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June 03, 2006

週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(2)----歌田氏の回答

歌田さんから、早速ご回答をいただいたのでまずそのまま公開します。回答に関する論評は後で別に書きます。

---------------------------------------------------------------------
XXXX(実名)様

ご質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。

ひとつひとつお答えしませんが、基本的にブログ記事等の情報にしたがったも
のについては、原稿中にそのむねを書いておりますので、原稿をお読みいただけ
ればわかるかと思います。

そのうえで、今回のご質問には直接かかわりないことですが、私が当該の連載
を始めるにあたっては、普通の人が普通にネットなどを通して集めたり接した情
報で、何が言え、どんなことがわかり、考えられるかに興味があって始め、それ
を原則にして書いてきましたし、少なくとも今のところこの連載についてはそう
いう形で続けるつもりです。
また、私は、口頭で述べられたことよりも、文章として記したことのほうが証
拠能力は高いということも常々思っています(いうまでもありませんが、どちら
も虚偽の証言をすることはできますが、テープを回して公開でもしないかぎり、
言った言わないの水掛論争になりがちな口頭の証言に比べて、ともかくもネット
で書かれたことは残っていて公開されているという意味です)。というわけで、
ネット上で公開されている情報をできるだけ使うようにしています。

なお、ご質問をいただく以前に次の原稿が校了になっておりましたが、滝本弁
護士の主張も興味深く拝読しましたので、こんどの火曜日発売の号で取り上げさ
せていただきました。

今回はお返事を出させていただきましたが、自分の名前だけは伏せて公開し、
私のほうから見て意味のある質問と思われない場合は、お答えしないことがある
ことを付け加えさせていただきます。
余計なことですが、立派なお仕事もされているようですし、いろいろなご意見
がおありのようですから、自分のお名前を出して主張されたらいかがでしょう
か。ご承知のとおり、名前を名乗っていてもいろいろなことが起こるネットでは
ありますが、まだしもそのほうが、ご主張の信頼性も増すかと思います。

なお、ブログで公開される場合は、全文を掲載していただくようお願い申し上
げます。再びお名前を伏せて公開されるのはご自由ですが、その場合は、「ご質
問内容にかかわらず」、これ以後の質問にお答えするつもりはございませんの
で、ご了解ください。
よく読んでいただければわかると思いますが、該当の記事は、あなたのように
ネット・リテラシーもあり弁も立つ方が、仮面に隠れて特異な言論活動をしたと
きの意味について問題提起したものです。
(あなたのブログをよく読んでいる方は、一見ニュートラルな質問の背後にあ
る意味について容易に察するとは思いますが)一応きちんとした質問状を送られ
たので、今回の手紙がさしあたり問題だとは言いませんが(だからお返事するわ
けです)、松永氏の件は、まさに「ネット・リテラシーもあり弁も立つ人が、仮
面に隠れて特異な言論活動をする」ことの危険性について考えさせるものでした。
松永氏は、ペンネームにしてもリアルな世界でそれなりの蓄積があり、失うと
困る名前を明らかにしていたわけです。その行為を問題にされているあなたも、
ネットで言論活動をされているわけですから、最低限、「松永氏なみ」の対応を
されることを望みます。
自分は、オウムでもないし、明らかにする必要はないと言われるかもしれませ
んが、あなたの文章を読んでいるわれわれにはどういう方かわかりません。(オ
ウムでないにしても)別の意図があるかもしれません。名前があれば疑いが払拭
できるわけではありませんが、そのお名前が失われると困る場合は、発言するこ
とにそれなりにリスクを負うわけで、説得力が出てくるということはあるでしょう。
こんなことは、すぐれた知性のあるあなたにはよくおわかりのことと思いま
す。にもかかわらず、やられているのは、何かわけがあるのか‥‥(笑)。まあ、
ネットの中のわれわれはそういう藪の中みたいな状況にあるということを、先の
原稿で言いたかったわけです。

あなたの文章には、納得できることもありましたが、このごろのいくつかのご
主張には敬意を感じることができません。おそらくこれが最初で最後のお返事に
なるかと思いますが、ご健筆をお祈り申し上げます。

歌田明弘 

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Comments

うーん、歌田氏ずれていますね。
松永氏とBB氏の匿名性を同一視している。

① 松永氏がその裏に抱えているオウムは、これまでの反社会的活動という実績がある。
  BB氏には(少なくとも市井の一市民にとって目を引くようなものは)ない。
  その点を無視して、いかにもBB氏が後ろめたいことがあるかのような
 印象操作をしようとしている。これじゃ歌田氏のやり方もオウムと変わらない。
  相手がオウムだからこそ、BB氏が個人情報に関して慎重になっている、という点を
 理解していないのか、分かってて無視しているのか。 
② ”最低限「松永氏なみ」”ってのも分からない。松永氏だって、リアルの世界での接点がない
 私からすれば、未だに極めて匿名性の高い人。その点では、ブログ上は匿名だけれども、
 争点となる相手に対して面が割れているBB氏と変わらない。
  何を持って、BB氏より松永氏の方がオープンだと考えているのか。
③ BB氏が本ブログで公開することを知っていながらこのような返答を返したということは、
 歌田氏は自分の認識に自信を持っているということ。
 彼はこれまでの経緯をきちんとレビューしたのかな?
 好んで自分の評価を下げているようにしか思えない。
 
 いずれにせよ、経緯を正確に認識せずにこの対応をしたのであれば、歌田氏はIT世界での言論は
出来ても、社会的問題にコメントする資格なし。
 確信犯であれば、もっと問題。アレフブロガーWEBの次の標的になりますね。

空気読み中?

