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September 30, 2005

知的で安全な杉村太蔵の作り方レシピ

taizo

軽率で危なっかしい新人議員から、知性的で有望な若手の新星に見せる方法である。

成功率120%。

簡単である。彼に教えてあげたいくらいである。
週末に「本を1冊」読むよりも手っ取り早い。君でもできる。

発言のどこかに、次のいずれかの話題を貼り付ける。いや、散りばめるのである。
これだけでいい。それ以上は、なーんも考えなくていい。

●国と地方の長期債務残高
●国民1人当たりの長期債務
●普通国債の残高
●議員年金の仕組み

ではやってみよう。GO!

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September 28, 2005

マイクロソフトを脅かすGoogle---「見たことのない未来」の胎動

google

マイクロソフトのSPプロモーションを担当していたのは、1990年頃。Windows3.0がようやくデビューしたころであり、そこからWindows95がデビューする頃までのマイクロソフトは、現在知られているようなマイクロソフトではなく、会社名を言っても誰もが首をかしげるような知名度しか、この国では得られていなかった。

マイクロソフト本社は、まだ小さな雑居ビルに入っており、後に日本法人の社長になる阿多氏が広報担当として、総指揮をとっていた時代であった。

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September 24, 2005

「ヒトラー最期の12日間」---広く見開くべし。私も。そしてあなたも。

hitler 

「ヒトラー最期の12日間」を先日ようやく見てきた。

1942年、数人の候補の中からヒトラー総統の個人秘書に抜擢されたトラウドゥル・ユンゲの手記を元に制作され、ヒトラーとナチス幹部の「最期の日々」を類まれな迫力と迫真の表現で描いている映画である。

ベルリンに迫るソ連軍の猛攻の中、次第に追い詰められ破綻の淵に瀕していくヒトラーとゲッベルスやヒムラーなどのナチス幹部、ヒトラーの愛人のエバブラウンなどがこの時間をどのように過ごしたかが迫真のリアリティで描かれている。

ブルーノ・ガンツ演じるヒトラーは、まさにヒトラー以外の何者でもない。その圧倒的な存在感は、あたかもガンツにヒトラーの霊が憑依したかのようであり、他の何者としても私たちはガンツを見得ない。スクリーンを見つめる全ての人にとって、そこに立っているのは役者ではなくヒトラーその人にしか見えないのである。卓越した演技は驚異そのものである。

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September 20, 2005

前原新代表-----ようやく民主党のメッセージが聞こえてきた。

民主党、前原新代表の政治ポジションは、彼が師事したした高坂正堯教授のスタンスが、僕がゼミで師事した、旧民社党系ブレーンの某教授と実は非常に近いこともあり、不思議なほど、ほとんどの主張に共感できる。
政治学徒としては端っこも端っこの自分ではあるが、やはり20歳前後に形作られた思想のスタンスは、「三つ子の魂百まで・・」か。

前原氏の政治ポジションには、米国型の新保守主義に対抗する、欧州型の民主社会主義の色合いが濃いが、平和主義をベタに掲げる、いわゆる「左翼」とは一線も二線も画す。共産党の主張と変わらないなどという批判があるが見当違い。また、改憲論であることから、「右翼」「タカ」の指摘もあるが、もともと氏の主張は、欧州の民主社会主義では常識の範囲内と理解する。自民党保守の国家主義的な思想とは根本的に異なる。これについては高坂氏の著書にも目を通すべき。

とにかく僕にとっては、その政治姿勢に賛同できる点が多い。

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September 18, 2005

Stay hungry, stay foolish ----ジョブスはやはり英雄だった。

jobs


コンピュータなどとは全く縁のない、ど文科系の学部を出た僕にとって、本屋の一角にあるパソコンのコーナーは異空間への扉だった。(今読み終わった恩田陸の「小説以外」によれば、恩田陸は子供のころから引き出しの奥とか、廃屋の入り口とかそうしたものを見て異空間への扉のように思ってどきどきしていたそうだが、あんな感じだ)
どうして、こうも自分にとってわからないものがこの世にあるのだろうと驚嘆し、そうした書物の前で熱心に読み耽る人たちの背中に焦がれた。

