June 06, 2009

日本のブログは「残念」なのか----風景が変わり始めた。

●ブログの時代は終わりなのか

ブログ全般が社会においても、ビジネスにおいても、何か新しい展開があるような「気配」を持っていた時代は明らかに終わりに近づいているような気がしてならない。企業にとって、ブログマーケティングと言われるような口コミプロモーションは、いまでもある程度は有効だろうが、ブロガーに試供品やモニター商品を提供して、いささかでも不自然な「提灯記事」を書かせる「気配」があれば、すかさず至る所で突っ込まれる時代になった。消費者はブログの記事で容易に動くほど稚拙ではなくなった。少なくとも国内でアフィリエイトで、満足のいく収入を得ているブロガーは、ほとんど皆無であるし、それらをビジネスに展開できるほどのボリュームはどう考えても、得られていない。オーマイニュースの破綻は、かつて「ブログジャーナリズム」としてもてはやされたモデルの限界を提示している。コメントや、トラバ機能は、登場の頃こそ非常に新鮮だったが、不注意なエントリーへの炎上の武器を与えた。多くのブロガーがコメント機能を無効にしたり、あるいは許可制にするようになった。 続きはこちらへ

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January 21, 2009

仮想世界の最先端---アバターの感情表現を自動化する

CNET書きました。
等身大アバターやら、自動感情表現するアバターの話やら。


IT's Big Bang! -- ITビジネスの宇宙的観察誌「仮想世界の最先端---アバターの感情表現を自動化する」
(CNET Japan)
         

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September 16, 2008

リアルは仮想よりも奇なり(更新しました)

っていうか、きっと仮想世界どころじゃないんですけど、書いちゃったから。一応リンク。

本当にセカンドライフは「過去の思い出」になったのだろうか(1)(Cnet Japan--IT's BigBang!!!)

しかしはてな村の人って、何であんなにセカンドライフ嫌いなんだろね。(苦笑)

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June 02, 2008

更新

更新しました。

日本初講演。セカンドライフ創業者・フィリップ・ロズデール氏語る。 (It's BigBang!!----CNET Japan )

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May 22, 2008

更新

更新しました。

「ゆるーい、ゆるーい台風の目。「Facebook Developer Garage Tokyo」に行ってきた。」(It's BigBang!!----CNET Japan )

2008 05 22 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 15, 2008

更新 セカンドライフ関連です。

インタビューを交えたセカンドライフ関連記事です。

SecondLifeで世界規模のDJネットワークを作り上げたClub Vital Staff(1)(Cnet Japan)

SecondLifeで世界規模のDJネットワークを作り上げたClub Vital Staff(2)(Cnet Japan)

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November 11, 2007

更新

更新です。


VOCALOIDは電通の夢を見たのか----初音ミクと電通の噂に感じたこと(CNET Japan IT'sBig Bang!)

2007 11 11 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

November 05, 2007

CNETブログの、いささか半端な「フラット革命」

11月になったら、CNET読者ブログが、「CNETブログ」という名になり、「プロブロガー」と混然一体化されていて驚いた。最初は一体何が起きたのか、さっぱりわからなかったのだが、何でも両者を均一に読者評価の「フラット地獄」の中に、放り込み、それで掲載順位を変えるのが狙いだとか。

これで、CNETのプロブロガーである佐々木俊尚さんと読者ブロガーであった私も、フラットの地平に並び立ったことになる。うへへ・・と言いたい所だが、従来の「プロブロガー」にはαという頭文字がついている。つまり「αブロガー」・・・・・・・・。さすがにそこだけはフラットではないらしい。

まーしょうがないか。

エンジニアリング的にちょっと知ってることを書くと、従来はCNETの本体はMovavbleTypeの自社システム(たぶん)で運用されていたんだけれど、読者ブログだけは、TypePadのASPサービスだったんですね。それが本体に吸収されて、MT上で運用されるようになった。その結果の「フラット革命」だったというのが実体かと。

ちゃんちゃん、ですが。


【追記 11/5】

何か、finalventさんに関心を持っていただいたみたいだけど、「アルファブロガー」という言葉は同じでも、FPNの使い方とは全然比較にならないでしょうね。だから佐々木さんのことを「FPNとのグリュー(のりしろ)」なんて言ってはいけませんよ。全然、いけません。

にしても名称として「アルファブロガー」(あ、αってのは写真の横にちらっと入っているんですね。)なんて使うのはいまさらどうよみたいなことはある。いっそのこと全部同じ名前にしちゃえばいいのに、と素人ブロガー?は言いたいところなんですが。

っつうか、最後は原稿料が出るか出ないかみたいな話になるのか。CNETの場合。とりあえず欲しくて言ってるわけではないことはないことはないことはないみたいな。

●で、CNETさんから来たお知らせの原文はこれ。まあ、公開しちゃってもいいでしょ。

■ CNET Japan ブログ のリニューアルについて
----------------------------------------------------------------------------
CNET Japan 読者ブログは、「CNET Japan ブログネットワーク」として、リニューアルオープンいたしました。

これまでCNET Japanでは、審査を経て一読者からブロガーとなられた皆様による「CNET Japan 読者ブログ」と、編集部からの依頼により執筆されている
「CNET Japan ブログ」を並行して運営してまいりましたが、今回のリニューアルにより、これらの2つを統合いたします。
この統合により、ブロガーの皆さまがどのようにしてCNET Japanでブログを書きはじめたにか関わらず、『より評価が高いブログがより多く読まれるチャンスを得られる』場を実現いたします。また、今回のリニューアルは、ブロガーの皆さま同士のコミュニケーションにより生まれるブログソサエティの実現基盤にしたいと考えています。

なんか、GOODマークとか、はてなスターみたいで好きくない。ちゃんちゃん。(くどい)

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October 29, 2007

更新

更新しました。

ミャンマー(ビルマ)とNOVA問題におけるFacebookの力(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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October 12, 2007

更新

更新しました。

仮想世界が一気に地球規模で出現!?---Google Earthの地形を取り込むMultiverse Networkの新ツールは衝撃的だ(CNET Japan IT'sBig Bang!)

2007 10 12 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

September 13, 2007

更新

更新しました。

セカンドライフ推進派に回った「檄文」とアメリカンアパレル撤退の意味(CNET Japan IT'sBig Bang!)

2007 09 13 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

August 26, 2007

更新

更新しました。

GMOの苦境に見るIT企業と消費者金融事業の危険な関係(CNET Japan IT'sBig Bang!)

2007 08 26 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

August 06, 2007

更新

更新しました。

セカンドライフの億万長者は、武漢で暮らすドイツ国籍の中国人、アイリン・グラエフ。(CNET Japan IT'sBig Bang!)

2007 08 06 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

July 29, 2007

「セカンドライフ創世記」を読んだ---仮想世界の結婚式が示していること

セカンドライフについて書かれた本は、ここ数カ月で「爆発的に」増えた。長く気を持たせていた日本語版のクライアントも、β版ながら今月リリースされた。にも関わらず、まだ日本人ユーザーは全体の2%しかいない。(これは日本語版リリース前の数字である。)また、パソコンに対してかなりのパフォーマンスを求めること、必ずしもわかりやすいソフト操作ではないこと、ゲームにありがちなストーリーもないことなどから、前途の苦戦を予測する声もある。SL内カジノに関しての徹底的規制を宣言する発表も最近行われ、これはSL内のマネーサプライに大きな影響を与えることになるかもしれない。

しかしながら、依然としてセカンドライフは、ユーザー数800万人以上でありながら、毎月100万人の割合でユーザーを増やし続けており、山手線の内側に匹敵する「土地」が毎月15%の勢いで拡張を続けており、実に週当たり150台のサーバを新たに増やし続けている、2007年における弩級のキラーサービスであることに間違いはない。

本書は、セカンドライフにゲーム的な感覚で夢中で参入してきた人が、あるいはこの広大な世界で自己発見をすることに疲れた頃に読んでみるといいかもしれない。セカンドライフについてあなたがどのような評価を下すかについての、貴重な情報を与えてくれる。特に、セカンドライフ内に50を超える島を所有するに到ったMagSL(ジップサービス)の代表の談話、harajukuのダンスクラブであるVitalを巡るエピソード、さらに日本人で初めてセカンドライフで結婚式をあげたカップルの話、さらにはリンデンラボを創業したフィリップ・ロズデールの幼少時代からの構想の経緯をたどる逸話は興味深い。MagSLの展開してきた数々の泥臭い、それでいてハイパーなイベントの数々についても詳しく触れられている。
以前

「Second Lifeのビジネスモデル----CPUの作り出す「もう一つの地球」はハッピーか。」

でも書いたが、セカンドライフのビジネスモデルは他のインターネット関連のビジネスモデルの多くが広告モデルであるのに対して、不動産を中心にしてRMT(リアルマネートレーディング)を仲介に価値付与していくモデルであるところに新しさがある。それは従来のIT関連のモデルのいずれもがとらなかった道である。。さらに、それはあのNetscapeの踏んだ蹉跌を乗り越えて登場してきたモデルであることも忘れてはならない。彼らの歩んだ道を歩まないであろう並々ならぬ覚悟がこのサービスにはある。

インターネットがはじめて発信し始めたころに浴びせかけられたあらゆる批判や懸念は、セカンドライフにおいてもまた形を変え、表現を変えて投げかけられているし、賛否両論がそれだけでも沸騰するのも、我々が容易なことではこのモデルを理解することの難しさを象徴しているだろう。

先にあげた日本人カップルが結婚式をあげたセカンドライフ内の島である、Cocololo islandにある教会は、今でも尚ライトアップされ、夜間には(つまり時制を夜間にすれば)美しくも幻想的な雰囲気がたちこめており、カップルたちの語らいの場所として、「この世のどこにもない場所」のオーラを醸し出し続けている。セカンドライフの将来を過度に悲観するのも、楽観するのも、おそらくは事実と違うのであろうが、このCocololoの闇の中で身を浸すならば、あなたに見えるものがあれば見えるだろう。見えないものがあれば、あるいはこれから見えてくるかもしれないし、永遠に見えないかもしれない。

ともすると企業の金銭的な欲望にのみフォーカスが当たり、一種のバブル的騒動として語られるセカンドライフであるが、この「不思議な世界」に身を浸し、その仮想の世界が自分の人生にどのようにtouchしてくるのか、おそらく「まだ残されている離陸の時間」の間に考えてみるのも悪くはないだろう。この本はそれに寄与するし、一般的には「創世記」にこそ、あらゆことが凝縮して起こるのだということを思い出させてくれる。

他の三次元仮想世界の動向もコンパクトにまとめられていて、これも興味深い。セカンドライフがもたらした最大の功績はおそらくサービスとしてのセカンドライフそれ自体の議論ではなく、メタバースであり、三次元の仮想空間の可能性であり、さらにこれら仮想空間に対峙する我々人類の意識と想像力を飛躍的に高めたことであるだろう。時にはビジネスのフィールドで、時には恋愛の領域で。先はもちろんまだ霧の中にあるのだが、我々がネット進化の歴史の上で、のっぴきならない大変革の時に直面していることだけは、おそらく120%確かであると私は思う。

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July 22, 2007

更新

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「はてなスター」を巡るコトの顛末に思うブログとブロガーの疲弊(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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July 09, 2007

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更新しました。

そこには絶対にやってはいけない接続がある。-----携帯電話でSecondLifeに接続した男のスリラー(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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June 29, 2007

更新

更新しました。

リアルとバーチャルの薄れゆく境界----やはり今、人生は複雑化しているのかもしれない(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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June 13, 2007

更新

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日払派遣の労働力を利用する側について考える(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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June 02, 2007

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「セカンドライフナイト in BarTube」で考えたRMTの現実(CNET Japan IT'sBig Bang!)