 歌田明弘氏が誤解(曲解)をしており、BigBang が今回の質問状であえて触れていない「ある点」について言及する。“あえて”と表現したようにBigBangは何らかの意図(もしくは手法と言ったほうがいいか)で「ある点」に触れていないのだと思うが、このようなやり方をしているから相手の誤解を招くのだということ。そして「ハッキリと、子供に言って聞かせるように書かなければ理解できない人がいる」ことを再度指摘して投稿の動機にしたい。

 なお、コメント欄でこのような文章を書くのはマナー違反だが、「GripBlog報道メディア設立企画書について思うこと(8)----結局BBは何が言いたいのか」(以下「何が言いたいのか」)に私の文章を使用した「料金」だと思って、一度だけお許し願いたい。

 今回の騒動は松永氏がオウム信者であったことだけがクローズアップされている。この騒動を論評するブログや記事は、ほぼ例外なくオウムに論点が集中しており、これはBigBangが質問状を送った「われわれはみな「隠れオウム」の容疑者」も同じだ。

 しかし今回の騒動で問題なのはオウムと社会の関係ではなく、ましてや歌田明弘氏の言う「ネット・リテラシーもあり弁も立つ人が、仮面に隠れて特異な言論活動をすることの危険性」でもない。問題は騒動の大きさに比べてあまりにも「事実」が少ないことなのだ。

 確かに松永氏がオウム信者である(だった)ことは自身の告白とその他の「事実」でわかった。しかしそれ以外の「事実」は泉氏および松永氏とその周辺から流れている、いわば何の裏付けも証拠もない当事者の「証言」だ。

 このような状況にもかかわらず、歌田明弘氏は「泉氏にサーバーを貸していた男性」と「umeさん」を取り上、泉氏や松永氏の「証言」を何の根拠もなく「事実」と認定している。歌田明弘氏は「普通の人が普通にネットなどを通して集めたり接した情報で、何が言え、どんなことがわかり、考えられるかに興味があって始め、それを原則にして書いてきました」と言っているが、要するに私たちと同じく当事者の発信した「情報」しか持っていない。

 冒頭に書いた「ある点」とはなにか。
 それは泉氏を批判する人の多くは「umeさん」なる人物が本当に存在するのかを疑っているということだ。仮に存在したとしても、それは泉氏の説明するそれとはまったく違うのではないか、と疑っている。歌田明弘氏は「何を馬鹿なことを」と思うかもしれない。ならば問う。あなたは泉氏が「古くからの友達」であると語り、ネット上に本人が書いたとされるテキストが残っている以外に、「umeさん」が実在の人物である証拠を持っているのか?泉氏の「証言」が「事実」である確証をもっているのか?

 「何が言いたいのか」に掲載された文章で、私は「BigBangは泉氏やその他関係者に対して「ジャーナリズムとしての責任」を問うている」と書いた。なぜなら「ジャーナリスト」を自称した以上、そこには個人のブログを超えた説明責任が存在するからだ。ましてや今回のように報道機関の起ち上げを計画し、その計画に広く賛同者を募ればなおさらである。だが、泉氏はいまをもって明確な事実説明を行っていない。

 BigBangや私を含む多くの人たちはこのような泉氏の姿勢を問うている。ジャーナリズムの存在は私たちの「知る権利」によって支えられているのだから、私たちは大手メディアを批判するのと同じく、泉あいという自称「ジャーナリスト」を批判する。批判する姿勢に実名や匿名の違いなどないし、批判されるのが嫌ならば「ジャーナリスト」にならなければいい。

 実名でなければ信用できないと思うのは歌田明弘氏の勝手だが、ならば今回の騒動の中心人物でありながら、まったく姿を現さない「umeさん」の「仮面に隠れて特異な言論活動をすることの危険性」はどう考えているのか?「umeさん」なる人物は、まったく表に出ないまま言論機関の起ち上げを企画し、いまもなお姿を現さない。松永氏は自分の素性を偽り「仮面に隠れて特異な言論活動」を行っていた。これらを許して匿名のブログを非難する根拠はなにか?