#いったい何を言っているのかと思った人、申し訳ない。これはまだWindowsも存在しない、遠い遠い大昔。人類がようやく二足歩行に成功してから間もないころ、「MS-DOS」という言語の時代の話なんだ。

それから後、僕はパソコンに嵌った。嵌ったという言葉はそういうときのためにあるんだろうと思う。実にそれからおよそ10年間、僕はコンピュータに関わる本しか読まなかった。買う雑誌は全てパソコン関連だし、小説を読むことも10年間なかった。信じられないことだけれど、嘘じゃない。

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September 16, 2005

生きていく理由

生きていく理由。

こう書いて、しばらく眺めている。

生きていく理由。

おかしなことに気づく。

まず一点目。
「この問いに何か意味がある?」

次。
「理由」がなくても生きていける。

最後。
今後「生きていく」とは限らない。

September 15, 2005

民意は多数をもって正義とは呼べない。----偽のテントウムシ(2)

議会制民主主義は、多数派のみが正義を知っていることを、証明するためのシステムではない。政治に関わる機会をすべての公民に平等に保証するための制度に過ぎないのであり、それは小選挙区制が、あまた検討された選挙制度のうちのひとつでしかないのと同様に、その実現価値に過度な信仰を寄せることは間違っている。

つまり、「民意の多数を確保したから正義なのであろう」あるいは「民意の多数を確保したのだから正義と考えるべきだ」などという見方は、議会制民主主義という一制度に過ぎない、いわばシステムに、ある種の価値観が最初から内在しているかのように思い込むという点において、危険な錯覚がある。

民衆の選択したことであるから、正義である、あるいは正義となるべきだという考え方は我らの世界の思想ではない。議会制民主主義は、そうした価値観を、その原初から内在していない。この国のすべての選挙権を持つ人々、富裕であれ、貧困であれ、異性愛者であれ、同性愛者であれ、無知であれ、教養人であれ、すべての人に公平に一票を与え、その結果には従うべきであるという取り決めである

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September 13, 2005

投票日の翌日に------偽のテントウムシ

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どうしてあんなことができたのだろう。今の自分からは想像ができない。

もう何十年も前の子供のころの情景である。小学校の低学年のころだったと思う。数人の遊び仲間が、「テントウムシ」を捕まえてはしゃいで囲んでいた。覗き込むとそれはニジュウヤホシテントウだった。テントウムシには似ているが、全く違う虫である。

「それはニセモノだよ!」

と僕は言い張ったが、誰も聞こうとしない。

「テントウムシだよ。」
「そうだよ、テントウムシだよ。」

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September 12, 2005

1行目か。外れにも程がある----自民大勝

およそすべての予想は、外れるために成されるとも言えるのである。それにしても限度というものがある。ここで前日に行った郵政法案の行方に関して、何行目で外れるであろうかと密かに予測していたが、まさか投票日に、それも1行目で外れるとは思いもしなかった。

悪夢の予想-----郵政法案の再審議で大変節が始まるぞ。



(予測1行目)
>●小泉自民党で単独過半数確保。しかし公明党を入れても3分の2には届かず。郵政民営化法案の衆院での再審議で可決する見通しが立たない。

驚嘆。


【補足】
まあ、今だから腹立ち紛れに言うわけではないが、当ブログは現状の公職選挙法の解釈には納得しかねるので、あえて意図的に「抵触の可能性を回避」していなかった。これについてはまた後日。

September 10, 2005

悪夢の予想-----郵政法案の再審議で大変節が始まるぞ。

投票日前に、選挙後の醜悪な政局について、予想をしなければならない善良で真摯な国民BigBanは不幸である。

●小泉自民党で単独過半数確保。しかし公明党を入れても3分の2には届かず。郵政民営化法案の衆院での再審議で可決する見通しが立たない。

●そこで、小泉自民はあっさり変節。あれほど大見得を切った法案の大幅見直しを始め、反逆分子の当選議員と、民主党を抱き込みにかかる。

●反逆分子は、法案の見直しは自分たちがカラダを張った功績
だと胸を張って復党

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September 09, 2005

投票ラブ・ストーリー?----憂国でアリマス

投票ラブ・ストーリーい?

