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May 30, 2015

友人へ

東京には東京の戦い方がある。福島は福島の、沖縄は沖縄の戦い方があるように。みながみな、自分の場所で、自分の時間で、自分のできることを誠実にひとつひとつやるしかない。

もちろん「まずはここに来てみろ」はどんなときにも正しいと自分は思う。行きもしないで、自分の目で直接確認しもしないで、先入観でものをいうのは避けたいと思う。これはあらゆる人が。あらゆる人がだ。あなたもそして私も。行ける場所ならそこに直接見に行くべきだ。


けれど、いつかはみな自分の場所に帰っていく。帰った後は、帰った場所で、暮らしている場所でやれることをやる。東京には「残念ながら」そして「幸福にも」、さらに「不幸なことに」壊れた原子炉はない。海上保安庁の監視艇もいない。


でもこの街には、国会議事堂がある。首相官邸がある。考えられないほど多くの政府機関があり、石を投げれば(投げるなよ)届く場所に最高責任者がいる。大きな声を出せば聞こえる。


あなたなら東京にいたら何をしますか?
「残念なことに」原子炉も保安庁の船もない街で。

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May 24, 2015

戦場ぬ止み -月並みな予想を裏切られるドキュメンタリー映画





「戦場ぬ止み」
※いくさばぬとぅどぅみ と読みます

単なる辺野古反対の運動映画だと思って見に行くといい意味で期待は裏切られます。ご自分の立場に関わりなく本当にみんなに見に行って欲しい映画。

僕はこれを見てちょっと辺野古の問題に対する意識が変わりました。僕たちはひとつの現象を理解するのはそんなに簡単なことではないのだと思い、同時に福島のこともずっと考えていました。何が違うのかと何が同じなのかとか、いろんなことを。浜通りの人たちにも見てもらいたい。どう感じるかな。

沖縄のおばあ、文子さんの語る沖縄戦のすさまじさ、翁長さんの出てくる高揚感。海保とのやり取り、ゲンさんという人間のこと。見るべきところがたくさんあります。

東中野のポレポレで。昨日から始まったばかりです。

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May 23, 2015

「正しい戦争」

「正しい戦争」と「間違った戦争」の区別などない。戦争は戦争である時点で全て「正しくない」。必ずしも世の人はそう考えていないのかとちょっと驚いている。

正しい戦争はないがやむを得ない戦争があることは理解している。区別するなら「必要な戦争」だったか「不要な戦争」だったかだと思う。

では勝っていれば正しい戦争だったのかということだ。正しくない理由は負けたからだと言うならわかる。その延長で米国は原爆投下を戦争を終わらせるために正しかったと言っている。

もしも日本に反撃能力があり、ニューヨークにも核が落とされていたなら、最初の核攻撃を正しかったとは言うまい。

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May 22, 2015

世界征服と弱気なマッチョ

現代に生きる全ての日本人にとってポツダム宣言が踏み絵になるならそれもまた違う。「世界征服が狙いだった」と言われてその通りだと心の底から頷く日本人が多いとは思えない。

大事なのは歴史認識であり異を唱えるなら唱えればいいのだ。読んでいないとか逃げるのが一番見苦しい。弱気なマッチョか。

その点においては「受諾したということである」以上のコメントができない官房長官には一抹の理解を示せる。バカのふりして無責任に逃げるよりましである。
#ふりか素かしらんが

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May 20, 2015

2号機の格納容器は圧力で破損?

重大なニュースなのにさらっと流すNHK。もしもこの通りであるなら放射能の大量放出は2号機のベントによるものではなく、圧力に耐えられず結局格納容器は破損(小爆発?)したことになる。

福島第一原発2号機 ベント失敗の可能性高まる (NHKニュース)

東京電力が、ベントによって水蒸気や放射性物質が通るはずの装置の周辺の汚染を調べた結果、この装置の前後の配管では高い放射線量は検出されなかったことが分かりました。
この結果は、実際には2号機でベントができていなかった可能性が高まったことを示していて、現場の状況によって裏付けられたのは今回が初めてです。
ベントができずに圧力が下がらなかった結果、格納容器が破損して放射性物質の大量放出につながったとみられることから、東京電力は今後、大量放出の具体的な状況をさらに調べることにしています。


今まで水素爆発で建屋は吹っ飛んだが格納容器は持ちこたえた(その後メルトスルーするが)というのが、堅牢性の最後の砦のように語られてきた。それも危うくなったことになり、重大な発表である。

不思議なのは相変わらず今頃になってなんでこんな調査結果を出すのか。最悪。極めて重要な情報を忘れた頃にぽろっと出す技術に関してはこの国は超一流。

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May 15, 2015

絶対に巻き込まれるようなことはありません

何かに巻き込まれることを意図的にやる奴はいない。いるとしたら当たり屋かヤクザである。

人は予想もしなかった巡り合わせや時の運でトラブルや事故に巻き込まれるのであり、本当のところ、それを少しでも避けるために法規を整備して備えるのである。それでも巻き込まれたらどうするか。その悩ましさの境界におそらく未来はある。

