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August 30, 2017

屍を乗り越える--VALUというモデル

ヒカル問題で埋め尽くされてしまったVALUだが。ビットコインもマウントゴックス事件の時には、日本ではもう終わりだ扱いされたから、これ1つでどうとは言えない。しかしとにかく前例や基準、視座を設けるのが難しいモデルなので、そうだな。古くはリキッドオーディオとかいたかな。あれはいい結末にはならなかったけれど他の音楽配信モデルの参入のきっかけにはなった。ネットは残酷だからあるいは屍を誰かが乗り越えるのかもしれない。

ITpro - 記者の眼 - 「VALU」という問題児は革命児に変貌できるのか?:ITpro

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August 27, 2017

相対化と平準化-関東大震災の朝鮮人虐殺

小池都知事の言う「哀悼の言葉は震災で亡くなった全ての人に哀悼を捧げるのであり特定の民族に捧げるものではない」というような論理で「そのこと」に触れないのなら、アウシュビッツの大虐殺も広島長崎への原爆投下も相対化され平準化されてないことにされていく。美はディテールに宿ると言った人がいるが、歴史の真実もまたディテールの蓄積にしかないのではないかと思う。


小学生の恐ろしい作文

寿小 学年不明 男子

(略)僕はねえさんと弟といもおとをつれて、山ににげたが、だんだん日がくれて.米をはないためおなかがすいてきたが、たべるものがないから、そこにあったとんもろこしをおり、それをなまでたべていたが、夜となると、あちらでもこちらでも朝鮮さわぎとなってきたから、僕が竹やりをもってまわりをかこっていると、むこうでは朝鮮人をころして万歳々々とさけんでいる。そおすると、又むこうで、朝鮮人が行ママたぞと云うと、「ずどん」と一ばつうったから、僕はおどろいて、一正ママけんめい又まわりをまもっていると、すぐまいに朝鮮人がいたと云うを、みんなは「はあー」とさけんで、たちまち朝鮮人をやすけ、僕は人ママあんしん。遠をみるとまたどんどんもえているが、まもなくけいた。(略)

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August 26, 2017

ツイッターとマストドン---有限と終焉と分散

ツイッターが始まった時に描いた衰退と終焉のイメージは地球上の人間の数と個人の時間が無限ではないこと。凄まじい勢いでフォローを重ねるといつかフォローすべき人がいなくなる。また投稿を読む時間もなくなる。誰も互いをフォローをしなくなればそこでツイッターの成長は止まる。そういうものだった。

現実はほぼその通りに動いている。国家の管理も露骨に見えてきて、アドには深くまで踏み込まれている。それでも「成長しない数億のコミュニティ」であっても健在だから、直ちに滅びては行かない。

だが終わったものは終わったものであり、「最近ツイッターがつまらない」という日常感覚はこの背景があると思っている。

本体に比べてまだ芥子粒のような規模だけれど分散SNSであるマストドンが出てきたのはこの流れにも関係している。小さなコミュニティだけれど、どのインスタンスも(品性はともかく)活気に満ちている。数億の管理された成長の止まった大海よりも数百人のアクティブなコミュニティがあれば、実はそれでいいのではないか。そんな試行錯誤の1つの枝だと思う。

これらがさらに分散を重ねるのか、いつかツイッターのように集積されていくのか、単に衰えるのか。まだ全くわからないけれど、自分のインスタンス1つさえあれば制限を受けることなくそこから世界のインスタンスに対して窓を開いておける。

5月のあの日本のマストドンの熱狂の中で衝動的にインスタンスをつくって以来、費用というより自分のメンテ負荷は半端ないが代え難い自由の快感があることだけは確かである。

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August 22, 2017

皆既日融のぞわぞわ

上海まで皆既日融見に行ったが。あれは本当に良かったと思う。気温が急に下がる。動物がざわめく。鳥が飛び立つ。人も叫ぶ。自分の奥の何かがぞわぞわする。機会あれば皆様もぜひ。