 松永氏というオウム信者の存在は騒動の「原因」であったが、本人が認めたいまとなっては情報開示を強める「要因」でしかない。こんなことをいつまでも面白がっているのは一部の子どもだけであり、大半の人はオウム批判ではなく、泉氏の不可解な言動を批判している。そもそもオウムと社会の問題は、このようなあやふやな騒動を元に語るような軽々しいことではない。

 にもかかわらず、誰が存在してどのように関わったかという最低限の事実さえ証明されていない現状で、歌田明弘氏は存在すら怪しまれている人物を持ち出して「オウムと社会の関係」を語った。事実確認をしない己の怠慢を「普通の人が普通にネットなどを通して集めたり接した情報」などという言葉にすり替え、オウムを利用して社会批判をするなど、物書きとして最も恥ずべきことだろう。

 私はBigBangを擁護するつもりはない。むしろかなり批判的だ。しかし、歌田明弘氏のように自分の主義主張のため見当はずれの出来事を持ち出して悦に入る人が多いために、今回の騒動が混乱していることにうんざりしている。

この問題については、
周辺ブログにコメントしないかも、
って、どこかで書いたのですが・・・。

>BigBang氏
恩師が他界されたという状況。
気持ちが荒れたり、ささくれたりしてるかも知れません。
冷静さを失わず、相手の挑発的言に乗らないことを祈ってます。

>読んでるかわからないけど歌田氏
私は、部分的な言葉(私は悪質な言葉だと考えます)
が、どんどん力を抱いて、歩き出すこと、それを懸念しています。
その辺は、あなたにも良く考えて欲しいと匿名の私が吼えています。

この返答では、ume氏の裏を取ったかどうかは判別できないですね。一般的な実名匿名論争に摩り替えているようです。
裏を取っていますか、と聞いて、取ったという返答がない以上、取っていないと判断せざるを得ません。しょせんその程度の書き手だという感想を持ちました。松永氏の件とume氏の件(それが実在するとしても)はまったく別個の事情によるものですが、意図的か、知能的な問題からか、混同されているようです。
歌田氏も随分感情的な言葉を記されているので、「恥知らずとはこういうことを言うのだと思った」という感想を記しても許容してくださると思います。

匿名で何をしようが、本来的には各人の自由ですが、それに伴う事象について批判をするのもまた各人の自由です。
松永氏の場合は、具体的な証拠があり、かつ、過去において情報操作をなそうとしていたということがありました。
その何も分からない状態で、野田氏の告発があったわけです。政党にどのように関わり食い込んでいるか、分からないまま、松永氏の過去の経歴が具体性を帯びてぽっと浮び上がったのです。
現在分かっている事柄は当初には何も分かっていなかったことで、それは主にBigBang氏の活動と、それに対する松永氏の自身の判断に基づくレスポンスで明らかになっていきました。
松永氏には当然、疑惑に対してどう返答するかというご自身の判断があったはずですが、歌田氏のような視点では松永氏の自主性を軽視し過ぎているように思います。
おもむろに飛び出た、「BigBang氏の経歴への疑惑」(笑)ですが、今後、じゃあ、実名にしましょうと考えるかどうかはBigBang氏の判断に委ねられているように。
私は歌田氏のおっしゃるようなことは至極馬鹿らしいと考えますが、少なくとも今後実名にしなければ彼の「信用」は得られないようです。そこにどれだけの価値を見出すかという判断ですね。
松永氏にも疑惑の諸々に返答しないという選択肢が当然ありましたが、その疑惑の所有者の「信用」に価値を見出したから、返答したのでしょう。それは彼の事情、彼の判断であって、余人には関わりはないし責められるべきことでもありません。
松永氏、ume氏、BigBang氏と並列で見て、匿名、ペンネームであるという点では共通していますが、具体的な社会性を帯びた疑惑があるかと言う点が大きく異なります。
松永氏はペンネームで活動していたから批判されたわけではありません。

自分の発言の問題を指摘されたガ島氏が「引用するならやはり事前了承がマナーでは」とマナー問題にすり替えたのは、真性引き篭り氏に看破された通りであるが、質問に正面から答えずマナー問題で切り返す手口は、かのGripBlogで泉あい氏の手法に疑問を投げたコメンターに対する礼賛者の攻撃でもよく見られた。「これ以上はお答えしませんが」というお断り付きの回答もGripBlogで目にした気がする。歌田氏はBB氏のGripBlogに対する追及に何らかの「隠された意図」があることを匂わせているようだが、こうした印象操作も、泉あい氏の「あなたからアプローチしてきたくせに」という反撃を思い起こさせる。彼らは論理に自信がないからマナー問題に論点をずらす。主張する者には責任が伴う。自らの主張を論理立てて説明できない者に、そもそも主張する権利などない。紙媒体であれ、ネットであれ。その点、「議論から逃げたくなる。自分は本当に気が弱い」という言葉を残して逃げた湯川氏は誠実な人だった。

>名無しの某さん
お見事!混乱していた頭がスッキリしました。
歌田氏は間違いなく問題にすべき点が間違っている。

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