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September 29, 2006

「民主主義」を巡る切れ切れの話---自由と平等と2.0

民主主義が、ある種の「大衆主義」「衆愚主義」として捉えられ、選民的なエリート思想と対比されることはしばしばなされてきた。歴史的には、「君主制」の圧制を打ち破るために蜂起した「人民」主導の「人民による政治制度」=民政を君主制に対抗する政治的システムとして位置づけたのであり、その延長として暴力的な「衆愚」に陥る道程の危険があることは、民主主義を批判する論者がしばしば唱えてきた視点であり、目新しい視点ではない。(ここでも選民思想2.0とくると、またかと思う。またかと何度も思っていることも何度も書いてきたが。)

Web2.0の背景にある考え方。(備忘録ことのはインフォーマル )

選民思想2.0または少衆主義(404 Blog Not Found)

ちとまいったかな(finalventの日記)

おそらくあまり噛み合わないが、少し。


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September 26, 2006

花魁、そりゃァあんまり袖なかろうぜ---「籠釣瓶花街酔醒」

Kabuki

人に薦められて、歌舞伎座9月公演「籠釣瓶花街酔醒」(かごつるべさとのえいざめ)を観て来た。能はよく観るけれど、歌舞伎は本当に久しぶり。何年ぶりかの歌舞伎座(何十年?)

一幕見席は1100円(安い)で、17:45から発売。予想していたことではあるのだけれど、着いたときには長蛇の列で、立ち見になってしまったが、2時間、苦にならず。
今更だけど、歌舞伎座には沢山の外国の人が観にくるんだねー。一幕見席という性格上、冷やかし(?)っぽい人も多数。で、最初は「Ohーーーーー」とか言っているけれど、挫折して去る人も多し。英語表示はもっと多いほうがいい。

一幕見席は4階なので、花道は見えず。悔しい。花道近くに座っている人が上級市民のように思えた。

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September 23, 2006

なぜ君が代を歌わないと処罰されるのか(3)----東京都教育委員会の10.23通達に地裁違憲判決

当ブログでは、国旗掲揚と国歌斉唱に関する事実上の教職員への強制を定めた、都教委の、いわゆる10.23通達について、「強制は違法、違憲」であるという見解をかねてより表明してきた。その流れにおいて、今回の東京地裁の判決は歓迎している。

但し、一部の言論では、この判決の位置づけをいささか誤解している向きもあるように思われるのでちょっと書いておこうと思う。

国旗国歌:都教委の「強制は違憲」東京地裁が判決 

 入学式や卒業式で日の丸に向かっての起立や君が代斉唱を強制するのは憲法で保障された思想・良心の自由を侵害するとして、東京都立高の教職員ら約400人が都教育委員会を相手取り、起立や斉唱の義務が存在しないことの確認を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。難波孝一裁判長は「強制は違法、違憲」と判断し、起立や斉唱の義務がないことを確認したうえ、一人当たり3万円の慰謝料の支払いを命じる判決を言い渡した。
 都教委は03年10月23日、都立学校の各校長に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」という文書を通達。国旗に向かって起立 ▽国歌斉唱▽その際のピアノ伴奏▽こうした職務命令に従わない場合に服務上の責任を問われることを教職員に周知--との内容で、これに従わず懲戒処分を受けた教職員らが提訴していた。
 判決では、「国旗掲揚、国歌斉唱に反対する者も少なからずおり、このような主義主張を持つ者の思想・良心の自由も、他者の権利を侵害するなど公共の福祉に反しない限り、憲法上保護に値する権利。起立や斉唱の義務を課すことは思想・良心の自由を侵害する」と判断。
 さらに、「通達や都教委の一連の指導は、教職員に対し、一方的な一定の理論や観念を生徒に教え込むことを強制することに等しく、教育基本法10条1項で定めた『不当な支配』に該当し違法」と指摘した。(毎日新聞 2006年9月21日 16時21分)

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September 18, 2006

葵上とブログ世界と闇を巡る断章

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能を多く見てきたことは以前にも書いたが、能「葵上」の鑑賞は数え切れないほどの数に及ぶ。能でも屈指の人気曲であるため、それは各所で繰り返し繰り返し演じられるのだが、この演目は、一方での大衆的人気曲「羽衣」の清清しさに比べて、何とも陰湿な人の業の深さを表現している。

六条御息所は、教養豊かで理知的、かつては源氏と交わす和歌やもてなしにも典雅な気品が匂い立ち、源氏の心をとらえた女性である一方で、源氏より七歳年上であることなどから、いつかは源氏が自分のもとから去っていくだろうと不安を抱え、若く美しい正妻・葵上に対する嫉妬がつのる。それでも高貴な身の上、はしたない行動には出られず、じっと耐えている。そんな六条御息所を打ちのめしたのは、賀茂の斎院の御禊(ごけい)の折、都大路を行列する斎院と光源氏らの姿を一目見ようと出立した六条御息所の車が、後から来た葵上の車に押しやられ、打ち払われた事件。散々の恥ずかしめを受け、その上源氏の晴れ姿を見ることも出来なかった。この屈辱の経験が深い恨みとなって、生霊(前ジテ)となって葵上に取りつき苦しめることになる。その行為は自分では押しとどめることができないが、恥ずかしく悲しく感じている。
薬石効なく、ついに修験者が呼ばれ祈祷が始まると、生霊は怒り、鬼の姿(後ジテ)で現われるが、最後は般若の姿のまま、法力によって浄化される場面で終わる。

