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May 28, 2016

謝罪のドミノ倒しは無意味だと思う

慰霊碑に頭を下げ、「罪なき」被爆者を抱きしめ、未来への決心を語るのもオバマ大統領であり、無人機で何千キロも彼方の人々を殺しているのもオバマ大統領であり、辺野古の海を埋め立てようとしているのもオバマであり、アルグレイブを廃止できないのもオバマ大統領である。業。だからこそbetter worldという言葉は重い。

米国が日本に原爆投下の謝罪などしたら謝罪のドミノ倒しになって、永久に日本は中韓に土下座だぞ。謝罪の最終ゴールが広島長崎で止まると思うなら日本人は甘すぎると思う。いま必要なのは謝罪ではなく後悔と決心だ。その意味ではオバマを支持する。言っとくがその意味では。だ。


これが茶番だと言うなら結構。我々は茶番という世界の中で苦しんで生きているのである。茶番にもベターな茶番とワーストな茶番があるのだよ。それすら区別しないならそこにはただの冷笑主義があるだけだ。


とにかく、はっきりしているのは、あれがスピーチだと言うこと。ザスピーチなんだ。そのレベルからの批判は批判自体もレベルを引き上げられるからまだいい。批判に値するレベルになっているということでそれが世界級の指導者だということ。叩くなら気合を入れて叩こう。どこかの嘘つきとは違うんだよ。

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May 25, 2016

澄んだ瞳にも見えないものがある。もちろん濁った瞳にも。

仕事仲間から素で聞かれたことがある。

「ちょっと聞いてもいいですか?」

なに。

「どうして東京オリンピックに反対なんですか?」

どうして君は反対でないのか驚いたのはこっちのほうだよというジョークは置いといて。

「まず、日本はまだそんな状態じゃない。福島は復興していない。10万人も家に帰れない。原発は手がつけられない。こういう状態にある国は、僕の常識ではオリンピックよりもやることがあると思うものだと思う。こんなタイミングでなぜオリンピックなんかやろうと思うのか、全く理解ができない。」

「。。。」

「次に。東京でオリンピックが行われれば、日本中の注目は被災地ではなく東京に集まる。金も東京に集まる。しかも復興を名目に集める。そのカネはどうなるのか。それはオリンピックに使われる金であり、復興に使われるカネではない。復興を名目に集めたカネは復興に使われるどころか、東京のために使われる。一番必要としているところのインフラ投資が疎かになり必ず被災地を苦しめる」

「本当はみんな知っている。オリンピックと被災地復興なんか何の関係もない。こういうのを方便と言う。心のどこかで関係がないことを知りながら、気がつかないふりをする。もちろん自分も例外じゃない。考えると反吐が出る。」

「そんなことは考えたこともありませんでした。」

まだ納得がいかないと言いたげな彼の瞳は濁っていない。澄んでいる。澄んだ瞳でも見えないものがある。もちろん濁った瞳にもね。

ところが。

そんな濁った瞳の自分にも見えなかったものがある。僕は東京オリンピックが見えていなかった。実際の東京オリンピックはもっとえげつなく、もっと偽善的でデタラメだった。

美化して語りすぎたよ。自分は。本当の話はもっと遥かに酷かった。それがわかってきた今日この頃。あなたはいかがお過ごしですか。

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モンスター

この街は今撮っておくべきだと思うときがある。改築前の古い下北沢がそうであったのであり、いや下北沢はまだ激変が続いているのだけれど、いま渋谷の街で起きていることは、いったい何なのか。このことの意味はきっとずっと先になってからわかるのだろう。父や母の時代の渋谷もきっと、何度もそうであったろうに。

それにしても、のたうつようにメタモルフォーゼを繰り返しながらも街としての動きを絶対に止めないこのモンスターぶりには、怖くなることすらあるのだ。




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