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May 28, 2007

第13回WebSig会議 「Second Lifeのポテンシャルを探る 企業から個人まで」---レポート

070526_152001

SLネタが続いているが、昨日秋葉原のデジタルハリウッドで開催された「第13回WebSig会議 「Second Lifeのポテンシャルを探る 企業から個人まで」に参加してきた。その模様をちょっとレポート。

会場は、リアル会場のほか、SL内のイベン島、雷神、Minatomiraiの計4ケ所を使って行われた。リアル会場では、SL内会場の模様がモニタに映し出され、さらにリアル会場からスタッフが、「スタッフアバター」となって、各SL会場に散った。

リアル会場に出かける前に、イベン島を覗いてみた。

Snapshot_websig_001

まだ、観客は集まっていなかったが、本番時には各バーチャル会場は、様々な体裁のアバター観客で一杯になった。リアル会場も定員の100名をおそらく上回ったであろう人の入り。熱気がすごい。通路にまで椅子が並べられ、トイレに行くのも苦労したほどである。

まず三淵啓自氏(デジタルハリウッド大学大学院教授)。SLは右脳思考であり、それまでのセマンテックWeb(いわゆるWeb)の左脳思考とは根本 的に違う。究極のWeb2.0である。クリエイターにとって未曾有の3D制作環境として画期的であり、かつてない良質の環境が整備されていること、著作権 がすべてクリエイターに属しているほか、制作されたデータはすべて3Dネィティブのデータとして世界中に配布できること、リンデンラボがオープンソースで SLクライアントを含め開放したことが、世界に与える効果について講演した。

次は、先行して企業に対するSL内でのプロモーションコンサルに参入した、株式会社メルティングドッツの岡績氏。氏は、具体的事例で企業が実際に取り組んでいるSL内のマーケティング戦略について解説。

最後は、SL内のカリスマの1人。ASUKAグループオーナーのLINZOO Ring氏。氏はtokyo AGEHA Japanese Girls Collectionの主宰で、この上なく美しい日本人シェイプの制作者としても知られている。個人の立場からのプレゼンテーション。SL草創期の苦労や、住民の気質について語られる。

それぞれのSL内会場には、リアル会場の音声と映像がストリーミングされたが、かなり遅れて配信されていた。まさに実験的試みであると主催者の方が言われていたように、演出としてはリアル会場の質問に、SL会場のアバター達が赤白の旗を上げて回答するなどの、非常にシンプル、ある種稚拙なものであったが、(その上、リアル会場のマイクの調子は最悪だった!)私が遠く感慨を持って思い出していたのは、初期のテレビ会議システムが初めてイベントに持ち込まれた頃の記憶である。あのときも、音声はブツブツであったが、遠く海外の人々との質疑応答が、テレビ局の力を借りずに実現した瞬間として、感動を持って受け止めたものだった。
時は移り、今モニターの向こうにいるのは、バーチャル世界のメタバースに集った、形態も様々なアバター達である。時代の変化を思い知らされた。実際、各SL会場はアバター参加者で一杯になっていた。

SLに関しては、もちろん3名の講師はポジティブなのだが、ネトゲとの違いについて、より参加者が自分の時間を主体的に使うことができると説いた三淵氏、そして企業参入がいよいよ見え始めた時代にあって、先行して入った個人を「傷つけないで」もらいたいと説いたLINZOO氏のプレゼンが印象的だった。

実際、各SIMではクリエイターの奪い合いのようなことも始まっているという。先行して参入した企業がかなりアグレッシブな動きをメタバースで繰り広げているらしい。事実、驚いたのだが、この日のリアル会場参加者の9割が企業関係者だった。

LINZOO氏は、「ネットにいる人たちは、なぜだかわからないが企業によって傷つけられている。その傷を理解してほしい」と語った。

その「先天的なトラウマ」は、あるいは自分が実際に受けたものではなく、ネットの先駆者から受け継いだものかもしれない。実際、今のSL内の日本人コミュニティは、LINZOO氏の感覚では、せいぜいアクティブな200名程度が担っているという。(実際、友人の友人あたりで、概ねSL人間関係はつながるというのは、私の実感でもある)住民はまだ新参者に対して親切であり、無償のオブジェクトも気前よく分ち合う。いわばパソコン通信やインターネットの初期の牧歌的な雰囲気が、まだSLにはあるのだ。それが企業の「暴力的な」参入によって破壊されることを、LINZOO氏は恐れている。

驚くべきは、おそらくリアル、SL両会場のほとんどすべての参加者が、SL内に企業が近く本格的侵攻を始めることを確信していると見えることだった。SLの盛り上がりを心配する者はおそらく殆ど皆無であり、むしろ加熱の行きすぎを心配している。

それはセッション終了後の、懇親会でも感じられた。幾人かの大企業の担当者と名刺交換したが、彼らの大半は、SLへの企業参入ピークをおよそ1-2年後と感じている。要は時期の問題だけであり、法的規制の問題やRMT(リアルマネートレーディング)における問題点の将来をそれほど悲観視していないこことが感じられた。

実際、野村総研は「複数世界が並存する「マルチバース」時代へ--2012年までの3D仮想世界をNRIが予測 」でみられるように

2009年から2010年にかけては、三次元仮想世界を活用したビジネスが本格化する見込み。グラフィックス性能が向上したPCが普及し、消費者による三次元仮想世界の利用が進むからだ。具体的には、電子商取引の基盤構築とマーケティング手法が確立が期待されるという。またNRIは、仮想世界に対する法整備の検討が必要になる時期でもあると予測している。

と予測している。「複数の世界の併存」とは。一人SLが孤立する世界ではないことを示唆しているのだが、風穴をあけるのがSLであることはおそらく間違いないだろう。

リアルで、SL内のクリエイターの方々と話をすることができたことも収穫だったが、私にとってラッキーだったのは、

社内にはビリヤード場、「週に1度はセカンドライフ」が社則

の記事を書いた遠竹智寿子さんと会場でお会いできたことだろう。そして「あの記事にあのタイトルはないでしょう。むしろリンデンの構想がたった一つのSF小説、『スノウ・クラッシュ』(ニール・スティーヴンスン著)に凝縮されていることを聞き出した彼女の記事には、もっとふさわしいタイトルがあったはず」という、私の戯言に共感していただいたこと。

#あの見出しは、編集部で勝手につけたんですって。何だよ、ビリヤード台って。そんなのきっとグーグルにも、MSにもあるだろさ。などと、遠竹さんに紹介された、アスキー関係者に絡む。

それはともかく。

「Second Life」をめぐる昨年から今年にかけての状況は、インターネットが日本に上陸した草創期、一気にブレークしていく前夜、1994年頃の状況に極めて類似していると思っている。
あの頃、日本のインターネットコミュニティはまだ小さく、皆がまだ情報に飢えていた。どこに行っても同じような会社と似たような人々が、極めてアグレッシブに未来を模索していたのである。

それから約10数余年。いま見ているような世界になってしまったわけだが、その間にNCSAモザイクであったり(!)、ネットスケープであったり、IEだったりのブラウザの変移があった。SLのクライアントが、次期ブラウザの地位をそのまま占めるかどうかはわからないが、これほどの3Dシステムが、オープンソースで、しかもRMTを保証して数百万人のユーザーを獲得したことは極めて意味が大きい。

よく、mixiの会員が既に800万人とか、あるいはネトゲのハンゲームのユーザー数がどうとか、あるいはクライアントソフトの使用感の悪さ、日本人のアクティブユーザーがまだほとんどいないこと、あるいは日本語版の「遅れ」などから、この世界の先行きを危惧する声もあるのだが、考えてみればインターネットの草創期にも同じような危惧は繰り返し語られたのである。

日本語版については、三淵教授はいったんリセットされたという見方だったが、先の遠竹さんにも会ったリンデン広報担当は、未だ遅くとも今年いっぱいにはリリースするという表明を捨てていない。外資系企業に日本総代理店をいったんはまかせようとしたが、見送ったとの説もあり、また彼らの言う「日本語版」の解釈について、当日様々な方たちにお話を伺ったが、十人十色であったところが興味深かった。このあたりはいろいろ深そうだ。

いずれにしてもこのエントリーは3年後にもう一度読み返してみたいところである。そう思える自分のエントリーは、実はほとんどないのであるし。

2007 05 28 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

May 23, 2007

電通も最大規模都市建設----Second Lifeの「東京タワー」見学記

4月予定だった日本語版が延期され、少々盛り上がりに冷水をかけられた格好の「Second Life」だが、最新号の日経ビジネスの記事が、ちょっとしたセンセーションになっている。

セカンドライフ、日本も乱舞 東京タワー開業、電通は最大級都市建設へ(日経ビジネス)

デジタルマーケットは現実の東京タワーを運営する日本電波塔の依頼を受けて仮想の東京タワーを作り、その周辺に娯楽関連施設を併設する形で、都市の完成を急いでいる。外観や内部構造はほぼ完成しており、5月21日に都市を一般公開する。

 東京タワーで集客し、周辺施設で企業のプロモーション活動をする新手の戦略。アイドルグループの「AKB48」と提携した施設では、セカンドライフ限定のビデオ映像や写真を展示して、ファンサービスを展開するという。

東京タワーは早速今夜見学してきたので、詳細は後で。これにも増して驚いたのは電通の動向。

娯楽だけではなく消費財メーカーから金融まで幅広い企業から成る巨大都市を建設しようとしているのは、広告最大手の電通だ。4月下旬、電通はセカンドライフで13の島を購入した。

 13島分の初期投資は約260万円、固定資産税代わりの維持費は月に約46万円。土地は30島程度まで拡張できるような形で押さえてあり、完成すればセカンドライフ内で最大と言われる米IBMの島の規模に匹敵する。東京ドームが40個以上も収まる広さだ。

 ここで電通は、土地や土地の上に建てた建造物を企業に提供する都市開発事業に乗り出す。まるで東京の六本木ヒルズを運営する森ビルや、東京ミッドタウンを運営する三井不動産さながらのデベロッパー事業である。

これで一気にSecond Life上に最大規模の仮想タウンがオープンすることになった。上記にあるようにとんでもない広さである。日経ビジネスでの扱いはそう大きくないが、かな りのニュースだと言えよう。実際、Second Lifeを知らない数人のビジネスマンにこのことを教えたところ、みんな食い入るように記事を見ていた。投下する金額に比して、ニュースのインパクトは大きい。巨大な「バーチャル東京」を作る予定というが、先行して東京23区を開発しようとしているMagSLとの関係はどうなるのか、気にかかる。

さて、「東京タワー」は21日から一般公開ということで、さっそく見学してきた。その模様を以下に報告しよう。場所はSecond Life上の都市「dejima」である。

※写真はクリックすると大きくなります。

Snapshot_001

●外から全景を。めちゃでかい。少し雲がかかっている。

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●エレベーターが運行停止だったが、スタッフのEmiさんがたまたまいて、聞いてみたところ、見学を許可、案内してくれた。

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●一緒にエレベーターに乗って、上昇する。


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●展望台に着いた。まだ都市はダミー写真であるが、ここが開発される。


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●下の階の展望台。ここも忠実に再現してあるそうだ。


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●カフェが見える。

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●本物の東京タワーと同じパネル。

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●ここはShop。まだ商品はほとんどない。

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●下りはteleportで降りたが、このように景色が楽しめる。

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●どんどん降りる。

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●Emiさん、ありがとう。さようなら。

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●タワーの下には、遊園地もある。


親切に、無理を聞いて、案内してくれたEmiさんに感謝。(Emiさんについてはここを
(この記事はCNET Japan「IT's BigBang!」にも投稿します)

 

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May 17, 2007

更新

更新しました。

「そろそろ書いてもいいですか」---DoCoMo2.0のプロモーションに思うこと(CNET Japan  IT's Big Bang!)

