赤い血の出ない人はない
彼女はある種の洗脳状態にあったのだと思う。それが覚めた。人は人であり、徹底的な非「人」はいないし、体を切り裂いて赤い血の出ない人もいない。
超常的な夢のようなミステリアスな「女」を求める層がいて、それを作り出して売る側がいる。
アラーキーに本当はこんな陳腐な図式は当てはめたくはなかった。だがそう思いたがっていた自分もまた、人のことを人として考えていなかったのかもしれない。
アラーキーの「ミューズ」と呼ばれた私のこれから。KaoRiさんが語る、告白後の心境
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