SNS

My Photo

My List

BooksBooks

無料ブログはココログ

« 生き物としてのココロ | Main | 新宿で「スティーブ•ジョブズ」 »

February 14, 2016

天に吐く唾

自分は思う。

不倫によって社会的制裁を受けるのはしょうがない。多くの人たちに非難されるのも仕方がないと思う。

けれど。議員辞職は違うのではないかと思う。議員の職は責任を取って会社を辞めますよ的な考えで、それを得たり、それを投げ出したりするものなのだろうか。一般的な職とは境界を画す、なにか違う論理がそこにあるべきだと考えることはおかしいだろうか。

我らはその議員に倫理を期待して投票したのではなく、公職に対する気概と、命をかけてくれることを期待して投票するのではなかっただろうか。

いや。わかっている。おそらく彼はそれほどの器ではなく、彼らもそれほどの選良ではないのだ。わかってはいる。しかし、わかることと、それでいいこととは違う。地に堕ちた政治家への侮蔑や罵詈雑言の唾が、結局落ちてくる場所はどこなのだろうか。

彼はひたすらにボロボロになり、審判は選挙のみでなされるべきだったと思う。異論もあるだろうが、自分の両手には彼に対して投げる石はない。投票以外に。

-

« 生き物としてのココロ | Main | 新宿で「スティーブ•ジョブズ」 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 天に吐く唾:

« 生き物としてのココロ | Main | 新宿で「スティーブ•ジョブズ」 »

-