2007 05 17 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

May 10, 2007

私に世界は変えられるのか。変えるべき世界を想っているのか。

「世界を変える」と、あなたが言うとき、その言葉の裏には「世界など変わらない」「変わるはずなどない」という意味が込められているはずだ。少なくとも日本では。

ところが

――日本語のブログが世界で最も多いというような調査があった。その一方、ブログ内容はテレビや新聞の受け売りである場合も多い。
 調査のブログの定義はかなり広く、SNSなども含めているようだ。

 そもそも、日本人は日記文化を持っていた。インターネットのホームページが流行った当初も、坂本龍一などの著名人を含めて、自分の日記を公開していた。米紙でも多くの日本人が、日記を公開していると報道された。

 米国のブログの傾向と違うのは、米のブロガーは本当に世の中を変えてやろうと思って、ブログに意見を書いている。ところが日本人は自分のブログで書いたことでは大して変わらないという意識がある。

(「ウェブ2.0はバブルの兆候」・デジタルガレージの伊藤穣一取締役に聞く

「米のブロガーは、本当に世の中を変えてやろうと思って、ブログに意見を書いている」とJoyは言う。少なくとも、「Web上の日記です」とブログが紹介されてきた日本において、それは変革の道具ではなかったろう。なぜって、「世界を変える」ことが日記に可能だと思うか?あるいは、「世界を変えるために」日記など書く奴がいるか?

むしろ日記は、世界と自分とを区切るために、世界から隔絶された自分を見つめ、遮蔽された時間や空間の中で、内心を見つめるためのものであったのではないか。「ネットで日記を書く奴の気が知れない。」などと、ここにいる当の私も5年ほど前には嘯いていたわけであるが、現在はこうしてブログを書いている。しかし、これで世界が変わる(笑)などとは思っていないし、変えるべき世界が仮にここにあるとしても、本気で世界を変えるなら別の手段を選ぶだろう。

もちろん、私のこっぱなブログが、日本人が最大数を占めるに到ったブログの一滴であることに変わりはなく、その累積の中で何かになることはあるかもしれない。が、その累積が世界を変えていくと言ったところで、それはそれだけのことである。

そもそも思うのだ。あなたは、あるいは私は、「変えたい世界」を心に持っているのか。仮に持っているとすれば、「変えていきたい世界」への方向性を持っていることになる。当然持っていると答える善男善女の前で何を誇れるか、何を語れるか。

JOYはその穏やかなたたずまいの中で、「世界を変える」ブログの力をずっと説いてきた。声高に声を張り上げるのではなく、彼はその小柄な体でそっとあなたの横に立ち、世界が変わること、そしておそらく変えなければならないことを説いてきた。そういう存在としてJOYが心の大半を米国に沿わせているのは、よくわかる。彼には、日本に立つべき場所はずっとなかったのだ。そのまばゆい名声にも関わらず。僕はそれを感じてきた。ずっと昔から。

ところが、何しろ米国のブロガーは、「世界が変えられると」信じて今日もブログを書いているのだ。

もちろん、そんな大きな「夢」を語ったところで、大部分のあなたや私に世界など激変させる力はない。日々は凡々と過ぎていき、あなたの主戦場はせいぜい「はてな」や「2ちゃんねる」であったろう。この国にあっては。

それでも一部の、より賢明な米国のブロガー達は、考えたのかもしれないのだ。「我々の思い込みにも関わらず、もしもブログが世界を変えられないとすれば、それはなぜだ?」と。あのとてつもない力を持つに到ったGoogleなど、何の言論も持っていないではないか。ただ日々鬱々とインデックスを作り続けている奴らが、人の作ったサービスをタダ同然に取り込んで、得意然としている奴らにできて、自分たちにできないことが、あるというのか?Googleでもない、しかも武器を持たない米国人に何ができるのだ?と。

あるいはその誰かは気がついたのかもしれない。ブログには本当の金の流れがないことを。日本の善男善女は気がついたのかもしれない。2ちゃんねるには憎しみと唾液と精液しか流れていないことを。あなたのブログには、車と住宅ローンの支払記録しか書かれていないことを。


世界を変えるとはどういうことなのか。


あるいは米国のブロガーも、薄く気がついていながら、沈黙していたのかもしれない。圧倒的なリアル世界にあって、我々の桃源郷にないものは何か。それは、息遣いでも恋愛でも博愛でもなく、ただ一つ。大動脈と大静脈が、あなたの心臓で真っ赤に交わるように、現実世界と、ネット世界の経済とを隔てる、壁を壊しさえすれば良かったのではないか。

それで世界は、変わると誰かが気がついたのかもしれない。

ブログが言論である限り、ブログが人の生きた営みである限り、それはどんなに血を沸き立たせたとしても、誰かの血でしかないのだ。21世紀にあっては、血では世界は変えられない。変えられるとすれば、この世界の隔壁を破壊することだ。それは経済であり、言論ではない。。。

と思ったかもしれない。

人生において、大変革の目撃者になる機会はそう多くない。ましてや、世界を揺るがす地を震わせる大変革を目の当たりにする機会は、普通の人間の人生にはめったに訪れない。
しかし、それは言葉を変えれば、こうも言えるのではないだろうか。

つまりあなたは「革命」に出会わなかったのではなく、革命があなたの足元で起きつつあることに気がついたか、そうでなかったのか、ということだ。

つまりだ。「世界を変える」人間とは、実際に世界を変える人間ではなく、一番最初に世界が変わり始めたことに気がついた人間のことではないのだろうか。


もちろん、あなたに、そして私に「変えるべき世界」があったとしての話だ。

2007 05 10 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (5) | トラックバック

April 21, 2007

更新

更新しました。


楽天vsTBSバトルの再燃に思う---誰が退屈なのか、何が新しいということなのか(CNET Japan IT's Big Bang!)


2007 04 21 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

April 01, 2007

「2ちゃんねる」ついに閉鎖、「Second Life」へ移転が決定。

昨年来、閉鎖騒ぎが何度も噂されていた世界最大の掲示板、「2ちゃんねる」に関する大ニュースが飛び込んできて、ご存知の通りネットでは大騒ぎになっている。

4月1日、「ニコニコ動画」γ版のプロモーションのための会見場に現れた、西村ひろゆき氏が語ったところによれば、現在の2ちゃんねるは4月いっぱいで閉鎖さ れ、その後は、4月中にも日本語版がスタートされると言われ、ここのところ急速に注目が集まっている、あの「Second Life」に全面移転されることが決まったという。

報道によれば、ひろゆき氏が敗訴決定した法廷訴訟の、賠償総額は既に3千万円以上とも言われており、一部ではドメインの差し押さえが試みられているという ことは何度も報道されてきた。これまでメディアに対して強気の姿勢を崩さなかったひろゆき氏であるが、その一方で相当追い詰められていたことも確かなよう だ。

一方で、未だにひろゆき氏の年収は1億円以上あるとも言われており、その豊富な資金を原資として、「Second Life」上に既に広大な土地の購入を 決めているという。2ちゃんねるの掲示板としての先行きに見切りをつけたという、彼の天才的な先見性として評価する声も出ているが、未だ将来の見えない 「Second Life」で2ちゃんねるが現在の勢いを保てるかどうかは、疑問視する声もある。

ひろゆき周辺によれば、「SecondLife」上に置かれる新2ちゃんねるは、通称「2nd ちゃんねる(セカンドちゃんねる)」。中央には巨大な 「壷」を型どった建物が建設され、その中に「板」ごとの部屋が設置されるという。この「新2ちゃんねる」に書き込むためには、当然 「SedondLife」のアカウントが必要になる。悪質な匿名の書き込みや誹謗中傷に悩まされた旧2ちゃんねるの教訓から、「セカンドちゃんねる」で は、入場の際にアバターに名刺代わりのIDカードの提示を義務づけるという。このIDカードには、個人情報が暗号化されて収納されており、緊急時にはID カードから本人を割り出すことが可能。
また、削除人は、骸骨状のアバターを使い、全身黒のユニフォームをまとって、常時100人が待機するので、その場で削除を求めることもできるなどスピーディな対応が可能になる。

「Second Life」を運営するリンデンラボの広報では

「2ちゃんねるは、日本発の世界に例を見ない強力なコンテンツ。彼らがSecond Lifeの住人になることは我々の日本語版Second Lifeを成功させるための、強力な力となるだろう。大歓迎したい。」

と述べている。

尚、懸念されるのは、旧2ちゃんねる時代の負の遺産とも言うべき、数々の訴訟や賠償金についてだが、ひろゆき氏への内容証明が到着しているのかどうかが はっきりしなかった前時代の教訓を踏まえ、「セカンドちゃんねる」内にひろゆき氏のアバターが居住し、内容証明などはIMで受け付ける。また、既に敗訴し ている賠償金の支払いについてだが、ひろゆき氏はこれに関して、

「全ての財産はリンデンドルに交換してしまったので、もう日本円では支払えない」

と述べている。このため、東京地裁ではリンデンドルの差し押さえ、もしくは「セカンドちゃんねる」のSIM全体を差し押さえの対象とすることができるかどうかについて法的な検討を始めたらしいが、果たしてリンデンドルやバーチャルな土地に、担保価値があるのか、ドメイン以上に厄介な法的解釈が必要になると思われ、難航しそうである。

もっとも、全国の裁判所に出頭するのは物理的に不可能と言っていたひろゆき氏の事情を考え、法務省では「セカンドちゃんねる」の建物の横に、地方裁判所のSecond Life支部を設置して、2ちゃんねる関連の全ての訴訟を扱う予定。ひろゆき氏のアバターの出廷があれば、審議を行うとしている。これで物理的な制約を理由に出廷を拒むことは難しくなりそう。裁判所のSecond Lifeへの設置は他に例が無く、これも注目を集めそうである。

ともあれ、ようやく見えてきた2ちゃんねるの未来。新2ちゃんねるは、想像を絶する新しいモデルとなって、我々の前に姿を見せることになったことだけは間違いない。

※なお、この記事の情報は全て、自称著名ブログジャーナリストであるBigBang氏の独自の取材に基づいて4月1日付で掲載されたものであり、ニュース ソースも、「セカンドちゃんねる」の場所も、Second Life上での混乱を防ぐためという理由で、一切明らかにされていない。

2007 04 01 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック

March 22, 2007

更新

更新しました。

「粘菌コンピュータ」は心を持つのだろうか-------キューブリックも予想していなかったこと。(CNET Japan IT's Big Bang!)

2007 03 22 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

March 02, 2007

Photoshopのウェブアプリが無料で登場ということだが

結構大騒ぎになっているわけだが。

Photoshopのウェブアプリ版、無料で半年以内にリリース予定(Gigazine)

Photoshopも大事に大事にアップグレードしてきたのは、もう遥か昔。最近はPremier Elementsとか、Piccasoとか、FireFoxとかちゃらちゃら使っていて、重量級のPhotoshopを使うこともついぞなくなってきていた。で、今頃無償化といわれただけなら驚かない。

このニュースが本当に衝撃的なのは、実はそれ以外の部分にあるのではないかと思ったので、ちょっと書いてみた。どうも最近IT関係はあっちに書いちゃうんだけれど。まあお読みください。


Photoshop無償Webアプリ化がもたらす衝撃の焦点はどこだろう(CNET Japan --IT's Big Bang!)

2007 03 02 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 18, 2007

更新

更新しました。何かと話題のWikipediaの広告/寄付金モデルについて。(諸問題とは無関係です。w)

広告モデルにNOを言い続けるWikipediaの将来。----広告モデルは、本当に記事の中立性を侵すのだろうか。(CNET Japan  IT's Big Bang !!)