だがその悩ましさを微塵も感じているように見えない、それも数々の大ウソつきを重ねた人物が、あなた方を揉め事に巻き込むようなことは絶対にありませんと大見得を切っている。

さらに不思議なのはこのホラ吹きの大風呂敷を信じる人々がいることである。

繰り返すけど、何かに巻き込まれようとして巻き込まれる人間はいない。いるとしたら当たり屋かヤクザくらいのものである。

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May 13, 2015

東芝、全上場子会社の決算発表延期へ 不適切会計問題で

東芝、全上場子会社の決算発表延期へ 不適切会計問題で


もはや株式市場は投機戦と化している。

予想通り不気味なほどテレビニュース等では扱われないのだけれど、「すべてのグループ会社」というのが何社あるのか調べてもよくわからない。直接の連結子会社は ここあたりで見ると、そう多くないようだけれど、これだけじゃないよな。

原因として取りざたされているのはこの件。でも「たかだか600億」 大東芝のスケールはよくわからないが、600億円程度の減損でグループ全子会社決算不能などという事態には陥らないだろうと想像する。なにが起きているんだろう。

何年も何年も「飛ばし」を重ねたあげく、まさかの突然死を遂げたのはあの時の山一證券である。「世界の東芝」の影響力、規模は山一の比ではない。

まさかとは思うけどね。

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May 09, 2015

「マスメディアは報じていない」

ニュースのコアは「それをマスコミが報じているかどうか」ではない。どんなニュースなのかという内容だ。逆転している言い方が多い。

およそ「マスメディアが報じていない」と言う前に全ての新聞、テレビ、雑誌をチェックして言っている人は少ない。まず新聞や雑誌は読んでいなくて、ほとんどはテレビ=マスメディア。

それも主要キー局から地方局までチェックなんかできるわけがないから、「おれが見ていた昨夜のニュース」次元が多い。

メディア機能の大半をマスコミが独占していた時代ではない。その気になれば一般市民がこうして情報を拡散できるのだから、それが本当に重要な情報であると確信するなら「シュクシュクと」拡散すれば良くて、メディア論は後でもいいだろう。

緊急性として。

メディア擁護じゃない。いつまでこちらを振り向きもしない相手をあてにして依存しているのかということであり、商業主義と権力に汚染されたメディアしか、仮にないのであれば、いつまでそれにすがっているのかと。

メディア批判を掲げるジャーナリストの言うこともほとんどが新聞やテレビのことばかり。ネットも含めたメディア論や批判を展開する人は本当に少ない。

#ネットにももちろんクズは多い

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May 08, 2015

読了【貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記/柳 美里】





柳美里さんには、南相馬のあるお店でたまたまお会いしたことがある。お会いというか、こちらから声をおかけした。

柳さんの本に少し出てくるある僕の友人のその後について伝えたいことがあったのたが、突然話しかけられて柳さんにはうまく伝わらなかっただろう。きっちり文に書いてお伝えすればよかったと思いながら時が経っている。

柳さんは「創」の原稿料不払事件の前後をこの本の中で落語の演目を交えながら書いている。さらけ出しながらやはり強い柳美里さんは、最近、南相馬に移り住まれたと聞いた。

http://t.co/2LnpR2KTiM

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May 07, 2015

女性向け恋愛ゲーム100億円グローバル

まあテレビネタなんだけど、「天下統一恋の乱 Love Ballad」という、いわゆる乙ゲーを出しているVoltageという企業がほとんど女性ばかり600人の陣容で年商100億円。1ゲームあたりのユーザーは3000万人ほどにも達しているという事実を知った。世界22ヶ国だかに配信。

恋愛相手の理想キャラ設定はいまだに日本は俺様男子(けれど裏ではナイーブ)が人気でHシーンはソフトだが必須。アメリカになると当然ながらまったく違う。自己主張の強いヒロインがスパイものなど非日常の激しい(いろんな意味で)設定で活躍する恋愛が受けると。

絵のタッチなどが米ではリアルなもの、胸毛ムキムキのマッチョ男子が受け、日本のようなソフトなイケメンは理解されないというのはまあ、予想の範囲内として注目したのは恋愛の相手。

米国においては乙ゲーの恋愛相手は異性とは限らない。同性との恋愛設定を必ず入れておくのがデフォになりつつあるそうだ。(あくまでもVoltageの言う話)

へーとしか言えないが、女性向け恋愛ゲーム100億円グローバルで決め手は同性との恋愛とか言葉を拾っていくと現代てこれかとか思ってしまうのも確か。


#ステマではない。

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May 02, 2015

刹那のスパーク

人は皆生まれるときも1人、死ぬときも1人だと言われて育ったが、その間のことを教えてくれる人はいなかった。おそらく1人の時間がデフォルトで、時折誰かと出会うのだろうと思っている。してみれば稀なる機会である、出会うことの僥倖を喜ぶ理由こそあれ、人と交われない不幸を悲しむ理由はない。

その視点に立てば職場に理解者がいないことなど当たり前だし、友人がてんでに違う方向を見ていることなど当たり前。

バラバラで身勝手な人間が時折何かで連帯のスパークを見せる。花火は時々上がるから美しいのだ。そのスパークの時をじっと待つ。

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