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October 12, 2004

ダイエー再建問題大詰めへ-銀行団は再生機構を悪用するな

ダイエーホークスが辛くも優勝を逃す中、ダイエーの再建策の行方が大詰を迎えている。
中川という人は、好きな政治家ではないが、今回の言い分は筋が通っている。
民間から再建支援が寄せられている中、機構の活用をダイエーに無理強いするのは、間違っている。
企業が自主再建の道筋を、民間主導で辛くも用意しようとしているときに、有無を言わさず
機構を利用することを迫るのは利を得るための、ためにする行為としか思えない。
20日は出揃うといわれている民間支援の内容を吟味した上で、態度を決めるべきだ。
自らも巨額な公的支援を受けている銀行が、今度は公的な仕組みを利用して自らの利を図ろう
とする卑怯な振る舞いをしようとしているとしか思えない。

彼らの理不尽な行動を見逃すべきではない。



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ダイエー、民間主導の再建を継続=主力行に拒否回答-12日最終期限
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 経営再建中の大手スーパー、ダイエーは11日、臨時取締役会を開き、民間主導の再建を当面は継続し、18日に締め切る丸紅など民間スポンサーからの提案を軸に主力取引銀行などと再建策づくりを進める方針を決めた。その上で、産業再生機構の資産査定には協力するものの「再生機構の活用が前提ではない」ことを確認。12日までに再生機構の受諾を迫る主力3行の要請には、事実上応じなかった。(時事通信) - 10月11日21時0分更新




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再生機構がダイエーに決断迫る書簡送付 経産相が批判
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 中川経済産業相は8日の閣議後の記者会見で、産業再生機構がダイエーに対し、再建策に機構を活用するかどうかを12日までに決断するよう促す書簡を送っていたことを明らかにし、「民間グループが再生事業に参加できるかどうかを検討しているのに、最後通牒(つうちょう)的なことをするのはおかしいのではないか」と批判した。

 中川氏は「独自に入手した」とする6日付書簡を読み上げた。書簡は、ダイエー主導によるスポンサー選定から、機構主導のスポンサー選定に切り替え、12日までに新たな守秘義務契約を結ぶよう求め、それができない場合、機構としての資産査定を打ち切ることになる、との内容という。

 そのうえで中川氏は「民間が再生の可能性を模索しているのに、機構活用を前提として回答を求めるというのは何か別の意図があるのではないかと思わざるを得ない」と強い不快感を示した。 (10/08 12:34 アサヒコム) 



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