2007 02 18 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 11, 2007

更新

更新しました。

「スター・ウォーズ」を超えて---グーグル政府の罪無き楽観性を考える(IT's Big Bang! CNET japan)

2007 02 11 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 03, 2007

ブログ世界はフラットではない---「アルファブロガー」の孤独なセクトが生まれるわけ。

ブログの登場により、言論世界が「フラット」になりつつあるという意見を良く見かけるけれど、ちょっと違うことを私は思っている。

これまでメディアが、プロフェッショナルが独占する高価なツールであり、そのメディアにアクセスできる特権的地位を持った人々=特にマスコミが、言論リソースの流れを自在にしていた頃に比べれば、確かにブログのようなツールが、ただ同然になり、プロアマ問わず多くの人々が自由に言論を交わすことが出来るようになった。この現象だけ見れば、確かに「フラットな言論世界」が登場したように見える。

しかし。

それではなぜ、しょこたんは、私の、あるいはあなたのブログにやってこないのか、コメント欄にコメントを残さないのか。藤原新也は、なぜ粘着するあなた(誰とは言わない)のブログを訪れて、一発「がつん」とはめったに言ってこないのか。なぜR30氏は一言コメントを残しては消して去るのか。(いや失礼。これはちょっと別の話だ)

そんなことは当たり前だと、あなたはいうかもしれない。彼らは有名人であり、多忙である。近づく全ての人の言うことに、いちいち反応する時間も気力も湧かない。それはその通りである。だが、この当たり前のことのように思える中に、「フラットになったはずの」言論世界に、一層微細な断片化、階層化が進行する構造が隠れているのではないか、と夢想してみた。

モデルを単純にするために、アクセス数で考えてみる。

ここに、AB2つのブログがある。Aブログのブロガーは少子さん。アクセス数は、日に100ビュー程度。Bブログのブロガーは多佳子さん。アクセス数は日に1万ビューである。さて、この両ブログの間に交流が生じ、やがて議論が起きたとする。アクセス数の少ない少子さんは、多佳子さんを手ひどい言葉で批判していて、多佳子さんもそれを知っているとする。さて、ひどい批判を受けた多佳子さんは、果たして少子ブログに乗り込んで反論をすべきだろうか?あるいは自サイトで少子ブログへの批判エントリーをあげるべきだろうか?

答は、否であろう。

多佳子さんの取るべき正しい道は、完全に少子さんをスルーすることである。なぜか。両者の立場がフラットではないからである。およそ少子さんブログに比べて100倍の読者のいる多佳子ブログに、少子ブログから流れ込む新たな読者は僅かしかいない。つまり少子ブログを読んで、その批判に共感し、多佳子ブログにやってくる読者は、非常に少ないはずであるから、心配するほどの話ではない。したがって、少々腹立たしい光景が少子ブログで繰り広げられていても、多佳子さんは無視しているのがもっとも「賢い」対処方法である。

ところがこの挑発に負けて、スルーできず、多佳子さんが自ブログで反論を書いてしまったとする。そうなると、元来多くの読者を抱える多佳子ブログである。エントリーを読んで、少子さんのブログを初めて知った多くの読者が、リンクや検索を辿って、少子ブログに流入する。そして、多佳子さんを批判する少子さんの記事にもそこで初めて触れることになってしまう。これは多佳子さんにとっては面白いことではない。一方少子さんは大量のアクセスを獲得でき、自分の意見も広めることが出来た。
つまり、多佳子さんが自記事で少子さんを取り上げるだけで、多佳子さんが不利になるという事態が起きるのである。これでは反論するだけ馬鹿馬鹿しい。相手への人の流入しか起こしえないのであれば、沈黙したほうが良い。

#このモデルの中では、どちらの言論が正しいかとか、説得力があるかということはひとまず考慮しない。

もちろん、この劇的な自サイトへのアクセス増にかまけていると、少子さんが炎上する可能性も出てくるのであるが、ともあれ、有名ブロガーの多佳子さんに絡んだおかげで、少子さんは自ブログを世間に知らしめることに成功したのである。

一方、有名ブロガーの多佳子さんにとっては、このことから得られるものはほとんど何もない。何の得もないから、少子さんのブログが弱小ブログであると知った段階で無視することになる。構っても得がないからだ。

つまり、本来フラットであるはずの言論環境は、この両者にとっては、最初から歪な構造を持っていたということになる。両者は、たとえ最初はこれを意識しないで触れ合ったとしても、この宿命的な構造をいつか知り、それぞれなりに相反する行動をとるようになる。

つまり「強者」が先に沈黙するケースが多いのであるが、「弱者」はそれに苛立ち、一層「強者」への怨嗟をエスカレートさせるかもしれない。

ブログはコメントやトラックバックなどの「触手」を互いに貼りながら、他への読者の流入を互いに助ける。この「触手」を通って、移動する読者の量が最初から均等でない者同士には、真のフラットな環境は出現しないのではないだろうか。あるいは均等であっても、やがて必ずどちらか一方に「力」が生まれ、公平ではない構造を生み出すのではないだろうか。

多佳子さんは、最初から少子さんの批判に対して「答えない」ことがもっとも有効な対応手段であるから、2人の議論への姿勢は最初からイーブンではない。このことに気がつかないと、少子さんは多佳子さんの、冷然とした態度にいらだつばかりだろう。

少子さんと多佳子さんの関係はモデル化したものであるしが、ブログ世界において陽子と中性子のように、自立した相互関係を至るところで築き上げることが予想される。そこにあるのは、大きなメディア=マスメディアの前で「均等な」無名の市民として佇立していた私たちではなく、なまじ個々が言論の表現手段を持ったがために、互いの間に立ち込めた関係性のエーテルによって作られた差異の孤独に、それぞれが陥って立ち尽くす姿である。

人は元々公平ではないなどと、ここでは言ってはならない。なぜなら、言論のフィールドにおいて、1万通りも、10万通りも明確なレイヤーがプレゼンテーションされている、ブロゴスフィアのような世界はこれまでになかったし、その「不公平」は、これまで人間が体験した「不公平」とは異質のものであるからだ。

つまり、ブログのような自由な表現手段は、均等な発言機会を、いっときは私たちに与えはしたが、次の瞬間には、かえって個々人を細分化し、絶え間ない「セクト」化へと追い込んでいく。それぞれの表現言語でのみしか交流しない、小宇宙が無限につくられ、その中でそれぞれが孤独に住まうところ。決して均等な舞台に立つことが出来なくなっているsolitudeに身悶えする----それが私たちの未来の立ち姿となるのである。

一方で、同じ程度のアクセス数や注目度を持ったブロガーたちは、比較的公平な意見の交換がしやすいので、近づきやすいといった傾向を持つ。両者は何も与えないし奪わない。あるいはこのコミュニティに異端者が侵入して災禍をもたらしたなら、コミュニティは閉じた平和なSNSへと移行するかもしれない。

多佳子さんの立場が、多くの「アルファブロガー」の立場である。と置き換えると、よりわかりやすいだろうか。

(一部の、と言わねばならないが)「アルファブロガー」が何かにつけて徒党を組み、あるいはSNSに自分たちだけのコミュニティを築き、ついにはセクト化しやすい原因を解明する何かのヒントが、この構造の中に隠れていないだろうか、などと考えた。つまりそれは特権意識だけでは説明しきれない、何かである。


それがどうしたって? うーん、どうしたんだろう。

2007 02 03 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (21) | トラックバック

January 27, 2007

IT's Big Bang! 更新

「IT's Big Bang!!」を更新しました。


●Second Lifeのビジネスモデル----CPUの作り出す「もう一つの地球」はハッピーか。(CNET Japan)

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January 19, 2007

IT's BigBang! 更新

「IT's Big Bang!!(CNET Japan)」を更新しました。


●光と影は入れ替わるのか---Apple10億ドル利益の衝撃(CNET Japan)

2007 01 19 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

January 12, 2007

「IT's Big Bang! (CNET Japan読者ブログ)」開始のお知らせ

今日から「CNET Japan」に、読者ブロガーとして参加することになりました。

新しいブログのタイトルは
IT's Big Bang! ---ITビジネスの宇宙的観察誌

読者ブログとはいえ、ここで書いているような「頭の痛い」記事ばかりCNETさんで書いていると迷惑をかけますので、少し気を引き締めて書こうかと思っていますが、BigBangトーン(苦笑)はなくしたくないので、こういう名称にしました。テーマはサブタイトルにある通りであり、一応「経営一般」のジャンルでの採用ですが、実際にはITの幅広い側面をなるべく「変な切り口から」(笑)書いていこうかなと思っているところです。(クビにならないように書かなければならない。)どうぞよろしくです。

早速次の2本の記事がアップされていますので、ご案内しておきます。

●君臨すれども管理せず----「2ちゃんねる」はどこに行くのか(IT's Big Bang !)
●バーチャルな地球と蜜蜂の巣(同上)

2007 01 12 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック

January 11, 2007

アップルのiPhone発表は「見切り発車」のようだが(2)----シスコシステムズ、アップルを提訴

昨日

アップルのiPhone発表は「見切り発車」のようだが----Apple Corps.とApple.Incの微妙な関係

のエントリーで、AppleがMacWorldの前夜まで行っていた、iPhoneの商標権使用に関するシスコとの調整を完遂できないままに発表に踏み切った件を書いたが、ついに、シスコシステムズが、Appleを提訴した。

シスコシステムズ、iPhoneの商標権侵害でアップルを提訴(CNET)
 Cisco Systemsが、「iPhone」で商標を侵害されたとしてAppleを提訴したことを米国時間1月10日に明らかにした。Ciscoは、Appleが窓口会社を使ってiPhoneという名称の使用権を取得しようとしたことも、訴訟の対象としている。

 Ciscoはカリフォルニア州北部連邦地方裁判所に訴状を提出し、Macworld Conference & Expo 2007でiPhoneという名称の新商品を発表したAppleが、意図的にCiscoの商標を侵害したと主張している。

 訴状によると、AppleはiPhoneという名称の使用権の取得を幾度か試みたが、Ciscoに拒否されたため窓口会社を設立し、別の方法を使って権利を取得しようとしたという。「

「窓口会社」はOcean Telecom Servicesというデラウェア州の会社。いわゆるダミーと考えていいだろうか。ダミーによる権利取得の試みがシスコの逆鱗に触れたらしい。
ま たこの記事では、Ciscoのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルカウンセルMark Chandler氏はNews.comの取材に応じ、8日の夜まで両者が歩み寄りのための交渉を続けていたことを明らかにし、その中でCisco傘下の Linksysが提供するインターネットテレフォニー製品とApple製携帯電話の技術的な相互運用性を確保するというものがあったことを明らかにしてい る。

 Chandler氏によると両社は検討事項を2、3点だけ残し、8日の20時に打ち合わせを終えたという。そして翌9日、Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏はMacworldで講演し、「iPhone」を発表した。

 Chandler氏は「製品発表前に条件に合意してもらわなければならないことを示してきた」と述べ、「許可なく名称が使用されることはないと信じていた。大企業が、自分に権利のない名称を使って新製品を発表するなんて、驚くよりほかない」と続けた。

 Ciscoは新製品の発表後のAppleに対し、ただちに合意に応じるよう連絡したが、Appleからの回答は得られていないと、Chandler氏は述べる

もっ とも、「Appleの広報担当Natalie Kerris氏は「Ciscoの商標権侵害訴訟はばかげている・・・Ciscoの商標は根拠に乏しいと考えている」と述べ」ているという。その根拠として は、既に複数の会社がVoIP製品でiPhoneという名称を使っていること、携帯電話でiPhoneという名称を使うのは、Appleが初めてであると いうことを根拠としてあげているという。

全世界的にこれほどインパクトのあった製品である。両者はいずれかの形で歩み寄りをせざるを得ないと思うが、これほどのキラープロダクトの発表にあ たって、商標権交渉が発表前夜まで続き、しかも決裂してしまったなどというスキャンダラスな展開は、Jobsの「昔の悪い癖」が出てしまったかと、 Appleの業績が今絶好調なだけに、非常に残念に思う。

Endpoint Technologies Associatesのアナリストで、長年Appleの動向を追ってきたRoger Kay氏は、歯に衣着せぬ物言いで今回の状況を次のように評価している。

 「Steve(Jobs氏)がずぶといだけだ。彼はライセンスも支払わなければ、交渉もせず、商標を手に入れようとしている。ごう慢の極みだ。彼は基本的にうまく切り抜けられると考えている」(Kay氏)

2007 01 11 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

アップルのiPhone発表は「見切り発車」のようだが----Apple Corps.とApple.Incの微妙な関係

アップルのiPhone発表が大きな話題になっているが、気になったことを少し。

Macworld開幕--S・ジョブズがついに「iPhone」「Apple TV」を披露(CNET)

10:32 a.m.
 「iPhone」という語の使用について、CNET News.com記者にCiscoから電話が入る。

 Ciscoの担当者は次のように述べる。「Ciscoが所有するiPhoneの商標を向こう何年間か使わせて欲しいと、Appleからたびたび相談された。何度も話し合いを行ってきたが、本日のAppleの発表を見る限り、同社は、われわれがAppleに昨夜配信した最終ドキュメントに合意したようだ。もっとも、合意にいたっていない事項もいくつか残っている。それについても今日サインしてもらえるものと期待している

昨夜? 今日サイン?

