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December 08, 2005

砂糖水の話

この話は長くなるからまた今度・・と向こうでコメントしてしまったけれど、そしてJobs(こいつもJだな)を擁護する気はさらさらないんだけれど、「砂糖水ごとき云々・・」はちょっと違うと思うので、ここでコメントしておきます。

あの時代の空気としては、新興勢力としての西海岸のJobsやGatesやその他、むさい若者が今のライブドアみたいに、にゅきにゅきと台等してきた時期なわけでしょ。新興勢力であるが故のつっぱりやコンプレックスを、当時の西海岸の奴らはすっごく持っていたわけ。で、「砂糖水」を売っていたスカリーは、ジョブスにとっては「東海岸のエスタブリッシュ」の代表だったわけです。(このあたりの空気は、もう誰も読まないスカリーの自伝スカリー―世界を動かす経営哲学」にも詳しいです。)東の企業文化と西の企業文化にはものすごい精神的な差があった。西のコンピュータカルチャーはヒッピーで反体制で長髪でジーパンで、Appleはその総本山だったんだけど、東への反発というかコンプレックスというかすっごくあって、東は東で新興勢力を不気味な目で眺めていた。スカリーなんてもう、すっごい決心で人生捨てるみたいなノリでAppleに来るわけです。

その延長で理解しないと、「砂糖水」は読み違えると思います。あれは誇大妄想とコンプレックスに裏打ちされたJobsのタコ突っ張りであって、現代の感覚での「砂糖水ごとき・・」ではないんです。
まあそういう読み違いがされるくらい、コンピュータカルチャーはこの四半世紀で成熟したとも言えると思うのだが。

まあ、ライブドアがフジテレビに対してとった態度とか、最近経団連に入りたいとか、ぼけたことを言っているのを見れば、あの当時の空気に多少は近いものがあると思うんですよね。フジやTBSが砂糖水を売っているのかどうかは知らないが。

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●ブロガーという属性(愛に史観を)
●僕らは静かに消えていく

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