敵対しているがごとき図を、意図的に作り出している。

そうした態度にすがすがしさを感じる向きは、以下の発言をよく吟味してほしい。

> 郵政民営化に反対する勢力は、約26万人の郵政公務員の既得権益を守ろ
うとしているのではないですか。国家公務員の身分を維持しようとしている
のではないですか。

わずか数十万人の公務員の既得権益を守るために、1億2千万人の利益を損なってはいけません。

26万人の郵政公務員を、一絡げにして「わずか数十万人の既得権益保守集団」呼ばわりするがさつな論理は、確かに「我は非情なり」と言ってのけたこの首相にふさわしいであろう。
それにしても、人口激減による国力の低下が本気で心配される、この国にあって、「たかだか数十万人」とは大きく出たものである。
郵政公務員の全てが「特定郵便局長」ではない。実直に働く多くの郵便局員は泣いていることであろう。彼らに責任を問うのはおかしい。責任は国家にあり、あなたの属しているその政党の遺伝子にある。

>「公務員を減らしなさい」、皆さん賛成でしょう。
「行財政改革を断行しなさい」、これも皆さん賛成でしょう。
「民間にできることは民間に」、みんな賛成だと思います。

さあ、どうだ。全ての人はこの言句に賛成か。国家の破綻財政を救う最大の道が郵政民営化であると、当然のこととまで言ってのける、乱暴にまとめる論理の、どこが中核でどこが「隠した(つもりの)」意図なのか、気づくべきである。

「民間にできることは民間に」に誰もが賛成?そうではない。

破綻の国家財政が、責任能力を失ったために、「やむを得ず」民間に移さざるを得ないというだけである。国家による責任の回避を誰も諸手を上げて賛成しているわけではない。賛成したとしても苦渋の選択であり、その原因を作った責任者は、彼の属する自由民主党である。その責任感はどこにあるのか。その痛みはどこにあるのか。

郵貯・簡保資金を委譲してできあがった付け焼刃の巨大な「郵貯銀行」は民間経営に耐えるのか。もしこの「郵貯銀行」が破綻すれば、竹中のいう「too big to fail(大きすぎて潰せない)」の論理で、これまた膨大な公的資金を投入せざるを得ない状況にもなりかねない。「郵貯銀行」の破綻→再国営化の運命すらありうる。「郵貯銀行」は、「民間でできることは民間へ」などという単純で楽観的な運命を持つと決まっているわけではない。彼にその点への熟慮は見えるか。「郵貯銀行」のバランスシートは示されているか。

元来、郵政改革の本質は言うまでもなく財政改革であり、約350兆円の郵貯・簡保資金が財政投融資を介して道路公団などの特殊法人に流れることを阻止することにあった。小泉は、20001年度以来行われた財投改革によって財政投融資制度を廃止し、特殊法人は独立行政法人へと改革されたとしている。  

 だが実際には、財政投融資は、財投機関債や財投債を郵政公社が大量に購入することで現在も事実上続いている。自民党の郵政民営化法案によれば、「郵貯銀行」も財投機関債や財投債の購入を「自主的」に継続することができるとしている。

郵政関連の事業が民間にゆだねられたときに潤う一部の事業者を除いて、カネのほとんどは今までどおり市場ではなく、財投機関債や財投債へ依然として流れる。劇的な変化があたかも明日にでもすぐに起こるように見せる手口はまやかしである。

郵政公社が新会社にかわっても財投債・財投機関債が大量購入されるならば、従来の財政投融資とどこが違うのか、改革を国民に印象づけようとする印象操作以外にどんな意味があるのかというのが、民主党の指摘である。預金枠の引き下げという民主党の対案が遅すぎたことはあろう、不十分であることはあろう。何よりも岡田代表が、デマゴーク小泉に対抗できる論戦力を備えていないことは、この時期の最大野党として大変に残念なことである。だが、愚直である分、印象操作に長けた老練な小泉首相にはないいくばくかの誠意を、むしろ岡田氏に感じる。

さらに高村薫の以下の文章を引く。この明確な論旨に賛成する。

いまこそ政治の時代なのである。この、とてつもなく困難な状況が、郵政民営化だの、年金改革だの、特定の課題1つを掲げて道が開けるといった単純な話でないことをよく考えてみてほしい。
人口構成や産業構造を見据える21世紀の国のあり方を考えるべき機会は、遅くとも冷戦が崩壊して世界経済がグローバル化した90年前後にあったが、それを怠ったのは私の世代だった。国の債務は80年代初めにすでに膨らみつつあったが、それをここまで放置してきたのも私の世代だった。また、私の世代は政治と金の問題も解決できなかった。若い世代は大いに怒るべきである。なぜなら、政治は現状への怒りが動かすものだろうからである。
ただし、あなたの怒りが政治的活動になるためには情緒を乗り越える必要があるし、再生はただ、「ぶっ壊す」ことではない。政治は個々のパフォーマンスではない。政党が担う周到なシステムの世界であることを頭に叩き込んで、明日の政治を選んでほしい。