何とCisco所有のiPhoneの商標を使用する交渉は、Macworld前夜も続いていた模様。しかも「見切り発車」でJobsが発表にこぎつけてしまった可能性あり。久しぶりにJobsの強引プレーか。Ciscoの幹部の苦りきった顔が目に浮かぶ。

それよりも気になっているのは、レコード会社の「アップル」(Apple Corps.)との関係。「アップルコンピュータ」は「アップル」に対して、昨年の3月に形の上では勝訴を勝ち取っているが、さらに昨年11月にはこのような記事が出て雪解けが噂されていた。

アップルとビートルズが「雪解け」?--iTunesでの楽曲独占販売に向け、関係者が交渉か(CNET)

米国時間11月27日に雑誌Fortune(オンライン版)が報じたところによると、iTunes Storeを運営するApple ComputerとBeatlesの楽曲を管理するApple Corps.とが、同グループの楽曲のオンライン販売をめぐって話し合いを進めているという。この協議が成立した場合、Beatlesの楽曲が iTunes Storeにおいて期間限定で販売されるほか、iPodのコマーシャルへのBeatles曲の利用や、U2の前例にならってiPodのBeatlesモデルが発売される可能性もあると上記記事は伝えている。

(中略)

Apple ComputerとApple Corps.とは、リンゴのロゴやBeatlesの楽曲利用をめぐり、過去20年以上にわたって何度か法廷での争いを繰り返してきた間柄。そのため、上記のFortune誌記事は、両社の協議がまとまれば「ニクソン(元米大統領)-ブレジネフ(旧ソ連首相)による雪解け」に相当する出来事とのたとえを用いている。もっとも、両社の間では、楽曲の販売期間の長さや、Apple ComputerからApple Corps.へ支払うアドバンス(前払い金)の金額などについて、いまなお協議がつづいており、確実に結実すると決まったわけではないようだ。

 なお、この話し合いにはApple ComputerのCEO、Steve Jobs氏も自ら関わっているということで、Apple Computer側も相当本気で交渉に望んでいるようだ。

今回のMacWorldでJobsはアップルコンピュータの社名を変更(Apple Inc.)することも発表している。Apple Corps.とApple Inc.。紛らわしい社名、同じ音楽業界への本格進出と来れば、今までの流れから、両者の間に社名についても、何らかの協議が事前になされていたと考えるのが自然だろうが、Ciscoの例を見ると、ここでも「見切り発車」の可能性もあるか。

いっそ合併したりして。
JobsはApple Corps.を買う気はないのだろうか。

マイケルじゃあるまいしって?

いやわからないよ。

2007 01 11 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

July 09, 2006

ココログ48時間メンテナンス

システム屋さんに甘い私も、さすがに最近のココログにはどーよ?という感じでいる。実質的に記事の投稿が困難な状態になっているのだ。

と思っていたら来週派手なメンテナンス(48時間)。記事の更新のほか、コメント、トラバもできなくなるようですから、一応お知らせを。

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◇メンテナンス日時
2006年7月11日(火)14:00~7月13日(木)14:00の約48時間

◇メンテナンス目的

データベースソフトおよびオペレーティングシステムのバージョンアップ
を行うことで、ココログデータベースの大幅なレスポンス改善を図り、ご
迷惑をおかけしているココログ管理画面の操作が重いなどの状況を解消す
ることです。
大幅なレスポンス改善を実現できれば、各種不具合の原因となっている
キャッシュシステムを外すことができます。「他人の記事が表示される」
などのキャッシュシステム関連の不具合も一挙に解消することが可能です。

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http://info.cocolog-nifty.com/info/2006/07/711_1400713_140_a510_1.html

2006 07 09 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック

March 30, 2006

Vistaを待ちながら----混迷するMSのOSリリース

Vista_2

桜の季節。

もうすぐVistaが出ますよ、出ますよと壊れた時計みたいに会議で繰り返す奴がまた大量発生していませんか?いませんか。そーですか。
XPが出てから早や5年。何もしないでじっとMSの新OSを待ってきたおバカ開発者が指折り待ち望んでいたもの。

それがWindows Vistaである。

「ウェブ進化論」で言われている「こちら側」と「あちら側」とは程遠い現実がここにはある。どっちが「あっち」でどこからが「こっち」なんだか。遠い遠い夢。

とうの昔からMSのリリースするOSの「テール」が長ーく伸びてしまい、新OSが出てもユーザーのOSチョイスの選択肢がひとつ増えた(増えてしまった) だけ。混乱の根源村祭り程度になってしまった市場への認識も危機感もない。まだユーザーが一斉にマシン買い換えて新しい環境に移行すると思っているのか ね。おめでたい。迷っている会社が出すものは迷いを深めるんだよ。煩悩が深いからね。寿限無。寿限無。主よ。彼らをお許しください。彼らは自分が何をしようとしているかわからないのです。

「先輩?先輩?なにぶつぶつ言ってるんですか?」


マイクロソフトの頭上に垂れ込めるWindows Vistaの暗雲

Windows Vistaの発売が再び先送りされたことで、Microsoftの直面する課題の大きさが改めて浮き彫りになっている。その課題とは、同社にとって最も重要な製品の最新版を理にかなったスケジュールで出す方法を見つけ出す、というものだ。
 今回の計画変更により、Windows XPが公開されてからWindows Vistaがリリースされるまでに、5年以上の間隔が空くことになる。さらにMicrosoftは、新しいオペレーティングシステム(OS)への搭載を予定していた主要な機能の多くを縮小しなければ、この投入スケジュールでさえ実現できそうになかった。
 WindowsはOS市場での独占的なシェアをほぼ維持してきているが、Microsoftが定期的に製品のアップデートを出せなくなっていることから、同社のキャッシュフローに対するリスクが高まっている。 (文:Ina Fried(CNET News.com))

【詳細レポート】Windows Vistaの機能を,製品種別ごとに一覧比較


そもそも要らないよ。こんなに。

「やっぱりソフトハウスには新OSが出るのは朗報なんですよ。来年ですよ。来年。1月に出ます。」


「インターフェースMacみたいですよ。かっこいいですよ。」

ってお前の話はわかったから。聞きたくないよ。長生きしろよ。
Vistaの後5年くらいまた遊べると思ってるだろ。世の中そんなに甘くないぜ。

ヤフー、日本でも「Yahoo! 360°」を開始してSNSに本格参入

ほれ。

「ところでウェブ進化論って流行ってますよねー。やっぱりこれからはMovableTypeですかねー」

・・・・・・・黙ってろ。アーメン。

2006 03 30 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (5) | トラックバック

January 23, 2006

ジョブスがディズニーのCEOに?----白雪姫の危機(毒)

snow_white

米紙ウォールストリート・ジャーナルは19日、米メディア・娯楽大手、ウォルト・ディズニーが、人気アニメ映画で有名なピクサー・アニメーション・スタジオの買収交渉を行い、大詰めの段階に入っていると伝えた。
ピクサーの代表は、アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が務めており、買収が実現すれば、同氏がディズニーの筆頭株主になる可能性も出てきた。
ディズニーがピクサーの買収交渉、大詰めの段階と米紙/CNN.co.jp 1月20日)

筆頭株主という地位から考えて、ジョブスがディズニーのCEOとなるのではないかという噂も流れており、日本国内がライブドア問題と耐震偽装マンション問題で揺れている間に、大変なことになってきている。

これに伴い、オリエンタルランドが経営する東京ディズニーランドも、ジョブスが米国ディズニーのCEOになった暁には、「東京ジョブスランド」もしくは「東京林檎の国」に改名するのではないかという観測が出ており、長い間東京ディズニーランドを愛してきたファンを心配させている。
さらにもっと驚いたことには、自称著名ブログジャーナリストであるBigBang氏が独自のルートで掴んだ情報によれば、ディズニーの旧年のキャラクターであるミッキーやドナルドは今まで通りキャラクターに留まるが、白雪姫については、抹殺されるのではないかという見方があるという。というのも、白雪姫が食べて死ぬのはご存知「毒林檎」。これが、Appleにとって極めてイメージが悪いということで、ジョブスがピクサー株売却の条件として、白雪姫の永久追放を条件に挙げているという。ディズニーによるピクサーの買収交渉は最終局面に来ているが、ここへ来てまたも飛び出したジョブスの我がままに、関係者からは「いい加減大人になって欲しい。呆れた」との声も聞かれるという。ジョブスからは白雪姫存続のための方策として「せめて毒林檎を毒さくらんぼに変える事はできないのか。」という妥協案の提案も出ているようであるが、これについては山形県から絶対反対の声が寄せられているという。

尚、この情報の出所に関しては、BigBangはジャーナリストの情報ソース秘匿の義務を理由に一切明らかにしていない。



【追記リンク 1/25】
DisneyがPixarを買収----白雪姫が心配(まだ言ってる)

2006 01 23 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (5) | トラックバック

November 30, 2005

アクセス忍者TOOLSの色仕掛け---嫌なことに気がついてしまった

何だかすごく嫌なことを見つけてしまったんだけど、この会社のアクセス解析、僕も使っているし他にもいろんな人のサイトで見るんだけどさ。なんで無料版のくるくる手裏剣って、携帯サイトで見ると、突然アダルト系の広告バナーに変ってるわけ?みんな知ってた?(それもクリックするとちゃんと携帯電話用につくられた出会い系のサイトへ飛ぶんだ)
このサイトも携帯で見るとしっかりアダルトサイト宣伝してるぜ。まいったな。
試しに他の人のサイトも見てみたけど、ぜんぶそうだな。きっとほとんどのユーザー気がついてないんじゃないの?見てごらんよ。試しに。
意図的に携帯からのアクセスにはバナー変えるようにスクリプト組んでる?なんて姑息なことをするんだよ。忍者くん。僕はそういう奴だとは知らなかった。色物やりたいならやりたいって最初に言ってくれよ。そういう奴かよ。
通常PC版からは「吹き出し虚無僧」なんて可愛いサイトに飛ばしてるくせに、携帯ユーザーにはいきなり色仕掛けか?それとも有料版へ変えろっていういやがらせ?

