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May 25, 2008

「優秀な」日本と「憐むべき」警戒心

何とか猛々しいではないけれど、国連事務総長の必死の説得に高慢に応じる形で、ビルマ軍政は海外からの人的支援を受け入れることをやっと承諾した。決断には、内政への政治的介入を行わないこととといった条件がつけられており、皮肉にもビルマのサイクロン被害者を救おうという国際社会の善意が、政治的に逆手に取られた形になった。

間もなくビルマでは、アウン・サン・スーチー氏の自宅軟禁がさらに延長されるかどうかという重要な期限を迎える。軍政がこれを延長するのはほぼ確実とみられており、これに対して抗議の声を上げることが、少なくとも国連レベルでは困難になった。懸念されていたように、政治的取引として外国からの援助さえも、自国民の生命と一緒に人質に取られたとしか言いようがない。ここまでして権力にしがみつこうとする、意志とは一体何か。その負のエネルギーには呆れるとともに、空恐ろしいものさえ感じる。

それはともかく、今朝の朝日新聞を見ていたら、これを受けて早くも日本の医療チームの先遣隊が、今日ビルマに出発するらしい。近隣以外の諸外国では異例の早さのようで、このたりは正直ほーと思う。このあたりは比較の問題なのだが、確かに日本は海外への災害支援対応については、卓越したスピードを持っているように思う。常日頃、自分の国に関して褒めた試しはないのだが、そうした点はやはり、相対的に優秀なのだろうと思うし、日本人にはそれを可能にする地力も、思いもあるのだろうと思う。

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May 22, 2008

更新

更新しました。

「ゆるーい、ゆるーい台風の目。「Facebook Developer Garage Tokyo」に行ってきた。」(It's BigBang!!----CNET Japan )

May 19, 2008

「ハリウッド・スターとビルマの30日」---ハリウッドの人気俳優が語るビルマ

米国のビルマ民主化支援団体、米国ビルマキャンペーン(USCB)が5月1日から、ビルマ問題に関する新しいキャンペーンを開始した。これは、

「ハリウッド・スターとビルマの30日 ハリウッドの人気俳優が日替わりでビルマを語る!」

というタイトルで、30日間に渡って毎日、ハリウッドの人気俳優がビルマについての映像メッセージを発表するというものだ。ビルマ情報ネットワークでは、この映像を、日本語訳をつけて紹介しており、今日現在で8本(8日目まで)が掲載されている。
      

・1日目:ウィル・フェレルから皆さんへ
・2日目:ジェニファー・アニストンvsウディ・ハレルソン
・3日目:住めば都? ねずみがいても大丈夫~ジェイソン・ビッグス&ジェニー・モーレン
・4日目:サラ、白衣の天使になる?~サラ・シルバーマン
・5日目:テキサスの非現実、ビルマの現実~ジュリー・ベンツ
・6日目:若者・思い・喪失~エディ・イザード
・7日目: このゲームは一体~エリック・ズマンダ&ジョルジャ・フォックス
・8日目: 声

作品を見るとすぐに気がつくのは、さすがにハリウッドでありこの問題を正面からとらえるものだけではなく、問題の暗さが深刻であるにも関わらず、私たちに苦い笑いを誘うものまで、実に様々な表現方法がとられていて、ビルマの直面している様々な問題が実感できるようになっていることがわかる。正面からの政治的なスローガンは苦手であるという方も、ぜひ一度ご覧になっていただきたいと思う。

この中からいくつか紹介しよう。

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May 13, 2008

ビルマ、中国、そしてノアの方舟と暗黒について

初めてノアの方舟の話を聞いた時、神は何と理不尽なのかと思った。

ヤハウェ・エロヒム[1]は地上に増えた人々やネフィリムが悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼすと「神に従う無垢な人」であったノア(当時600歳)に天使アルスヤラルユル(ウリエル)を通じて告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。ノアとその家族8人は一所懸命働いた。その間、ノアは伝道して、大洪水が来ることを前もって人々に知らせたが、耳を傾ける者はいなかった。

箱舟はゴフェルの木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。ノアは箱舟を完成させると、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟はアララト山の上にとまった。(Wikipediaより)

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May 10, 2008

ビルマ・サイクロン被災者緊急支援窓口リンク集(転載歓迎)

ビルマサイクロン被害緊急支援窓口リンク集です。一部を除き、クレジットカードやPayPalでの送金が可能。

●日本ビルマ救援センター( ビルマ情報ネットワークメールマガジンより転載)

大型サイクロンの直撃で死者数が2万2980人、行方不明者が4万2119人
(7日軍政発表)に達したビルマへ、世界各国からの緊急援助物資が到着し、国連 世界食糧計画(WFP)など一部国際機関の現地事務所やミャンマー軍事政権に よる被災者支援活動が始まりました。しかし、国外の国連救援スタッフには入国 許可が出ないなど、限定的な支援にとどまっています。