問:貴国ノ若者ハ、ここまでやらないと投票をしてくれないのでアリマスカ?

答:そうでアリマス。

問:でアリマスか・・・

答:・・・・アリマス。

小泉vs岡田----それでも「危険」は「未熟」より「危険」だと僕は思う

logさんのところ経由でたどり着いた「遠藤浩一覚書」さんの「ギリギリの判断」の論旨が明晰で感服。 

僕自身は、岡田氏の「未熟」より小泉氏の「危険」のはうがややマシだと、苦渋の判断をしてゐるが、「未熟」のはうが「危険」よりマシと考へる人は、今回 民主党に投票するのだらう。民主党に投じる人々は、この政党の未熟がわが国にいかなる災厄をもたらすかについてよくよく考へていただきたい。他方、僕も含 めて、自民党を支持する人々は、この総理の「危険」に連帯責任を負はなければならない。自民党を支持するといふのは、そこまで考へ詰めてのことでなければ ならないと思ふ。この選挙が「愚かにして重要」たる所以である。(「ギリギリの判断」より抜粋)

差し詰め、僕は「未熟」のほうが「危険」よりマシ論、あるいは、それでも「危険」は「未熟」より「危険」論者であろう。問題はたとえ、ぼくが自民党に投票しなくても、結果への連帯責任を免れないということであり、それが選挙制に基づく議会制民主主義という制度のの基本とされていることである。

不快である。    

【参考記事】
シングルイシューの行き着く廃墟(2)---わずか数十万人と呼ぶ豪儀な非情
シングルイシューの行き着く廃墟---ポピュリズムは自ら大衆を愚弄する

September 08, 2005

シングルイシューの行き着く廃墟(2)---わずか数十万人と呼ぶ豪儀な非情

小泉首相を、公の席でヒトラー呼ばわりした亀井氏が嘲笑の的になっているが、勢力を固める過程の1時期、国民車構想という「シングル・イシュー・ポリティクス」を掲げて国民の称賛を得たのは、まさしくヒトラーである。

#1933年にアウトバーンの建設を発表し、自動車を国民の手の届くものにすることを宣言したヒトラーは、「国民車構想」をぶち上げ、1938年にはフォルクス・ワーゲン生産工場を起工している。

亀井氏が間違ったとすれば、小泉を600万人殺したヒトラー自身にあまりに安直に例えたことであり、むしろ彼はヒトラーを生み出した構造を持つ、当時の世論を批判しなければならなかったのである。

むしろ彼はこう言うべきだったのだ。

全ての国民に自動車を持たせるというヒトラーの政策に賛同したからといって、彼の他の政策を全てあなたは許したか?と。

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September 07, 2005

親というカルマ?

「親というカルマ」あ?

昼間、正気の時に読むと、何気に凄いこと書いてるな・・・

http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/ultra/2005/09/post_95d3.html

毒だ・・


【参考:はてなダイアリー】
karma。本人が作り出したとされる、宿命。業。

青い世界で

ある朝。

目が覚めたら、1人で青い世界を歩いていた。
空も、水も、地も、全てが透き通るような青に染まっている。

青い世界には、自分以外誰もいない。
深い水の底のように、しんと静まり返っている。

音が、ない。

気がつけば、僕の体も、青く青く染まっている。

こんなに青い体では、この世界に溶けてしまうじゃないかと、ぼんやり考える。

空気が、ひんやりと冷たい。

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September 04, 2005

ニューオリンズでイラク帰りの州兵が取り残された人々を殺す

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「意志の勝利」に一緒した、大学時代の友人の女性
は、幾星月あってからアメリカの男性と結婚した。今でも奇跡的にたびたび連絡をとっているけれど、その結婚相手の男性が確かニューオリンズ市出身だったことを思い出し、安否を尋ねた。
今では彼らは日本に住んでいるけれど、彼の実家は今でもニューオリンズにあり、お母さんと兄弟が住んでいる。

実家はやはり水に沈んでしまったが、とうに郊外に避難しているので命は無事だったのこと。だが、隣のミシシッピ州にあるおばあさんの家や、親戚の家の一部とは電話連絡が今でもつかず、インターネットの衛星写真で家の周辺を確認しているそうだ。衛星から見るとおばあさんの家はかろうじて水没を免れているように見えるのだけれど・・とのこと。おそらくGoogle Eartnのようなものを使っているのだと思うが、こんなところでGoogle Earthが役に立つなんて何と言うことだろう。

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September 03, 2005

ニューオリンズのハリケーン被害---なぜ渡航情報を出さない?

