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May 23, 2013

出所後の堀江さんのことを自分はこう話したらしい。-あの激しい時代を思い出す。

少し前だが知人の在英ジャーナリスト、小林恭子さんから、出所してきたホリエモンこと堀江貴文氏についての感想を求められた。元々は彼女が、非営利組織「欧州ジャーナリズム・センター」のための英文原稿を書かれるための参考資料だ。それはそれで立派な英文の原稿となってここに載っている。

しかし自分も、ちょっと答えればいいのに、かつての「ライブドア」「堀江貴文」といえばこのブログではどれだけ論じたかわからないということで、つい喋りすぎた。小林さんも困ってしまったのか(苦笑)ありがたいことに、あらためて日本語のブログ記事にもまとめていただいて、Yahooニュースに掲載された。

それが次の2本の記事。私だけではなく何人かのコメンテーターにより、今改めてそれぞれの「堀江観」が表明されていて興味深い。

堀江貴文氏に期待することは?(1)「速報重視の既存メディアに良い刺激になってほしい」(小林恭子)

堀江貴文氏に期待することは?(2)「ネット社会に国境はない」「海外にも積極展開を」(小林恭子)

私の話したことは(2)でかなり長く引用していただいた。小林さんには感謝に堪えない。あの激しい時代。激動の時代を思い出した。(どのブログも熱かったね)詳細は小林さんの記事を読んでいただければいいのだけれど、一つの記録として、このブログでも小林さんの記事から自分の関係した部分を引用しておきます。

ー引用ここからー

―堀江さんをどうご評価なさいますか(ビジネスマン、メディア運営者、起業家、政治的動きなど)

希代の風雲児だと思っていることはもちろんですが、ご本人も出所当初のコメントで述べられているように、あまりにも社会に対して挑戦的かつ配慮が足りませんでした。そのために、いっときの金権主義の権化のように語られ、落としめられすぎたきらいはあると思っています(実際上にいくつものブログで私は批判し尽くしすぎるくらい批判しました)。

ですが、彼の持っていた感覚=ネット時代における新しいジャーナリズムの形態に関する予感のようなものは、一定の度合いで確かだったように思います。それは旧メディアに対して強烈なアンチテーゼであり、批判の要素を持っていたのですが、残念ながら当時はIT技術も我々の意識も追いついておらず、旧利権と新興勢力の対峙の問題として飲み語られました。その課題は彼の出所した今日、あらためて継続して考えるべきテーマとなって生きていると思います。

―堀江さんの受刑をどのように受け止められましたか

これについて当時感じた気持ちは先に引用した「心の中のライブドアショック----私たちは暴力装置の中で生きている」という記事に書きましたが、法的未整備の穴をついて過剰な量刑が彼にスケープゴートとして課されたと思っています。その後に起きた数々の経済事件の主犯が、彼よりも遥かに軽いかあるいは逮捕に至っていないことからもわかります。

―仮出所中ですが、現時点での経営者としての責任他、何かお感じになることがおありでしたら、教えてください。今後に期待されることなど(メディア、事業家、若者へのインスピレーションなど)

彼に対して責任を求める声よりも、明らかに過剰な量刑を課されて「地に落とされた風雲児」という評価の方が、特に若い世代で主流だと思います。堀江待望論はまだ消えていません。特に、堀江さんが受刑した当時はITバブルの最盛期でした。彼の逮捕によって六本木ヒルズに集ったIT長者の時代は終わり、その後日本は長い不況と低迷の時代に入っていきます。


アベノミックスのかけ声のもとに日本に対してまたミニバブルの時代を再来させようと政権側が企て始めた時代の中で彼が出所したことは誠に象徴的であり、またぞや彼を利用して、表層的な金権思想が勃興することは警戒します。


一方で彼自身の才と先見性、時代をとらえる視点については私は深く認めるところであり、前述のネットにおけるニュースのありかたについて彼が発言して行くこと、ビジョンを提示して行くことは歓迎します。また、経営者としての責任は、この間の過剰とも思える量刑に服したことで十分に果たしたと思っています。


彼にとって不幸に点は無駄に挑戦的に既存勢力に対して刺激的で乱暴な言葉を投げつけるその攻撃的な姿勢でした。出所後の会見ではそれが相当に薄れ配慮ある姿勢に徹していましたから、なお彼の今後には期待をしています。

***
殿岡さんは堀江氏についての多数の論考をブログを中心に発表してきた。以下はそのブログ記事。

【最新】


【買収騒ぎ当時】


【逮捕当時】

ー引用終了


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Comments

彼の短所は成長が早すぎるということ。これがコントロールされていないので、ちょいと心配。

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