#これ気に入ってたのに、一気に嫌になった。どうしようかな。Google Analyticsもココログに仕掛けると、何だか解析結果がトップしか取れなくてはっきりしないんだよね・・サイドに入れればいいのか・・

2005 11 30 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック

September 28, 2005

マイクロソフトを脅かすGoogle---「見たことのない未来」の胎動

google

マイクロソフトのSPプロモーションを担当していたのは、1990年頃。Windows3.0がようやくデビューしたころであり、そこからWindows95がデビューする頃までのマイクロソフトは、現在知られているようなマイクロソフトではなく、会社名を言っても誰もが首をかしげるような知名度しか、この国では得られていなかった。

マイクロソフト本社は、まだ小さな雑居ビルに入っており、後に日本法人の社長になる阿多氏が広報担当として、総指揮をとっていた時代であった。

僕たちがプロモーションの中心にしていたのも、DOSのファイルマネージャーもどきのようであり、おもちゃのような幼少時のWindowsではなく、現在のMicrosoft Officeの遠い遠い祖先とも言うべき、DOS上で動くあるビジネスソフトだった。(製品名をあげると、たちどころに「足」がつきそうなので控える。)後に万策整ってWindows95が上陸する際、広報宣伝の打ち合わせに出向いた、某テレビ局の担当者に、このマイクロソフトのことを説明するのがまた一苦労で。「お宅のテレビ局など買収してもおかしくないような巨大な企業なんですよ」と言っても、高笑いをされたものだ。

#もちろん、それから何年も後にマイクロソフトよりも何千倍も小さな会社に、危うく買収されそうになったあの、お台場の局である。

マイクロソフトはWindows95の大成功の後、日本でも誰もが知っている企業になったが、それまでにも、そしてその後にもマイクロソフトには幾度かの危機がささやかれ、天才ビルゲイツはそのことごとくを打ち破って今日の隆盛を勝ち得ているのは言うまでもない。
僕が覚えているだけでも

●IBMとのOS/2共同開発破棄による混乱
●アップル社とのWIndowsGUIに関わる訴訟闘争
●マークアンドリューセンのNetscapeに代表される初期インターネット時代の「英雄」の侵攻
●IEとWindowsの「不可分性」が招いた反トラスト法(独占禁止法)訴訟での分割の危機
●Linuxに代表されるOpenSourceの勃興

などがある。

「マイクロソフト以後の世界」を想像することができるか否かは、こうした産業に関わるものとして、その想像力と予知力の絶望的な無力を思い知らされる悲しいゲームでもあった。

限りない数のライバルを、ことごとく蹴落として同社の今日があるわけだが、今回こそはマイクロソフトの「最大の危機」であると喧伝するメディアが急速に増加している。

それは言うまでもなく強敵Googleの登場である。

最近掲載された

「マイクロソフトが直面する10年越しの「悪夢のシナリオ」」(CNET JAPAN)


が興味深い。

記事によれば、

ここ10年で唯一変化があったとすれば、それはMicrosoftにとって漠然としていた悪夢が、Googleという形になって見えてきたことだ。

 GoogleはMicrosoftにとって、ハイテク業界に対する影響力の点で、Netscapeが初めてブラウザを投入して以来最大の脅威になろうとしている。ネットワークに接続された大量のコンピュータとウェブベースのソフトウェアを擁するGoogleは、従来の検索ビジネス以外にも業務を急速に拡大させており、まもなくMicrosoftと衝突すると多くのアナリストが述べている。

という。

Googleにはこの戦いに使える軍資金が約70億ドルある。また同社は既に、これまでMicrosoftに当たっていた技術関連の脚光を奪っているほか、たくさんの外部開発者のマインドシェアも獲得している。実際、GoogleはMicrosoftの主要な幹部を数人引き抜いてさえいるが、これは Microsoftが1980~90年代にライバルに対して何度となく繰り返してきたやり方だ。

その後数年の経緯を考えると、この判断が誤っていたとするのは難しい。大打撃を受けたNetscapeはAmerica Onlineに買収された。当時大きな脅威だったAOLは、その影響力を失ってしまった。そして、1997年度から2005年度末の6月にかけて、 Microsoftの年間売上高は113億6000万ドルから397億9000万ドルへと増加した。また、この間に純利益はおよそ3倍の年間122億 5000万ドルに達した。

 しかし、1997年当時にこれらの幹部が予見できなかったことがある。それは、スタンフォード大学の学生寮で大学院生が開発したばかりの検索エンジンが、その後Googleとなり、2005年までには年間40億ドルの収益を上げるビジネスへと成長して、インターネット関連の大手企業になる、ということだった。

Googleがあげる年間利益が実にマイクロソフトの1/3近くにまで迫っている(!!)という事実には驚いた。
さらに記事は、マイクソフトが今後、複雑・大規模化してしまい手に負えなくなったWindowsから、MSNに代表されるようなWebサービスへ主力を移動しないことには、Googleに対抗することは難しいのではないかという予測を行っている。

また

もちろん、Microsoftがすぐにも崩壊するというわけではない。OS市場を独占するWindowsやOfficeスイート、電子メールシステムの Exchangeから、Microsoftはこの問題を修正するための金をふんだんに得ている。そして、IT分野の大手企業が一晩で消えてなくなるというわけでもない。実際に、IBMは何度かの失敗を経て、いまではサービス関連の王者に生まれ変わっている。

としながらも、今後マイクロソフトが「支配」してきたPCの世界が大きく変わる予感を提示しており、

しかし、MicrosoftがIT分野で10年以上にわたって行使してきた強力な支配力が、ついに弱まり始めているといっても間違いないだろう。PC以外の機器をつかってネットにアクセスするウェブユーザーがますます増えている。そして、Googleはこれまでに他に(Netscapeさえもだ)なかったようなやり方で一般大衆の想像力を捉えている。

とまとめている。

今回もまた、何度も叫ばれては消えていった「マイクロソフト崩壊の予想」論の一つに過ぎないようにも見えて、実は今までの「危機」とは全く質の違う脅威を、Googleがついに武器としているようにも見える。百戦練磨の相手に対して、対するGoogleは既に「小兵」ではないからである。

「PC」という小さな箱の中で、「OS」という独裁者の支配によってMS社が君臨する時代は過ぎつつあり、広大なインターネット空間の膨大なサーバ上に、多くのキラーサービスとなるWebアプリケーションを散りばめ続けているGoogleは、インターネットが生み出した、完全な分散コンピューティングの時代を見据えて起業された、全く新しい、マイクロソフトとは根本的に異なる企業であり、マイクロソフトを徐々に包囲し始めているように見える。

実際、ここのところ、彼らが次々と生み出している「Google Eath」「Picasa」「Google Desktop」などは、この分散コンピューティングの思想と、膨大な資金とネットワークリソース、それにマイクロソフトからも引き抜いた優秀な人材を背景にしており、彼らが起業したときに、ただの「目新しい検索サイト」であると、たかをくくっていた僕たちの平凡な予想を完全に裏切るインパクトに満ちている。

もしもマイクロソフトが、この新しい敵に対抗するために、MSNなどをWindowsに代わる、同社の新しい主軸サービスとして軸足を動かすようなことがあれば、コンピュータの世界はここ数年でまたドラスティックな変動の時代を迎えるのではないかと思われる。

そうした予感は、未来に対するある種の恐れのような、先の見えない不安を呼び起こす性質も備えているが、同時にコンピュータの歴史が新しい時代に差し掛かりはじめているのではないかという期待感もある。

残念なのは今回のインターネット・PC界の大変動の予感に際しても、名前の挙がるほとんどが米国企業であり、日本企業の名前があまり目立たないことであるが、GPSや携帯電話、ゲーム、IT家電などへのマイクロソフトの「侵攻」への懸念は、本丸を脅かすGoogleの勃興で、完全に棚に上げられたように思えることも確かだ。


そう遠くないところにある、「見たことのない未来」が動き出している胎動は、確かに感じるのだ。


【参考記事】
●「グーグルはマイクロソフトの脅威となるか」--ウェブで議論白熱(CNET)
●Googleの才気と狂気------Gmailから始まるナーバスな未来(BigBang)
●Google OS を妄想すると未来が見えてくる!?(Life is beautiful)

2005 09 28 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

September 18, 2005

Stay hungry, stay foolish ----ジョブスはやはり英雄だった。

jobs


コンピュータなどとは全く縁のない、ど文科系の学部を出た僕にとって、本屋の一角にあるパソコンのコーナーは異空間への扉だった。(今読み終わった恩田陸の「小説以外」によれば、恩田陸は子供のころから引き出しの奥とか、廃屋の入り口とかそうしたものを見て異空間への扉のように思ってどきどきしていたそうだが、あんな感じだ)
どうして、こうも自分にとってわからないものがこの世にあるのだろうと驚嘆し、そうした書物の前で熱心に読み耽る人たちの背中に焦がれた。

#いったい何を言っているのかと思った人、申し訳ない。これはまだWindowsも存在しない、遠い遠い大昔。人類がようやく二足歩行に成功してから間もないころ、「MS-DOS」という言語の時代の話なんだ。

それから後、僕はパソコンに嵌った。嵌ったという言葉はそういうときのためにあるんだろうと思う。実にそれからおよそ10年間、僕はコンピュータに関わる本しか読まなかった。買う雑誌は全てパソコン関連だし、小説を読むことも10年間なかった。信じられないことだけれど、嘘じゃない。

僕は来る日も来る日も、パソコンをいじりまわし、パソコンの本を読み、このカルチャーの伝説的な成功者についての伝記を片端から読み耽った。コンピュータの話しか興味のなくなった僕に友人は呆れた。(それからおよそ10年後、この状態はすとんと終わった。また突然他のジャンルの本を読み始めたのである。)あんな10年間はもう僕の人生にはやって来ないのではないかと思う。

そんな日々の中で、Appleコンピュータの創業とその後の栄光と発展、そして失意の時代からの大逆転。そうした波乱万丈のヒストリーはそのまま僕がこの遅咲きのエンジニアの端くれとしてこの世界に留まってこられた原動力になった。Appleの歴史に関わる本で日本語訳されているものは、おそらく全て読んでいるだろう。
電車の中で、どこかのオヤジが「坂の上の雲」を読んで自分の人生に重ね合わせるように、(そういえば「坂の上の雲」は、新しく民主党の代表になった前原さんの愛読書だって!ワオ)Appleコンピュータの歴史を思い、Appleの過去と未来に登場した、様々な人々について思いを馳せ、

「今自分が直面している問題はAppleで言えば・・・・」
「Appleだったら、こういう場合どうしただろう」

などと、大それたことに、この人類史上最高の頭脳を集めた集団の航路に、恐れ多くも自分の人生を重ねたものだ。

そしてスティーブ・ジョブス!
スティーブ・ジョブスと言えば!

口では言えないくらいの思いがある。

たとえば、ジョブスがペプシコーラのCEOだったジョン・スカリーをAppleに招いたときのあの逸話だ。東海岸の典型的エスタブリッシュメントのスカリーが、あまりに精神文化の違う西海岸のヒッピー企業、Appleに逡巡して答を渋った時のあのジョブスの台詞!

「あなたは砂糖水を売って一生を終えるつもりですか?世界を変えようとは思わないのですか?」

なんという言葉だろう。

それを知ったとき、クールというのはこういう時のためにある言葉じゃないかと思うくらい、僕はそのカッコよさに打たれ、会う人毎にその話をした。(特に女の子には。)
でも、僕の思い入れほどにはその気持ちはうまく伝わらず、「はあ???」という顔をされたり「BigBanさんは、マックがすきなんですね?」などと端正な顔をした女の子に、「軽く流されたり」した。お笑いだ。

いったいどうしてあの子は、あの台詞のカッコよさがわからないんだ!?砂糖水だぜ、砂糖水!

とヒートしたものだ。(自分の台詞でもないくせに!あれは「電車男状態」か?))

