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April 16, 2014

日常

長いこと仕事に待ち伏せされていたらしく、毎朝誘拐されて監禁され、夕方解放されるような状態になりました。

人生で一番難しいのはバランスだとつくづく思わされます。と、「バランス」という言葉から一番遠い生き方をしてきた私が思います。思ったからと言って何もどうにもならないんですけどね。

人は所詮未来の予想はできない。精一杯予想して、当然に裏切られて、それを折り込んでいたような顔をして精一杯生きて行くのだと思っています。
でも多忙にまかせて、2011以降に味わった悔しさや怨念、この国の手の届かないスケールの矛盾、2011年の5月に入った南相馬の原町の駅前など忘れないで、もうしばらくは生きていきたいと思っているという感じです。

この国は素晴らしいし地力もある。本当にそう思うのだけれど、当然ながら完璧ではない。あの年に天命を知るための大きなショックを与えられてそれから個々がどう生きるか、日常との折り合いをそれぞれがどうつけるか。そこなのかなと思うわけです。
我らは日常を忘れず、一方で天命を意識して。

ごめん。ちょっと勢いで書きました。

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April 05, 2014

淡々と

特に才気の走る文章ではない。ただ日常の一コマ一コマ。それはパソコンが壊れて買いに行っただとか、一人旅を初めてした話だとか、ケレンもテクニックもなく、淡々と日常を綴っているある人のブログをもう何年も読んでいる。人柄なのだろうか。惹きつけるものがある。

彼女のブログにただひとつ、どこにでもあるわけではない要素があるとすれば、それはかつて彼女が癌によって命が脅かされ、今もそこからの快復過程にあるということだけである。

だけであるって。

何だそれは。どこが「淡々とした日常」なのだと思われるかもしれない。
けれど、そのことがなお、いやそのことがあるから余計に彼女の日常の起伏のあまりない、当たり前のエピソードの一つ一つが印象に残るのだろうか。

いや。そうではない。例え病気のことがなくても、自分はこの人の毎日を読み続けているだろうな。そこにあるはずの何かを自分はうまく表現できないし、何か綺麗な、もっともらしい言葉でまとめる気もない。

その人も一度もコメントもしたことのないこんな読者のことを意識などしないで書いていることだろう。他人の人生の覗き見と言ってしまえば詮無い話だが、元来ブログとは日記であり、こういうものだった。

波乱万丈でケレンだらけの日常がより人を惹きつけるとは限らないし、平凡な顔をした深い日常というのがこの世界にはある。

残念ながらこの領域もTwitterやFacebookでは味わうことの難しいゾーンなのである。

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