(高村薫/若い世代へ(朝日新聞9月7日朝刊より)

高村薫が言及しているのは、シングル・イシュー・ポリティクスに踊らされることへの強い警戒感である。そもそも、およそ演説の9割を郵政民営化に費やす現職首相に、あなたの理性は耐えられるのか。それが国際的にも重責のある国家の現為政者のやることであろうか。

民主主義の「鬼」はポピュリズムの中にこそある。それを許してしまうとすれば、それはあなたと私の責任である。

【参考】
シングルイシューの行き着く廃墟---ポピュリズムは自ら大衆を愚弄する
[民主主義の暗部]マスコミが報道しない“小泉劇場”の暗部

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Comments

こんにちわ、“同時多発グログ”をやっているtoxandoria(またはベスの親父)と申します。

TBありがとうございます。

透徹した文章と的確な問題点の抽出に敬服いたしました。たまたま高村薫の記事も読んでおり、同感の思いでした。

どこまでも唯我独尊を貫きながらダミーの敵を創ってみせ、自らの責任を国民の責任問題へ掏り変えることだけに長けている異常な小泉首相と、それを担ぐ与党国会議員たちの無責任で不見識な保身の実像には嫌気がさします。

そして、日本国民がどこまで空虚なコトバに騙され続けるのか、を思うと空恐ろしくなります。日本人の国語力の低下が一因ではないでしょうか?

もしよろしければ、当記事をtoxandoriaが所属するMLメンバーらにも是非とも読んでもらいたいと思っています。他への転載の可否につきご検討願います。

TBありがとうございました。
こちらの文章、大変興味深く読まさせていただきました。
「民主主義の「鬼」はポピュリズムの中にこそある。それを許してしまうとすれば、それはあなたと私の責任である。」
非常に重く大切な言葉だと思います。一人一人に問われていますね。

 今日は。トラックバック有り難うございます。非常に分かり易く小泉のペテンを批判されていますね。興味深く拝見しました。

toxandoriaさん、コメントありがとうございます。
そちらのサイトこそ、力の入った論考で興味深き拝見しました。仮想の敵を意図的に作り出し、それを利用して自らの立場を固めるのは、ある意味政治家としての王道ですが、これほど極端な人は、日本の政治史上、特筆されるでしょう。

多くの方に読んでいただけるのは幸いですから、記事の転載、もちろん結構です。一部引用であればリンクも入れていただけるようお願いできればと思います。

よろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。

>第二次大戦前、当時、最も民主主義的な憲法と言われたワイマール憲法下のドイツで、ヒトラーは大衆扇動を駆使して政権を獲得してしまいました。
歴史は発展するものであり、そうした事は繰り返さない。私はそう信じたい。

多くの人がヒトラーと重ねる思いを持っていること自体、決して大袈裟でも勘違いでもないと私は思っています。
ヒトラー登場時を言うのが語弊があるのであれば、真珠湾での対米開戦当時のメディアを引いてもいい。

総合的にマルチな政策を勘案して理性的に判断することによってのみ、民主主義の危険な状態はガードされるのだと思っています。

「民の声にも時々変な声がある」と言った政治家がいましたが、今回の選挙での国民の判断のバランス感覚に期待します。

TBありがとうございました。
エントリを興味深く読ませていただきました。
「小泉=ヒトラー」の件はいろいろ見る角度があると思いますが、そもそも
「ヒトラーに例えられるほどたいそうな人物でもなかろう」
と思うわけですが・・・(^^;。

それでも歴代首相や野党党首達に比べたら「まだマシ」なあたりが日本の政界の情けなさかもしれませんね。

またお邪魔させて頂きたいと思います。

こんにちは。サイトのほう、アッテンボローさんのポジションの立ち位置とともに、こちらも興味深く拝見しました。メディアの小泉偏向に関して、にわかに信じられないような観測がかしこで取りざたされていますが、メディアがどうあれ、これだけ様々な情報が入手できる時代、「おかしな民の声」が下されないことを祈ります。

こんにちは。

さきもりさんがサイトでおっしゃっているとおり、

>亀井氏は・・・「ヒトラー」「強権」「独裁」という言葉を使わずに何か話してみてください。

には同感です。

ヒトラー論がブログで取りざたされるのはよいとして、亀井氏のような政治家が、公の世界で言及することへの反応、リスクをもっと考えるべきだったのは当然だと思います。

エキセントリックな表現以外の部分での論理的な詰めがあの人はいかにも甘い。情緒的な古い政治家と見られて、実は小泉を高める結果になっていないでしょうか。彼に論理武装が欠けているところが、が軽く見られる原因のように思えます。

ヒトラーのやったことは国有化。小泉は民営化なのだから、ヒトラーとは違うのでは?

こんにちは。

>ヒトラーのやったことは国有化。小泉は民営化なのだから、ヒトラーとは違うのでは?

苦笑。確かにそこは違います。ほかにもたくさん違うところありますよ。

たとえば小泉首相は「まだ」600万人も殺していませんし。

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