今だからわかるが、僕がパソコンに夢中になり、Appleに夢中になってのめりこんでいく時代は、日本ではバブルと呼ばれる状態にに突入していく時代だったのだ。会社から独立したら一気に年収は4倍になった。走り出す列車は地獄に向かっていたのだけれど、僕には全くそれがわからなかった。「あれ」が永遠に続くと思っていた愚か者だったのだ。

そしてその後、夢は醒めた。君が知っているとおりだ。僕が熱狂の10年間から醒めたころ、日本も夢から醒め、そしてAppleときたら、ぼろぼろになっていた。

あの英雄ジョブスは、事もあろうに「砂糖水を売っていた」スカリーに、自分が招いたまさにその人物にAppleを追い出された。その後作ったNEXTはジョブスらしい天才的な仕事だったけれど、ビジネスとしては成功しなかった。

僕は、今度も妄想なことにバブル後の宴が醒めた自分の状態とAppleを重ねた。はっきり言えばぼろぼろだったんだ。どっちも。

AppleはMicrosoftのマーケティング戦略ににやられた。おまけにあのPowerbook5000シリーズのようなひどい製品しか作れず、OSはマイナーリビジョンアップを繰り返して迷走に迷走を重ね、地獄の底まで落ちた。僕は幻滅していつかMacに触らなくなった。そう、それから僕自身もそうだ。死ぬほどあった仕事は、砂漠にしみこんだ湖のように、蜃気楼のように、一瞬で僕の前から消え失せた。金の移動速度はかたつむりのように遅くなった。(昨日まではF1マシンだったのに!)

Appleはもう僕には何も与えてくれなくなった。それどころか瀕死の重傷状態。いつ会社が消滅しても仕方がない状態だった。そんなAppleにジョブスは帰ってきた。

#ジョブスはNEXTをAppleに売却し、1997年(1996年末?)夏に Apple 社に復帰,1997年,暫定 CEO に,2000年 CEO に就任。

そして、iPod!! iPodだ。

ここから先はもう、おそらく全ての人が記憶している物語だ。再三比較引用して申し訳ないが僕もようやく、どん底の状態は脱却しつつあった。新しい分野を見つけ、新しい環境で仕事を始めた。

さあ、長い長い前振りは、久しぶりに「僕の英雄だった」スティーブ・ジョブスがすい臓がんから復帰後に、今年の7月に行った、あるスピーチを紹介するためだ。ネットでもだいぶ前から評判になっているから、読んだ人も多いと思う。少し長いけれど評判どおりの内容である。PLANeT blogさんに邦訳が出ているので、ぜひお読みいただきたい。

あの長髪の、世界は全て自分にひれ伏すのだと言わんばかりの厚顔な青年の面影はもうなく、辛酸をなめ尽くして生き抜いてきたジョブスの言葉がここにある。

スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

一部を引用します。

「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。」

「以前の私にとって死は、意識すると役に立つことは立つんだけど純粋に頭の中の概念に過ぎませんでした。でも、あれを経験した今だから前より多少は確信を持って君たちに言えることなんだが、誰も死にたい人なんていないんだよね。天国に行きたいと願う人ですら、まさかそこに行くために死にたいとは思わない。にも関わらず死は我々みんなが共有する終着点なんだ。かつてそこから逃れられた人は誰一人としていない。そしてそれは、そうあるべきことだら、そういうことになっているんですよ。何故と言うなら、死はおそらく生が生んだ唯一無比の、最高の発明品だからです。それは生のチェンジエージェント、要するに古きものを一掃して新しきものに道筋を作っていく働きのあるものなんです。今この瞬間、新しきものと言ったらそれは他ならぬ君たちのことだ。しかしいつか遠くない将来、その君たちもだんだん古きものになっていって一掃される日が来る。とてもドラマチックな言い草で済まんけど、でもそれが紛れもない真実なんです。」

「私が若い頃、"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"というとんでもない出版物があって、同世代の間ではバイブルの一つになっていました。
 それはスチュアート・ブランドという男がここからそう遠くないメンロー
パークで製作したもので、彼の詩的なタッチが誌面を実に生き生きしたものに仕上げていました。時代は60年代後半。パソコンやデスクトップ印刷がまだ普及する前の話ですから、媒体は全てタイプライターとはさみ、ポラロイドカメラで作っていた。だけど、それはまるでグーグルが出る35年前の時代に遡って出されたグーグルのペーパーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な概念がそれこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。
 スチュアートと彼のチームはこの”The Whole Earth Catalogue”の発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出した。それが70年代半ば。私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。
 最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。「Stay hungry, stay foolish.」
 それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。」

このスピーチは、今鮮やか過ぎるほど蘇ったAppleとその伝説的なCEO、しかも癌から生還した英雄の言葉としてあちこちで感動を持って受け止められている。
しかし、もう20年も彼を見て生きてきた僕には、この会社がついに今のところコンピュータの世界で勝利を得られていないことは、未だ納得のできない不条理に思えるのだが、そんな僕が久しぶりに思い出したことがある。

それは2つ。

最初は

●今度僕が生まれ変わってくる時には、ジョブスの作ったコンピュータが世界を制覇しているようにと、今まで何度念じたかわからないこと。

そしてもう1つ。

●僕の「生きていく理由」いや「生きてこられた理由」の1つがまさしく彼の存在であったことだ。

天才という言葉が、何のてらいもなく当てはまる人物はそういるものではない。自分とは比較もできない辛酸を潜り抜けて帰ってきた、この偉大な人物にあらためて、心から敬意を表するとともに、今繰り広げられている偉大な成功の物語に率直に祝福の言葉を贈りたい。彼の生の言葉、それもこんなスピーチを受けたスタンフォード大学の学生が心から羨ましく思える。

ジョブス。あなたは、やはり凄かった。

【参考記事】
●iPod nanoが垂直発進、初登場1位で早くも市場塗り替える勢い
●スティーブジョブスがケンシロウなら…(Life is beautiful)
●スティーブ・ジョブスのスピーチ音声が聞けるようになりました!(負け犬は通訳を目指す)

2005 09 18 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (7) | トラックバック

July 14, 2005

Googleの才気と狂気------Gmailから始まるナーバスな未来

earth

いい加減にしなさい!!!!


日曜日の朝だと言うのに、けたたましい物音で目を覚ます。
台所から、また祖父母が言い争う声と駆け回る足音がする。
祖母の怒りの矛先は、祖父が後生大事にこの50年間も保存しているメールボックスに向けられているのだ。いつもの風景だ。

祖父は、メモリがたったの100GBしかない旧式の大事なウェアラブルPCを抱えて、いつものように庭先を逃げ回っている。それを祖母が壊そうと追いかけまわす。

ここ何十年も繰り返されてきたいつもの、老夫婦の年中行事。だからといって、何も日曜日の朝でなくてもいいじゃないか。僕は、うんざりするのも疲れ果てた。また毛布をかぶる。

だいたい、祖母はわかっていない。

祖母が目のかたきにしている、祖父の宝物のようなメールボックスは、あの骨董品の腕時計のようなウェアラブルPCにはない。21世紀の初頭から、驚異の急成長を遂げた、あのカエルの鳴き声のような名前の会社の、世界最大級のデータセンターの一角に保存されている。そこに祖父の一生の全ての記録が収められているのだ。

祖父17歳。高校生の時に隣のクラスの女の子にもらった初めてのラブレターメールも、祖母と結婚する直前まで繰り返していた、アラスカに転校した遠距離大恋愛の相手との、祖父いわく異様に盛り上がったメールのやり取りも、あの巨大な会社のビルの地下にある、100億Tバイトとも噂されるディスクに、全てが収められているのだ。祖母の手の届く距離ではない。

祖父は、それを後生大事に何度も何度も検索してはその空間に浸り、戻ってこない青春を繰り返し懐かしんでいるだけだ。罪は無い。何も祖母も、そんなささやかな祖父の楽しみを、そこまで憎悪しなくてもいいではないかと、ぼんやりとした頭で思う。

もちろん、彼女の気持ちもわからなくはない。全ては、僕の生まれる遥か前、2005年に彼らがスタートした、この会社のGmailと呼ばれる稚拙なサービスから始まったということだ。それこそ当時は画期的なニュースだったらしいが、その時、こんな未来をいったい何人が描いただろうか。
それまで、無料メールのメールボックスなんて、せいぜい数10MBだったものを、このカエル会社は、一気に2GBまで拡張した。

#おもちゃみたいな容量だ。今思えばね。

「2,000 MB の容量が用意されているため、メッセージを削除する必要はありません。」

というのが、当時の彼らのキャッチフレーズだった。笑っちゃうだろ。

僕は知らないが、それまでメールなんてものは、適度に溜まったところで、順に消去していくものだったらしい。第一、それほど大量のメールを保管していたら、すぐにメールボックスがぱんぱんになって、動かなくなってしまう。仮に数千通もメールをキープできたとしても、どこにどのメールがあるのか探すだけでも一苦労だったということだ。

ところが、「カエル会社」は、この二つの壁を両方とも取り払った。

2005年に2GBでスタートした彼らのメールサービスは、その翌年にはすぐに5GBまで拡大した。さらに次の年には一気に10GBになった。そんな大容量のメールボックスを全人類に割り当ててしまえというのが、この会社の当時の経営陣の見た夢だった。

幾らなんでも、これだけの容量を、1人の人間が一生かかっても使い切れるわけはない。そう思っていた大半の人々の予測はすぐに裏切られた。

広大なメールボックス空間を得たメールシステムは、インターネット2、インターネット3の上で加速度的に進化し、メールに動画、音声を添付するのは言うまでもなく、2015年ごろには、巨大な3Dデータのメッセージを添えて遅れるようになった。
クリスマスには、メールから飛び出したサンタクロースの3Dアニメ-ションが、あなたの彼女の部屋の空間一杯をステージとして、ジングルベルを歌い踊るようになったのである。

1人当たり10GBというメールボックスはすぐに消費され、人々は新しいメールボックス空間を欲するようになった。

もっと、もっとメールボックスを!

そして、2020年ごろまでには、今祖父が後生大事に使っている、スーパー級のメールボックス、1人あたり10TBという気の遠くなるような膨大なメールボックス空間が、ほぼ全世界のユーザーに割り当てられるようになったのである。

こうなると人々は、全てのメールを捨てないようになった。送信したメールも、受信したメールも、そしてそのメールに添えた全てのデータも、生きている限り、人生の記録として永遠に残して置くようになったのである。
それどころか父のメールも、母のメールも、ありとあらゆるメールが保管されるようになった。
メールボックスの破裂的膨張とともに、この会社も急激に成長し、世界の主要都市のほとんどに、メールを保管する巨大なディスクを並列した堅固なデータセンターを置くようになった。

人々は、自分の一生の記憶を、この電子の要塞に委託し、全てを彼らの管理に委ねた。そしてこれも彼らが与えてくれる、超高速の検索システムで、その膨大な自分の人生の記録の中から、楽しかった思い出につながるメールだけを引き出し、その3Dの空間に浸り、何回も何回も回顧にふけるようになったのである。ちょうど、僕の祖父のようにだ。

考えても見て欲しい。あなたが17歳の時に、どきどきしながら触れた隣のクラスの彼女の当時の姿がそのままに、50年後のあなたの部屋に深夜立体画像でよみがえるのである。あなたは、このシステムの魔力に抗し切れるか?僕なら「断然NO」だ。

恍惚とした表情でメール空間に浸る祖父の顔を見ていると、その巨大なメールボックスがもしも何かの理由で、消滅したり破壊されたりしたら、祖父はもちろん、いったい世界中の人間はどうなってしまうのかと思う。何重にもセキュリティが施され、万全の備えで運用されているという、彼らのデータセンターが、万一テロリストの手に渡ったら、全人類は、その全ての大事な人生の記憶を彼らの胸先三寸に置かれるという、悪夢のような事態が発生するんだ。

考えただけでも身震いがする。

これも噂なのだが、昨年までにはこの会社の経営層の殆どのメンバーが、昔サウジアラビアと呼ばれていた中近東一体の、ある名家の出身者で占められるようになったという、まことしやかな噂もネット上に流れている。

僕は近代世界史に詳しくないので、その家の名前までは良く覚えていない。ただ、遠い昔、米国と呼ばれていた一帯に、壊滅的な被害を与えたのは、彼らの祖先であるということだ。米国で設立されたこのカエルの鳴き声のような会社も、いつか彼らに買収され、その後幾何級数的にメールサービスが拡大されたのだと、物知り顔のオタクな友人に聞いた。

でもそれが僕に何の関係があるんだろう?

