鳥の逆襲
202x年。ツイッターはもはや完全に失速し、マストドン人口は5億人に達しようとしていた。自由を謳歌したマストドンにも当局の監視が入るようになった。
各インスタンスを巡回して問題トゥートを見張るのがマストドン警察。通称マスポリ。ロゴは制服姿のマストドンのイラストである。
マスポリの勧告を受けた各インスタンス主は問題のトゥートの削除と当該アカウントの締め出しを強いられた。従わない場合には当該インスタンスのドメイン使用停止、強制的なDNSレコードの書き換えなど強硬措置が取られる。
これに反発した自由を求めるマストドン住民は、ツイッター社が国家権力との狭間で機能していた鳥の時代を懐かしみ新たなSNSである「鳥の逆襲」(通称ネオツイッター)に集まるようになった。
#以下続 #かないかも
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