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October 31, 2017

夢—南島原市の作った美しい動画を見て考えた時間のこと

誰にでも若い時があったということは、普通に考えれば当たり前のことなのだけれど、時としてそれが不思議なことのように思える時がある。あの人にもこの人にも、そして自分にも本当にそんなことはあったのだろうか。過去にあったと思い込んでいることは、本当に存在していたのだろうか。

時間が過去から未来へと一方向に進んでいることを否定する物理学者もいるそうだ。
彼らによれば時間は一方向に流れる線ではなく、全ての時間は同時にこの世界に存在していて、次々と失われていくものではないらしい。最新の物理学のなかでは本気で議論されていることだという。

全ての世界が、人の脳内に映る幻影だとすれば時間ほど儚い幻もないだろうと思う。

美しい動画である。


【南島原市観光ショートフィルム「夢」完成】

■ショートフィルムはコチラから
 https://www.youtube.com/watch?v=w3TYq0Xo8ok

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October 22, 2017

雨の惑星

「今日も雨だね。」‬
‪「そうだね。。。」‬
‪「また雨だね。。。」‬
‪「この頃ずっと雨だね。」‬
‪そう言葉を交わし合っている頃に僕たちは気づくべきだったのだ。雨が降り始めてからもう6年にもなることを。‬
‪止まない雨を毎日見ているうちに、雲の向こう側にいるはずの太陽のことを僕は忘れた。そしてあなたのことも。‬

‪-雨の惑星

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October 21, 2017

遠い道-明日は投票日

この数年、国会議事堂の写真を撮る機会が増えた。有楽町銀座から内堀通りを走り、議事堂正面に続く長い道を外れて、三宅坂の方へ抜けて行く道は、何度も何度も通ってきた道で、自分にとっては何の不可思議もない日常だった。

この正門に続く長い道を車ではなく自分の足で歩いて見るとまったく違う風景があることに気がついたのは311の後の話だ。

この道がこんなに長く長く、そして遠い道だとは気がつかなかった。

明日は投票日。












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October 14, 2017

8年前のファーストペンギン-逢坂誠二さんとツイッター

北海道8区から無所属で出馬しておられる逢坂誠二前議員ですが、ご本人は覚えておられるかどうかわかりませんが、2009年当時、まだ国会議員がツイッターをやるのが珍しかった頃に、いち早くツイッターを始めておられ、BBCが取材に来られたことがありました。

ご本人が取材を受けるのだから、ツイッター中継を代わりにやらせてくださいと、確か数日前に一面識もないのにお願いしたら快く、どこの何者なのかおそらくご存知もなかったろうに、受け入れてくださり、BBCの取材の横でツイッター中継(これも懐かしい言葉です)をさせてもらったことがありました。今回の選挙で単独奮迅しておられる姿に当時のことを思い出し、色々ぐぐったら、ここに当時のことを私のツイートを中心にまとめている方がおられました。

http://d.hatena.ne.jp/FKU/touch/20090702/1246548668

自分でも忘れていたこともたくさんあり、当時からBBCが日本の政界は途轍もなくクローズであると思っていたこともわかります。

8年の時間の経過に色々思うと同時に、当時からオープンハートでおられた議員の姿に敬服の念を改めて持ちます。

(自分も無茶ばかりしてますが、こんな時にも十分無茶ではありました。呆れます)

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October 09, 2017

「天使のはらわた 赤い淫画」を何十年ぶりかで観たのだけれど

こないだ出向いた映画セミナーでトーラさんとかに「天使のはらわた 赤い淫画」の絶賛の話を散々され、何十年ぶりかで観たんだけれど、いやー。あの頃のにっかつロマンポルノって改めてすごいよなぁ。

まずポルノ以前に暗い暗い暗い暗い。なんであんなに鬱屈して暗いんだろう。

そのうえスマホがないないないない。

連絡がつかないつかないつかないつかない。

俺なんかその辺りが気になって気になって、あ。公衆電話かけるのかそうかみたいなそこかよ。

ないないない言ってるうちにその辺で気持ちがとらわれて、エロは。。あれエロなのか。エロってあんなでしたっけ。今のAVってなんなのこれ。みたいな。なんだかエロまで妙に複雑な味がする難しいお菓子みたいなんだよなあ。

