35年目のブレードランナー
初作は1982年公開。35年の年を経ての新作。レプリカントがまだ夢まぼろしの世界だった頃と比べてリアルが増している。思えば35年前はビルの外壁に大型ビジョンが唸る世界すら新鮮だった。あの衝撃は流石に再現できないものの、35年後の渾身の世界観の継承は見事だとしか言いようがない。
人間の近くに確実に忍び寄っている人工知能に対して、自分たちの感じる恐れとか、憧れ、未知のものへの距離感の掴み方など、これを最初のブレードランナー遭遇とする世代にも迫るものがあるだろう。
新宿のTOHOシネマ、IMAXで。スクリーンの大きさもだけど音が素晴らしい。お薦め。
どうだろう。3作目もありそうな雰囲気だけど、見られるかな。時間的に。
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