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June 02, 2006

週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書

週刊アスキー(2006年6月月13日号)掲載記事に関して、本日、質問書を週刊アスキー編集部と、歌田明弘さんに送付しました。記事の重要性を鑑みて、質問は実名で行っています。

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質 問 状

歌田明弘 様
週刊アスキー編集部 様

貴下益々ご清祥のことと存じます。

XXXXXX(実名)と申します。

早速ですが、今回、歌田明弘様が執筆されました、「週刊アスキー」(2006年6月月13日号)における「仮想報道 われわれはみな”隠れオウム”の容疑者」の記事の内容に関しまして、お尋ねしたき重要な件があり、誠に不躾ながら質問状をメールにて送付させていただきます。

まず前提ですが、私はGripBlogの泉あいさんが企画いたしました2005年10月31日の「民主党ブロガー懇談会」の参加者として、記事中に紹介されました松永英明さんと同席いたしました。また後に触れますが、泉さんが企画しておられた「報道機関設立構想」の一部作業に関わりを持たせていただき、その後も後述するブログで、この問題を数回継続的に取り上げて参りました。その関係からこの問題に関しては、広義の意味では関係者であると考えております。その観点からのご質問であることを、あらかじめご理解のほどをお願いいたします。

(この質問文とご回答は私のブログBigBang(http://ultrabigban.cocolog-nifty.com/)においても掲載させていただきますので、あらかじめご承知ください。)

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「仮想報道 われわれはみな”隠れオウム”の容疑者」の記事中で、松永英明氏と泉氏の関わりに関する一連の騒ぎの中で、「実質的により深刻な被害を受けた」のは「泉氏にサーバを貸していた男性」かもしれないとして、「『オウムの謀略をたくらんだ黒幕』といった声があがり」、会社を退職しなければならなくなった、と記述されております。また、会社が「オウムとは無関係だと証明するよう求めてきた」こと、さらには警察へ行っても「まずあなたがオウム信者でないことを警察に証明してください」と言われたという、いきさつを紹介されております。
この男性はネット上では泉さんが「umeさん」として紹介されている男性であろうと思われますが、この一連のエピソードの紹介は、本記事「われわれはみな”隠れオウム”の容疑者」において重要な位置を占めると思われます。既に当の「umeさん」からの同様の説明がGripBlogでなされていますが、その事実関係に関する質問にはこれまで具体的な回答がありません。またこれ以外にも、泉あいさんの報道機関設立企画に関して、ネット上で(私を含めて)説明を求める声が上がっています。

そこで以下の8項目の質問にお答えいただきたく存じ上げます。

(1)この男性「umeさん」に「退職の経緯」について、直接取材をされておられますか。

(2)「umeさん」の実際の氏名、身分、所属について確実な証拠に基づき把握をされておられますか。

(3)「umeさん」が、所属されていた会社との間に、実際にこうしたやり取りが生じたことについて、あるいは実際に退職したことについて、会社側に直接事実確認もしくは取材をされておりますか。そして企業名や会社側とやり取りの生じた日時、場所など客観的に証明できる事実を確認されておりますか。

(4)警察が「umeさん」に「まずあなたがオウム信者でないことを警察に証明してください」と言ったことについて警察に直接取材をされておりますか。さらに所轄警察署や対応した警察官の氏名、実際にやり取りの生じた日時、場所など客観的に証明できる事実を確認されておりますか。

(5)「umeさん」は、退職の発端を作ったのは、GripBlogのコメント欄にコメントを寄せた黒崎氏が原因であるとして、黒崎氏を告訴する意向である旨、発言をされましたが、その後黒崎氏によれば、直接連絡の経路を開いたにも関わらず、「umeさん」からの具体的な連絡はなく、訴訟についても未だ全くなされていないという不可解な状態が続いているとのことですが、この経緯をご存知ですか。またこの点に関して取材はされていますか。

(6)泉あいさんのネット報道機関設立構想の一部に、松永英明さんがアドバイスを行ったことから、その関わりの詳細を明らかにしていただくよう、泉さんに要請していますが、未だ明確な回答をいただけておりません。この経緯について、今回の記事では全く紹介されておりませんが、この件に関して取材をされていますか。また次号以降で取り上げる予定はございますか。

(7)次号では、松永英明氏のインタビューを紹介する旨、記事末尾にて言明されていますが、松永英明氏のインタビューは、教団内部から見た、オウム信者としての非常に貴重な証言である一方で、現在分裂が決定的とされるオウム真理教の一方の代表である、上裕史裕氏に対する批判的発言も多く含まれています。松永氏の真意は別として、このインタビューを紹介すること自体が、反上裕派(反代表派)のプロパガンダに使われる危険性も、指摘されています。この件について、どのような見解をお持ちですか?

(8)上記の松永氏インタビューの後、泉さんは、オウム真理教問題に長年取り組んでこられた、弁護士の滝本太郎氏にもインタビューを行っておられます。滝本氏は、先に松永氏になされたインタビューの内容の一部について、問題がある危険な部分を具体的に言及されておられます。松永氏のインタビューを紹介するなら、この滝本インタビューの内容にも触れないと、著しくバランスを欠いた記事になるのではないかと懸念されますが、この点に関してどのようにお考えですか?


最後に、オウム真理教が教団分裂という重大な節目を迎えている現在、この件は非常に重要な問題を多数孕んでいると認識しています。教団を去り、市民社会で一般の生活を願う元信者の方たちの人権が最大限に保障されなければならないのは言うまでもありませんが、一方で教団のこれまでの歴史を考えれば、事実の経緯と確認は慎重の上にも慎重になされなければならないことは、今更素人が申し上げるべきことでもないと存じます。残念ながら今回の記事に関して、それらの配慮について、十分に読み取ることができませんでした。

権威ある「週刊アスキー」の読者に伝えるべき内容と与える影響の重大性を十分鑑みていただき、歌田様と週刊アスキー編集部様に、誠意ある回答をいただきたく、平にお願いする次第であります。

次号の編集作業も並行して進んでいる頃と思われます。勝手ながら1週間以内程度の期間で、ご回答いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

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