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October 21, 2015

持ち分

自分的な感覚。

人は皆、持ち分というのがあって。デモをする人はその持ち分が。人を助ける人はその持ち分。助けられる人だって実はその持ち分を果たしている。

隣を覗き込んでああしろこうしろ言う前に自分の持ち分を果たせと、立ち上がったSEALDsの学生達にあれこれ言ってる大人たちを見て思う。

誰もあなたに何もするなとか、動くな。とか言ってないんだよ。

社会のことを真剣に考え始めて動き出した若者達を応援できることほど幸福なことはない。仮に彼らに多少の未熟があったとして、それが何だと言うのだろう。手を貸せるなら黙って貸せばいいし、違うと思えばその場所で動けばいいではないかと思う。

さて、大人とはなんなのだろうか。

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October 10, 2015

電子メールは絶滅するのか

娘に聞くと今の大学生の多くは友人のメールアドレスも携帯の電話番号も知らないそうだ。

LINEでらちがあかないと、LINE電話をしてしまう。結果優先順位は、LINE→(LINE)電話→メールなのだそうで、いやはや。事実は予想を凌駕する。友人の電話番号もメールアドレスも知らない世界が来てるわけね。

この世代のプライベート空間での電子メールは通常音声電話と同等に絶滅寸前なのでは。

年寄りが「今の子はなんでも電話じゃなくてメールよねえ」なんて言ってるうちに、もしもし?メールも終わってますけど状態。


電子メールと言う中途半端な?メディアがプライベート空間では意外と早く終焉を迎え、LINE電話とはいえ音声電話は残るのか?

というあたりは興味深いと思って見ている。

伝達手段のアナクロさによっていわゆる旧来の音声電話が消えるにしても、それは声によるコミュニケーションを否定しているわけじゃないんだよね。

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October 08, 2015

民主党はどう考えているのか

離れるべき人はとっくに自民を離れている。今でも自民支持の層は鉄板でありそう簡単に離れない。与党の票は今後も激減は考えられないので総数で対抗できる野党票をまとめるしかないが、民主と維新、共産陣営が二極のままで部分的選挙協力しかしないなら、前者から後者への票の移動があるのみかと。

自民票の流動性は低い。流動性があるのは野党間。3極で参院選に突入するなら、民主党は大きく票を減らし共産はさらに伸ばすだろうが、与野党間のバランスに大きな変化はない。民主票の減りを共産が吸収するだけだからだ。自民は多少減らすだけ。公明の落ち込みで多少打撃か。だが安定確保。

与党から野党への票の流れが限界であるのなら普通に考えれば方策は2つ。投票率をあげて無党派層を取り込むか、野党再編あるいは統一名簿で実質上野党票を自民に拮抗させるしかない。民主党はどう考えているのか。この素人でもわかるフレームが違っているなら伺いたい。

ただし根性論は聞きたくない。

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October 05, 2015

『ドキュメント72時間 夏の終わり 国会前の路上で』

ちょうど帰ってきた娘がちらっと画面に目をやって

「これNHKでしょ。こんなのやってるの。すごいじゃん」

とつぶやいて足を止めた。しばらく画面を見つめている。すぐ気がついたんだな。
スタッフとすれ違いざまに「NHKはちゃんと報道しろよ!」というデモ参加者の声が入っていたのをカットしないできっちり流していた。この番組はこういう番組。単に局単位で見ていると見えないものもある。


以前NYロケでは、いきなり

「日本ではいま福島について話すことはタブーだって聞いたけど本当?」

と唐突に話しかけてきたアメリカ人女性の発言をノーカットで流していた。この番組はNHKの牙を隠した偽装の羊なんだ。


新宿二丁目の、その筋の定食屋に真夜中に取材に行った時は、客からいきなり

「取材してどうするんだ。NHKが何しに来た。結局動物園に来るような目であんたたちは取材するだけだろう」

と強烈に言われる。スタッフは朝まで議論して最後は仲良くなるんだが、そんな場面なんて普通は丸ごとカットですよね。全部ではないがスタッフのため息までオンエアした。

明け方の街に最後は笑顔で手を振って消えていったゲイのおじさんに涙が出た。


よく見ていればわかることがある。想像できないような制約の中で針の孔ほどのメッセージを通すことに文字通り命を削っている人たちもいる。

中国共産党と中国人を一緒にしてはならないように、組織と人とを同一視してはならない。そこに生きる現場のメッセージを見逃してはならない。

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October 02, 2015

「本を持って町に出ろ」

あんな知的な若者たちを「感情的」だとか「衝動的」だとか選挙行ってんのかとかよく言えるなあと思う。


勉強などデスクが向いているタイプとストリートに出てくるタイプとは一般的には共存しないんだけれど、それが奥田君の生い立ちでわかるような、それぞれの特殊な環境により、微妙なバランスで共存している。そしてそこに、時代がかみ合った。どれ一つが欠けてもおそらくSEALDsは出てこなかった。


デモなどにおけるコールやドラムなど、エモーションを掻き立てるアピールに拒絶反応を示す人がいる。「ノーパッサラン!」とか。最後は感性の問題でもあるので、快不快の差異はいかんともしがたいのだけれど、それはそうとして、僕は彼らを見ていて、もっと勉強しなければいけないなあとこの年になって思わされた。


まあそこそこ、これでも全然やらなかったほうではないと思ってるんだけど、当たり前の話だけれど勉強は一生のものだからね。思想にもトレンドがあり、不滅ではない。


そういう意味で、彼のこのツイートには深く共感する。短いけれど、何かこの世の本質を突いていると思っている。それはフィールドと思想を結ぶ、新しい言葉なのだ。かつて寺山修司が言ったことが、今の風で言い換えられた。


このツイートを見るだに、何かに到達するために必要な、生きてきた年数というやつはおそらく、あまり関係ないのだろうなと思う。


RT @aki21st: 「本を捨てて町へ出よ」とか、そういう事も思ってないよ。勉強したほうが良いに決まってる。本を持って町に出ろ。


しかし。


こうやっておっさんが、妙に持ち上げることはきっと彼らは欲していない。


誉めそやすことよりも一緒に戦おう。本を持って街に出よう。

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