一瞬にして真夜中の暗闇になる。という現象は皆既日融以外では体験できない。普通は緩やかに夜になるから。近いのは突然の黒雲で空が真っ黒になるみたいなことだけどそれとは比べ物にならない。急激に気温が下がります。背中のゾワゾワが増す。

そして我々も動物も体内時計にそんな事態はインプットされていない。動物は夜になったと勘違いするのではなく、理解し難いことが起きてパニックになるのです。その場にいるとわかる。そして人間も泣き出したりします。本当に。


August 20, 2017

牛乳石鹸のCM--細くて暗い道

例の話題になった牛乳石鹸のCMを見てからずっと考えていることがいくつかあるから書きとめておく。

主人公の男性の行動は、いまどき確かに批判される部類に属するのだろう。そんなことは誰が見てもわかる。しかし、CMには正しい行動をする人物しか登場してはいけないのだろうか。あなたが、私が、我々の全てが人生においてそんなにいつも適切な行動ばかりしているのだろうか。適切ではないにしても彼のしている行為はそんなに理解不能だろうか。彼の心に痛みがある時点で見る側は視点を変えなければならないのではないか。いつも道徳の教科書どおりのモラル感覚がないとCMが打てないわけはないだろう。

さらにこの男性が鬱の症状ではないか。とかなぜそんな暗いものを見せられなければならないのかという批判もあるようだ。わからないこともないが、なら問いたい。CMはいつでも明るくなければならないのか。鬱の男性が登場してはいけないのか。あなたの周りに鬱の人はいないのか。私たちはいつもCMを見て明るい気分にならなければならないのか。

そして最後に。牛乳石鹸とこのストーリーが何の関係があるのかという声について。その関係性の細い筋に向けて、制約の中で商業作品の作り手は勝負をするのではないかと思ってきた。ずっと前からだ。これからも変わらないと思う。


新井浩文出演・「与えるもの」編/牛乳石鹸PR映像

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August 12, 2017

そのあとは?

北朝鮮を見ているとどうしても戦前の日本のイメージが浮かぶのだけれど、まさか本気でアメリカと全面戦争になっても勝てるなどと思ってはいまい。思ってないよね。思うわけがない。思ってなければいいな。 #おい

せいぜい常人の考えつく範囲では、グァムに(4発撃つと言ってる)中距離弾道ミサイルを予告発射してそれぞれ東西南北50-100km程度のピン差に落とす。ほらやろうと思えば次はグァムの基地でも当てられるぞと虚勢を張り、おお北朝鮮やるもんだ。刈り上げやるもんだと世界をあっと言わせたい。アメリカを震え上がらせるまでなくてもぶるっとさせたい。そのあとは?

そのあとは?

その後を考えているよね。いるはずだ。いるだろ?いるといいなあ。

祖国と朝鮮半島を灰塵と化してもこれが朝鮮民族の誇りというものだ。意気をあげるのだ。と本気で思っていたらどうしようね。

その先?

そもそもここまでチキンレースをやるほどの理由が北にあるとも思えない。いいところで止めておいても、暴挙さえ行わなければさすがに米国も国家転覆の攻撃はもはや仕掛けにくい。グァムにミサイルなんか撃つ必要あるのか。いやそこまでが刈り上げ坊主の「ギリギリ」なのか。

沖縄を取られても最後は本土決戦で、それで負けたら皇国の運命はそこまで、いや皇国は神風によって守られており負けるわけがない。と当時の日本人が、そして権力層がどこまで本気で考えていたか僕は知らない。知らないけれども、結構信じちゃっていたからああいうことになったのではないか。

歴史上一定周期で暴走する国家は現れる。この国を含めて。正気と狂気の境がしっかり見えていればまさかとなるが。まさかという坂は時折歴史に現れる。

もちろん人ごとではないのであり、この国も3度の核の壊滅に晒されながらこうなのであるから。

とにかくまあ落ち着け。そこに座れと言っている中ロの方が大人に見えるのだから困った話である。

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