日本ビルマ救援センター(BRCJ)では本日よりビルマ国内の被災者への支援基金 を募らせていただきます。皆さまからの善意の基金が、決して軍政の手に渡らず、 一般の市民を救済する方法をここ数日探してきました。日本ビルマ救援センター の創設者であり、現在仏教救援協会の代表であるカワサキ ケンさんが寺院を通 じての支援基金を開設しましたので、BRCJで集めさせていただいた支援金はこち らに送らせていただきます。

BRCJ(日本ビルマ救援センター)への送付方法
支援金振込先:
○郵便振替:00930-0-146926 BRC-J
○りそな銀行 金剛支店(普通)6553928 日本ビルマ救援センター

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ビルマ国民投票 当局による不当な圧力・脅迫行為の例 (転載歓迎)

サイクロンによる、ビルマ史上空前の大災害の混乱の中、ミャンマーの新憲法案の賛否を問う国民投票が強行されている。

投票は午後4時(日本時間同6時半)に締め切られ、開票作業に入 る。サイクロンの被害が大きかったヤンゴン、エヤワディ両管区の一部地域では24日に投票が行われ、その後、結果が公表される見通し。軍事政権は圧倒的多 数の賛成による承認を目指しているが、被災直後の投票強行には強い批判が出ており、投票に影響を与えそうだ。
 旧憲法は1988年の国軍によるクーデターで停止された。ミャンマーで投票が行われるのは90年の総選挙以来18年ぶり。僧侶ら宗教関係者を除く有権者の過半数の投票で国民投票は成立。総投票の過半数の賛成で新憲法案は承認され、2010年に総選挙が行われる。  【バンコク10日時事】

以下にビルマ情報ネットワークが英語資料等からまとめた、「ビルマ国民投票 当局による不当な圧力・脅迫行為の例 」を転載。

※オリジナルを確認していただければニュースソースはわかると思いますが、判断の上転載を歓迎・推奨します。その際には、末尾の配布条件に従ってください。

ビルマ国民投票 当局による不当な圧力・脅迫行為の例
http://www.burmainfo.org/politics/referendum-govt-pressures200805.html

ビルマ情報ネットワークまとめ
2008年5月7日現在
*以下、日付はすべて2008年


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May 06, 2008

ビルマのサイクロン被害は死者15,000人以上の大惨事に

ビルマを襲ったサイクロンは、当初の死者350人程度という予想を大きく外れ、今日まで、10万人以上が家を追われ、少なくとも1万5千人が亡くなったという、想像を超える大災害となっている。
被害状況などを知らせる情報をまとめてみた。なお、10日に予定されていた憲法の国民投票は被害地域に関してのみは24日に延期されたということであるが、指定地域以外では予定通り投票を強行すると軍政は発表している。

サイクロン被害の状況(2008年5月6日)
http://www.burmainfo.org/relief/CyclonNargis_20080505.html

5月3日に大型サイクロンがビルマに上陸し、最大都市ラングーンやイラワジ・デルタ地域全域、バゴー(ペグー)管区、カレン州、モン州で大きな被害が出た。ラングーンでは家屋の半数近くが破壊され、屋根が吹き飛ばされた家屋も多い。特に被害が大きかったのはラングーンのフラインタヤー、シュエピタ、ダゴンミョーティッ北、ダゴンミョーティッ南の各地区。イラワディ(エーヤワディー)管区ではチャイラッ郡とラップッダ郡が壊滅的な被害を受けた。ハインジー島では10万人近くの住民が住居を失った。
ピャーポン郡ピンシー村では住民3000人のうち少なくとも2000人が行方不明とのこと。軍政は4000人が死亡したと発表したが、実際の死者数はもっと多いと見られる。(ビルマ情報ネットワークによる注(以下の注釈も同様):なお軍政のニャンウィン外相は6日、国営テレビを通して、全体の死者数は最低1万5千人であり、エーヤワディー管区ボーガレーだけで死者1万人と発表した。)
(配布元: 配布元: BurmaInfo(ビルマ情報ネットワーク)
http://www.burmainfo.org

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May 04, 2008

ビルマ、パゴダの影で-----ビルマ憲法国民投票を間近にして

Pagoda_4

ゴールデンウィークに暗い話に触れたくはない。触れたくない気持ちはわかるのだけれど、それにしてもあまりに小規模な催しだった。5月2日に「ビルマ、パゴダの影で」を上映した渋谷のApple Linkは、確かに小さな小屋だったけれど、その小さな小さなスペースですら、空席が目立ったのである。

スイスのジャーナリスト、アイリーヌ・マーティがこの映画を撮影したのは2004年である。当時、この映画で取り上げたビルマ、タイの国境付近に追いつめられた少数民族の苦境に対して、世界は全くの冷淡だった。アイリーヌは、ビルマの観光映画を撮りたいと偽ってこの国に入り、幾重もの軍事政権に対する警戒心をくぐりぬけて、特にカレン、シャン、ロヒギンジャーを中心にした少数民族の受けている、ビルマ国軍による徹底した弾圧の実態を世界に伝える役割を果たした。

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