さっきまで晴天だった空は急に曇り始め、いやな感じの風が吹いている。

コメディショーのような祖父母の追いかけっこを、眠い頭の隅で追いながら、僕には何か不安が心の隅から立ち上がってくるような気がしていたが、もう一度睡魔を貪りたい欲求には勝てなかった。

そうそう、その会社の名前は「Google」って言うんだ。祖父の時代に生きる君は知っているのかな?

・・・・眠くなった。おやすみなさい。もう一度ちょっとだけ眠ってから、またメールするよ。
もちろんGmailで。




【ご注意】
言うまでもないとは思いますがこの記事は全てフィクションですので、ご了解ください。



【参考記事】

・噂のGoogleの1GBメールサービス「Gmail」を最速レビュー!
・はてなダイアリー Gmailとは
・各種GMail Hackまとめ(アルカンタラの暑い夏)

 

2005 07 14 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

June 30, 2005

「影響力の強いブログ50位」にランクインしたぞ。-----でも「影響力」ってなんだ?

驚いたことに、このブログが、「最も多くのブログからリンクされている、影響力の強いブログの上位100件」にランクインした。それも50位だぞ!つまりこのブログは今、日本で50番目に「影響力が強い」ブログなんである。恐れ入ったか。恐れ入らない?なに?信じられない?じゃあ、このサイトを見ていただきたい。

最も多くのブログからリンクされている、影響力の強いブログの上位100件
(テクノラティジャパン)

どうだ。第50位に入ってるでしょ。(本日現在だぞ)
え?まだ信じられない?そうですか?そうですよね?

そうだよ。これどう考えても変だよね。

というわけで、鼻を高くする前に、(あまりやらないことだけど)いろいろブログ世界を自己分析してみたわけだ。

まず、このランクの基準だけれど、見ていただくとわかるように、「いくつのブログから、いくつのリンクがあったか」。つまり被リンク数によって順位を決めている。例えば、1位が「眞鍋かをりのここだけの話」というのは、まあ、誰もが納得だと思うけれど、1,479個のブログから1,849個のリンクがあったとなっている。(何度も言うけど今日現在ね)

僕の知っている有名どころでは、

・(第5位)「週刊!木村剛」(909個のブログから1,215個リンク)
※木村剛はなぜか第11位にもダブルカウント
・(第18位)【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)  (564個のブログから1,060個リンク)
・(第36位)「ARTIFACT ―人工事実―」  (450個のブログから603個リンク)
・(第44位)「倉木麻衣のMai.K Diary」  (384個のブログから491個リンク)
・(第66位)「【クマガイコム】GMOインターネット社長熊谷正寿のブログです」 (303個のブログから341個リンク
・(第67位)「R30::マーケティング社会時評」( 297個のブログから355個リンク)
・(第90位)「室井佑月blog powered by ココログ」(227個のブログから350個リンク)



といった具合。そして当ブログがなんと

・(第50位)「BigBang」  (346個のブログから394個リンク)
※2004年4月16日の開設以来

どうだ。すごいじゃないか。僕もいよいよαブロガーの仲間入り?・・・・

え?おかしい?そうなんだ。これ良く考えるとおかしいんだよ。

●そもそもリンクされているとはどういうこと?

まず、このX個のブログからXX個リンクって言うのは、一般的なホームページだったら、確かに勲章かもしれないけど、ブログの場合、自分の打ったトラックバックもこれに含まれるんだよ。(もちろんリンク集や記事中のリンクも含む)

つまり、BigBangは目立ちがりやで、トラックバック打ちまくったということか?げげ。
そうなるとこのリストは、名誉どころか非常に恥ずかしいものになりかねないのではないか?げげげ。
自分が調子に乗って打ちまくったトラックバックが評価されて「影響力の強いブログ」なんて、あなた、単なる目立ちがりやではないか。

ここで、冷静に考えるのが僕の良いところ(爆)。もしかしたら、ブログの評価は、打ったトラックバックの数で決まるのではなく、「打たれたトラックバックの数」を基準にしたほうがいいのではないか?なぜって、トラックバックを打つのはこちらの勝手だが、たとえ返礼があったにしても打ってもらえるほうが、まだ評価が高くてもいいような気がする。

でもなあ・・真鍋かおりがトラックバック打ちまくっているとも考えにくい。このあたりになると、本物の被リンクなんだろうなあ。
それはともかく、もしも

「自分の打ったトラックバック数」>>>>>>>>>>>>>「他から打たれたトラックバック数」

だったらこれも相当恥ずかしいことではないのだろうか?そう思って調べてみた。すると、

「自分の打ったトラックバック総数」=394
(全部トラックバックだとして計算。実際には違うけど)


に対して、

「他から打たれたトラックバック数」=542

となった。ほっ。
良かった。ひどいアンバランスはないみたいだ。ついでに言うと、開設以来1年3ヶ月の間にいただいたコメント数が808。ずいぶんとたくさんいただいたものである。ときには頭にくるものもあるが(笑)、ありがたい話であり、こちらの数字にむしろ感謝すべきであろう。



●あのブログがなぜ?

このランキングを見て、同じようなことを考えられた方は多いであろう。そう、あのブログはなぜいない?長者番付に載りたくない隠れた大金持ちののように、奥ゆかしく節税対策でもされたのであろうか?(なわけないって。)

例えば、僕が思いつくだけでも。

・親愛なる「ガ島通信」さんがなぜいない。逃げたか。(冗談)
・苦々しい思い出だが天才「真性引き篭もり」さんはどうした?ブログ界からも引き篭もったか?(冗談)
「切り込み隊長BLOG」は?燃えたか?(冗談・・ではないが。・・・もうやめよう)
・高田さんの「札幌 ニュースの現場で考えること」がない。
「極東ブログ」は?

etc etc まだまだたくさん思いつく。

影響力にしろ、アクセス数にしろ、そしてたぶん質にしろ当然上位に来るべきブログが、軒並みいないのである。それだけではなく室井さんの「室井祐月blog」が90位はないだろうとか、「R30::マーケティング社会時評」が63位ってのはちょっとないんじゃないかとか、要はくだくだ書いてきたけれど、相当当てにならないランキングのように思える。

まあ、理屈っぽく考えると、これはある種のpingサーバが、打たれたpingを数えてリンクを辿って数えにいって出した結果なわけである。となれば、このランキングが用いているpingサーバに何らかの理由でpingを打たないブログは引っかからないことになる。これが冷静な解釈だろう。



●アクセス数は?

それに、ブログの影響力って、いろいろ言ったところで、質も大事だけれど当然ながらアクセス数という大きな基準があるのは確か。1位の真鍋ブログは、名実ともに日本一のアクセス数と言われているので、この位置もわからなくはないが(質はともかく・・でも面白いんだよね。確かに真鍋さんのブログ。僕は好きです)

BigBanの現在のアクセスを公開してしまうと、訪問者数で1日平均300前後くらい。アクセス数で600-1200くらい。(ちゃっかりRSS事件のときには2500を超えたけどね。一時的に)これは、明らかに「極東ブログ」や「室井祐月ブログ」の遥か一桁以上小さい数字だろう。
それで、「影響力」云々は片腹痛い。



●・・・・・で、考えてみた

つまり結論として、これはかなりあてにならないという、平凡な結論が出てしまって、それだけのことなのだけれど、例えばアクセス数にしても、訪問者数にしても今くらいだったら、このくらいのペースで、コメントやトラックバックも気持ちよくフォローできるけれど、この数字がもっと上がってしまったら、はっきり言ってこういう形での運営はもうできなくなると思う。
僕にはいまくらいがちょうどいい。

ブログが成長していくことは大変にうれしいし、始めたばかりの、海とも山とも言えない、1年前の閑散としていたあの雰囲気を思えば、今のように多くの人が読んでくれるようになったことは感謝に耐えないのはやまやまだが、訪問者数が1,000人/日を超えてくると、自分の中でも何かが変わってしまうような気がするのだ。うまくいえないけれど、おそらく

・記事のトーンが変わってくる(自分よりも読み手のことばかり考えそうだ)
・記事への脅迫概念が強くなる(うけねらい)
・コメントやTBを見なくなる(見ていられない)
・勘違いする(特に言わなくてもいいだろう)

そうした現象が出てきそうだ。

およそ、「影響力」とはなんだろう。もしも今、ブログを始めたばかりで、アクセス数を上げようと躍起になっている人がいたら聞いて欲しいのだけれど、本当のところアクセス数ってなんだろう。
1日に数万の人が風のように拾い読みして駆け抜けていくサイトは、1日数十人の人が隅から隅まで熟読してくれるサイトに比べて本当に幸せなのだろうか?それで「影響力」を持ったといえるのだろうか?

否、「ブログの影響力」とは、そもそも何なのだろうか。

もちろん、読むに耐えないような「質の低い」記事ばかり書いていれば読者は去っていくわけである。更新を何週間もしなければ、読者は来なくなるわけである。それは「影響力」という観点で考えれば、マイナスなんだろうけれど、その場合に失われる「影響力」は自分にとって、あるいはそのサイトにとってどれほどの価値があるんだろうか。どういう意味を持つのだろうか。ここが深く考えるとよくわからない。

何かを世の中に伝えようという運動系のサイトなら、少しでも多くの人にメッセージを伝えるのが肝要なのはわかるけれど、自分のところに来る人を増やすことそれ自体が目的になってきた場合、それに成功したとして、次はどうするんだろう?もっともっと増やすことに躍起になっていくだけだとすれば、これは不幸だね。

もったいなあと思われつつも、ぽんと休止してしまうブログ。惜しまれながら消えていくブログ。そういうブログの「誕生と死」の意味だとか・・・うーん、そのあたりに何かがありそうな気がする。

「影響力なんて幻だとわかった」ブロガーは今夜、容易に答の出ないことまでいろいろ考えてしまったのだった。

【参考リンク】
「 テクノラティのランキングの不思議 」(ARTIFACT)
「テクノラティジャパン、ブログ検索サービスのベータ版をオープン」(CNET JAPAN)

2005 06 30 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック

May 22, 2005

驚いちゃったよ----ちゃっかりRSS

RSSリーダーがそもそもなんなのかは、わかっているつもりだし、自分も使っているから文句は言えないんだけれど、それにしても

http://1470.net/bm/siteinfo/54438


ここを見たら驚いちゃったよ。

こんな風にインデックス化されて、アマゾンのブックリストも・・それプラスサイト管理者側の広告も挿入表示されていて・・なんだかすごいねー。ちゃっかりRSSと言ったら言い過ぎかもしれないけれど。

#アフィリエイトなんて、かすめとりっぽくない?ありかあ・・?こういうの。

《5/27加筆》
この記事に対して、当該サイトblogmapのishinaoさんからTBをいただき、サイト趣旨の説明をいただきました。blogmapのユーザーの方からも擁護論をいただきました。
また、私が問題にしていたアフィリエイトのID書き換えについてはishinaoさんが早くも対処していただいたということです。確認しましたので
報告します。ishinaoさん、すばやい対応、感謝です。
元来、クレームをつけるというよりも、趣旨を聞いてみたいという希望でしたから、ishinaoさんとも連絡をとってから記事を書くべきだったのかもしれません。それ以前に「かすめとり」という表現を安直に使ったことをお詫びします。
この件についての考え方はまたどこかで書きたいと思いますが、blogmapのユーザーの方もずいぶんここを見ているようですから、急ぎコメントしておきます。

《5/31加筆修正》
この件だけれど、当初のこちらの軽い気持ちを越えて、何だかそこここで、大きな広がりになってしまった。ブログの電波力・・じゃなかった伝播力を甘く見ていた自分の初動ミスだと受け止めているが、そんなことを今更言ってもしょうがない。その後の経緯をまとめるリンク集を作ったので、参照して欲しい。

2005 05 22 [パソコン・インターネット] | 固定リンク | コメント (12) | トラックバック