ハリケーン「カトリーナ」によるニューオリンズの被害が、想像を絶する事態になっていることに驚きながらネットを巡回していたら、この期に及んでも、今現在(9月3日昼現在)同地域への外務省による渡航情報が何も出されていないことに気がついた。
外務省海外安全ホームページには、「外務省からのお願い(ハリケーン・カトリーナ)」として

「米国ルイジアナ州およびミシシッピー州に滞在されている方、あるいは待避所へ避難されている方は、日本の留守家族へ御自身の安全等現状を連絡してください。」

とだけは掲示されているが、このサイトによれば同地域への渡航は事実上制限がない状態になっているため、各旅行代理店の、当該地域方面へのツアーにも制限は加えられていない(もちろん旅行会社の判断で自粛しているところはある)。

確かにテロが起きたというような種類の治安悪化ではないが、テレビ等で報道される同市の状態は壊滅状態に近いものであり、同時に略奪や発砲事件、警察力の低下による一部地域の無政府状態など、安全は極端に悪化しているという。

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その者は僕ではないので。

君の心の中に、君を苦しめる卑しい顔をした者が立っていたら
それは僕ではない。

君の心の中に、君を苦しめて平気な顔をしている恥知らずがいたら
それは僕ではない。

その者は僕ではないので、君が首を絞めて殺してしまってください。

その者は僕ではないので。

「親でもないくせに」へのオマージュ-----不可逆の悪魔

親であることを超えることはできないのだろうか。親という絶対肯定を保障されなかった自分も、いつのまにか、すでに正しく「人の親」になった。それでも思う。人は「親」というカルマを超えることはできないのだろうか。

おまえのためを思っている、と大人は気軽に口にし過ぎる。それは生きている限り同伴者たる覚悟がなければ口にしてはならない言葉だ。
おまえのためを思って言っていると言いながら敢えて人を殴ることをするのであれば、その覚悟によってより先鋭的に自分が試されているのだという畏れを抱き、それを乗り越えなければならない。
人のためを思って殴るのであれば、彼は絶対に、失職しようとも、逮捕されようとも、裁かれようとも、世間から糾弾されようとも、それがために誰からも見放されても、絶対に謝ってはならないのだ。
誰かがそれを口にするたび、私は内心、哂う。親でもないくせに、と

「親でもないくせに」(たゆたえど沈まず)より

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September 02, 2005

横軸の方向へ

僕の心は、時の流れに沿って延ばしてはならない。
僕の心は、過去から未来に向けて延ばしてはならない。
未来から過去へ向けても延ばしてはならない。

心が時に寄り添っている限り、誰も救えない。
自分も救われない。

もしも時間の流れが縦軸の方向であるとすれば
僕はおそらく横軸の方向へ、心を広げるべきなのだ。

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自民党のブロガー会見-------自民党広報本部長への質問(2)

泉さん、お疲れ様。
自民党広報本部長の世耕氏へのGripBlogの泉さんのインタビュー動画がここに掲載されているので、関心のある方はごらんになるといいと思う。

ビデオで見る世耕氏の印象は、明晰、利発、歯切れがよくてきぱきとしゃべる方である。私の2つの質問のうちの1つ、除名と復党に関する党の規約などに関して、泉さんが質問してくれた。このインタビューに収められている。

【質問】

自民党の場合、除名、あるいは復党に関する基準は、党規約で明確に定められているのか?

除名のほうは、おそらく規約があると思うが、復党を許すことについては、それらの人たちが当選して自民党に戻ることで議席を確保できるという理由以外、非常にわかりにい部分があるが、復党の際に決まっている手続きや基準などがあるのか、ないとすればどういう観点で復党を許すのか、ここのところが明示できることは重要だと思うが、これについていかがか?

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