美味しいのこれ?どうなのみたいな。
まず第一に。。とか語りたくなるエロってもうないよね。ロリアニ全盛の地点から何千光年彼方の星だよ。

別の国の別のおとぎ話みたいだね。おとぎ話と呼ぶにはグロいんだけどね。あの時代の空気ってあんなでしたっけ。

うーん。これは何なのだろうと改めて考えると暗がりの狭路に迷い込むようで、この辺りが評論魂を掻き立てるのだろうなあ。同シリーズの他の作品も観たいか観たくないか。微妙です。

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October 07, 2017

戦う仏たち-運慶展

運慶展。仏教といっても運慶が表現するのは四天王、十二神将など筋骨備わる憤怒の表情で戦う仏たち。鎌倉の世だけではなく、人間の歴史のほとんどの時間は、戦いの歴史だった。戦いがあったからこそ祈りの時間もあったのだろうと思う。

武器は持たなくても、自分たちも戦うことから解放はされていない。もちろん祈ることからも。要は彼我もみな人であること。今までも。ずっとこれからも。そのことを確認する夜。




















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October 04, 2017

6年目の「枝野寝ろ」-今わかってきたこと

まあ自分はやはりネット上の異変には目をつぶれないのだけれど、いま立憲民主党のツイッターアカウントに起きている「異常事態」の意味を考えるに、ここ1週間ほどの政変だけでは説明ができないものがあるように思う。

つまりどうしても6年前の原発事故、当時の枝野官房長官に連呼された「枝野寝ろ」を思い起こさざるを得ないのだ。自分だけではないだろう。

あの時、枝野氏は毎日毎日テレビに登場し、今思えば「事実ではないこと」を何度も何度も喋っていた。つまり本人が意図したかどうかは別として「嘘」をつき続けていたわけだ。

一時は腹立たしかったが、それから何年も経ってじわじわと思えてきたことがある。それは、あの時のあの立場にいたら、誰に一体他の何ができたのかということだ。未曾有の大事故、日本国の存亡の危機と言っても差し障りない事態に、この人は耐えた。ベストではないかもしれないが耐え切った。それは事実だし、そして決して卑怯ではなかった。

腹の立つこともたくさんあったが、あれから6年経って、あの時のネットにあふれた「枝野寝ろ」の意味を、実はみんな胸の奥で考え続けていたのではないかと思う。それが今回の政変で皆の中で蘇ったとすれば。

不十分であったかもしれないが、この人はベストを尽くした。そして逃げなかった。そのことがこの歳月の中で皆の中で熟成したのだとすれば。

これは夢想かもしれずまた政治の嵐の中で裏切られるかもしれないが、少なくとも自分には今そんな風に思えている。







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父権の反民主性

加藤浩次にずっと感じている嫌悪感の原因のひとつが顕在化されている。


加藤浩次、LINEでの告白は"ダメ"「娘の親として許しません」


まあこういう話は世のおおよその人は笑って流すのだろうなとは思うけれど、敢えてマジレス。LINEでおれは告白しないよ、されたくもないよならわかる。問題は父権の拡張として娘とその相手に対して許さないよと発言することを異様だと思わないこの国のあり方。

父権の拡張により娘に干渉することは、単語を変えれば上司による部下への干渉に繋がり、社長の社員への、そして官僚や議員の国民への「権利」の当然の拡張が行われることと根元で繋がっている。残業の強制もあれは父権だよ愛だよと言えなくもない。

父権とは(ここでいう)反民主的なのである。日本古来の伝統だとか文化だとか、そんなことを言い出せばサウジアラビアと同じである。

あるいは自らの中に誰でも持っている「権利の拡張意識」「干渉意識」「傲慢さ」「勘違い」「アナクロさ」それらと抗することが理性であろうし、合理であろうと思う。

「父権」という言葉を敢えて使ったがこれは男の性とは限らない。女性にもあること。いま毎日テレビに出ている彼女とかね。

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