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August 12, 2011

南相馬へまた行ってきた 野馬追/ひまわり/花火 (完)


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【前章】
南相馬へまた行ってきた 野馬追/ひまわり/花火 (4)

●支援者の方々に感謝 復興を願う  「ありがとう祭」 (南相馬市原町2中 7月24日)

24日は、原町2中で行われた「ありがとう祭」の取材兼、お手伝いに行った。ここは避難所にもなっていて、会場に着くともうステージが始まっており、周りには多くのブース。食べ物。
賑やかである。

これは子供コーナー

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原町2中ボランティアブース。昨日佐藤家でお会いしたボランティアさんも調理をしている。

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こちらは宮城県青年会議所のブース。

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こちらは山形県天童青年会議所ブース

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この行列は焼き鳥?

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食べ物周りは人気あり。どこにでもある運動会のような風景。ここが原発25-30km圏の避難所だということを忘れそう。

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空が広い。

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グループ名がわからないんだけど、外人バンド。素晴らしい演奏だった。

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こちらの人はステージ真下まではなかなか行きませんね。微妙な距離。(笑)
東京だとかぶりつきまで行くのにね。

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避難所の人たちも楽しんでいる。ここは、各教室が避難所になっている。



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ここでちょっと離脱して原町一小へ。

南相馬の佐藤さんのお宅で同席したボランティア仲間の兄貴格、@lifecanvasies さん達が原町一小の避難所に取り付けたという大きな網戸の話が気になってやってきたのだ。避難所の大きな入り口に合う網戸がなくて、それを見かけた@lifecanvasiesさん達が自前で作ったという網戸。急に見たくなり、写真を撮ってこようと思った。

原町一小の避難所で受付のボランティアさんに声をかけ、「網戸の取材に来ました。中途半端ですみません」と声をかけて笑われる。

その網戸がこれ。なんだ大きいだけではなく、めちゃくちゃお洒落ではありませんか!

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2中と1小の2つの避難所を往復したけれど。2中はイベントをしていたから一日中賑やかだったけれど、1小に行ったら、しんと静まり、お年寄りが昼寝をしていた。今日の風は爽やかだったけれど、この静寂が避難所の普段の時間なのだろう。終わりの見えない時間。

どんなに不安だろうなと思った。

再び二中。

子供達のよさこい踊り、ソーラン節が始まるらしい。


はね駒隊。

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はね駒チームのよさこい節。いやーかっこいい! 大盛り上がり。

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会津 郷人チーム。全国でも上位に入るほどのレベルだそう。さすがである。

 

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「心は一つに。再起」の文字が躍る。

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お客さんも飛び入りで各隊乱れてアンコール。もうわけがわからなくなってる。


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被災者の方達やお客さんが笑っている。

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そろそろ花火の準備をする。「南相馬支援隊」のスタッフTシャツいただいた。ここからはスタッフに早変わり。

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花火のセッティングとリハーサル。意外と複雑で難しい。

 

 

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灯籠に点火中


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灯籠で文字が浮かび上がる。「願」 。

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これは「絆」。


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あー。。

 

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灯籠に書いてある言葉が「来る」なあ。見てはいけない物を見てしまったような気がする。

 

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ファインダーが曇る。

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1日もはやく。

 

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立ち上がれ。南相馬。

 

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この松明は、小高に伝わり例年開催されている火の祭りを再現したものだという。ボランティアはそのあたりはわからない。地元の人に去年の話を聞き、この何倍も盛大であったろう、火祭りを思い浮かべる。野馬追のことも。


「ほんとはこんなもんじゃないんですよね」

 

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何度もリハーサルをして、緊張の中待たされて、「南相馬支援隊」の緊張の花火打ち上げが始まった。(その写真はありません。自分がスタッフだったので)

花火の打ち上げが始まったとたんに「大変なことになった」と思った。思っていたよりも花火が強力で火の粉が盛大に舞う。上から火の粉を浴びて、花火隊一同、パニック状態。それでも花火を打ち上げ続ける。

子供達からは、(人の気も知らずに)大歓声。こちらは逃げているんだか火をつけているんだかわからない状態。

※このさなかにちょっとスタッフが火傷をする事態となってしまった。花火打ち上げはよほど十分注意しないと、素人が行うのは要注意。教訓になりました。

最後のナイアガラだけ。写真。

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(聞いてたより)色々大変だったけど花火のお手伝い終了。イベントも終り。最後に避難所にいるお母さんが、ありがとうと花火チームに1人1人握手して回ってくれた。

ありがとうございました。また来ます。

日本各地から来ている皆とも「またどこかで」と別れた。


ひとりで淡々とやってきて、ひとりで淡々と帰った前回と異なり、今回は沢山の人たちと知り合いになり、一緒に動き、話を聞くことが出来た。やっとこの街で自分が機能し始めたような気がする。



●今回、野馬追から見てきて

皆、色んな涙を気持ちの奥の方に閉じ込めて頑張っている。
そして、当事者の南相馬の人たちはもちろん、各地から集まって来ているボラさん達も本当に強い。強者揃いだと今回も思う。何かをするときに面倒がるような人は誰もいない。進んで多くの手が自然に動く。「このくらいでいいだろ」なんて誰も言わない。できる限りはやって帰ろうと思う。それは、去年のこの街を知らないからこそ、ある意味「知らないからこそ」振るえる力なのかもしれないのだ。

そして外から来ている人たちは(僕を含め)単なる正義感やヒューマンな気持ちで来ているだけではないと思っている。震災と原発事故は、自分たちの根幹が脅かされているから来ているんだ。僕は自分のためにも来ている。そう思っている。

外から多くの人たちが入ってくることで、悲しみとか絶望とかで、その場所にうずくまっている人たちの代わりにできることがある。いつかその人達が今度は自分たちを助けてくれる日もあるだろう。


南相馬は大災害を受けたけど、平時には考えられない強い力を集めた。どうか、この力が奇跡を起こせばと思う。

そう言えば昨日でNHKのアナログ放送が終わったんだと気がつく。ここは被災地なので関係がない。そういう時間は動いていないのだ。南相馬の時間はまだ止まっている。

(完)

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Comments

ありがとう 小高町一町民

>>小高町一町民さん

読んで頂いてありがとうございます。。

こんばんは。
私も小高区民です。

今までは辛くて見ないようにしてたんですが、近ごろやっと前向きになってきました。

最近小高の実家の瓦礫の片付けにボランティアの方が沢山いらしたと聞き、感激し、ふと『南相馬』で検索したらこちらへたどり着き、涙涙でした。

地元の人達の気持ちを尊重し、内側からくる優しさにやられてしまいました。

あなたの様な人が居るだけで心がすくわれます。

ありがとう。
本当にありがとう。

ちいさん。小高はほんとうに大変な状況なのに、私にそのお言葉はもったいないです。行っても写真を撮ってうろうろして、地元の方と飲んで帰ってくるだけで本当になにもできないでいますが、勝手ながらこのごろは行くと落ち着きます。自分の場所に帰ってきたように。この1年と8ヶ月。こちらこそ大変な経験をさせてもらっています。途中でやめることなく、南相馬がどんな風に再起していくか。見ていくことだけでも最後まで続けていこうと思っています。

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