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September 15, 2006

Wでは破廉恥も陰謀論として語られる

植草元W大教授が、また痴漢でつかまってしまったわけだけれど、以前にW大の教授であったころに起こした手鏡事件も、Wの内部では、大真面目に陰謀論として語られていた。大学当局に嵌められただとか、小泉政権・竹中平蔵の陰謀だとか、植草教授の人脈と結びつけて大真面目に語られた。

僕は当時、その陰謀論のあまりの「トンデモぶりぶり」に、唖然としていたが、語る側は大真面目であり、都の西北は一時植草教授を救えという悲憤に満ち満ちて、鳥泣き魚の目に涙であったのである。(局所的にね)

実際、大学では権力闘争とセクハラがなぜか結び付けられることが多い。つい先日も学生には人気が高いが、大学当局に面白く思われていなかった某教授が、院の女子学生にセクハラを働いたとして免職になったという話があった。

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Wに棲まう革命的な人々のこととオーマイニュース

この間教授の研究室に行った時にPCを見て、これではあまりに無防備であるからウィルス対策ソフトのパターンファイルの更新位してやろうとあれこれやっていたら、ふと彼が変なことを言う。

「俺のパソコンは時々誰かが覗いてるんだよな」

は?何を言っているんだろうこの人はと思ったら

「夜中に時々誰かが研究室に入ってきてさ、物の場所が変わっていることがあるし、ちょっと前だけれど。で合鍵を作られちゃってるらしいんだよな」

先生、ぼそぼそと恐ろしいことを言う。オカルトのような話だが、これはWに棲まう、あの革命的な人たちの仕業だという。何年か前、教授はちょっとしたことで彼らとの交渉の窓口にならなければならない羽目になり、徹底的に目をつけられた。何人かのプロメンバーが卒業したくないとへばりついていたのを、無理やり卒業させてしまったこともあるらしい。これが10年も前の話ではない。つい1-2年前のことである。

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September 11, 2006

オーマイニュースの広報感覚はどうだったのか---シンポジウムに関してもう少し

さて、先日のオーマイニュースのシンポジウムは、事前の告知を見る限り、

4.主催・協力 オーマイニュース、早稲田大学GITI・境研究室、Future Planning Network(フューチャープランニングネットワーク)、ブロガー有志ほか

となっている。
まず、一体主催はどこであったのかという問題があって、ここに羅列された全ての団体が主催なのか、それとも主催は当然オーマイニュースであって他の団体は協力と言うことであったのか、シンポジウムに出席した私にも、そのへん定かではないのだが、ともあれオーマイニュースを主体としながらも、多分にボランティアードな運営がなされていたようである。

とはいえ、だ。

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September 03, 2006

「ブロガーXオーマイニュース『市民メディアの可能性』」レポート(2)

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鳥越氏退場後、10分ほど休憩。

この間に、佐々木さんに声をかけようと思ったが見つからず。ナーバスな私は会場をきょろきょろ見回すが、知った顔はいない。どうしようかな、徳力さんと話そうかな。しかし徳力さんは忙しそうだな。

ガ島さんに挨拶でもしようかな。・・・まいっか。

などとぐだぐだしておりました。

で、シンポジウム再開。

冒頭で

平野氏
「準備ブログと本番ブログでは運用の方針を変えておりまして・・・諸々説明」
「実名については、(鳥越さんはああ言っていましたが)我々はかなり柔軟に考えています」

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「ブロガーXオーマイニュース『市民メディアの可能性』」レポート(1)

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早稲田大学での開催と言うことで、これは行かなければと開始時間を3分ほど回って会場を訪れてみると、満員の盛況。TBSのカメラも来ていて、既にシンポジウムは始まっていた。

シンポジウムの主な流れを再現する。

●なお、当日予定されていた実況中継は早稲田大学の回線側との技術的な問題があり、実施できないとの発表があった。司会のガ島氏より、もしも外に発信できる人がいれば、その旨流してくださいとアナウンスがあったので、携帯から僕もブログにアップした。

ブロガー×オーマイのシンポジウム・中継について(ガ島通信)

●来場者のうちおよそ20人程度が「ブロガーである」ということである。また後にも書くが市民記者は2-3人。観客の年代は20-60代と幅広い。

●関係者の発言はできるだけそのまま再現しているが、ニュアンスや、発言内容など問題がありましたら、発言者の方、指摘して下さい。修正します。

壇上(といってもフラットな床なので見づらい)にはパネラーとして

・鳥越俊太郎(オーマイニュース編集長)
・平野日出木(オーマイニュース編集次長)
・中台達也(オーマイニュース記者兼編集者)
・佐々木敏尚(オーマイニュース編集委員)

ここまでが一応オーマイニュース側。他にブロガー側として

・山口浩(H-Yamaguchi.net)
・磯野彰彦(@竹橋発)
・いちる(@小鳥ピヨピヨ)

そして司会は我らが

・藤代浩之(ガ島通信・NTTレゾナント)

(敬称略)

会場には企画元のFPN徳力氏の姿も。

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September 02, 2006

オーマイニュースシンポジウム出席中

オーマイニュースシンポジウム出席中

早稲田に来ています。生中継はできなくなりましたということです。早稲田との回線の問題だそうな。もう鳥越さんは退席されました。

詳細は今夜でもあげます。

終わったところで、初対面の佐々木さんに挨拶。
ごにょごにょと立話をしてきました。
ま、それができて良かったかも。

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