「常識」を疑う
医学部で問題になっている男女合格率格差問題だけど、他学部や文系ではどうなんだろう。
自分の学部では当時クラス45人くらいに対して女子は3人だった。今では女子は半数を超える勢いだとか。それを自分たちは大学から「女子が優秀になった」とか「女子も政治経済を目指すようになった」とか説明を受けてきた。実は、そんなものかなあと深く疑問を覚えることもなかった。今回のことで本当はどうだったんだろうと疑念を持っている。
もう一つ。受験者の男女比率があまり公開されていないように思う。(医学部含め)その辺りの数字も見てみたいところだが。。
社会が「常識」としてきたことに対して、日常的に疑問を持ち続けるのは難しい。他ならぬ自分への洗脳や既成概念を解く段階から入らなければならないからだ。
性差ではなく縁故採用に至っては余計に感じる。私立の縁故重視などある意味「常識」ではなかったか。国家試験のある医学部だから問題なのか。なら法学部はどう?公正?事前に公式発表すべきなのか。
就職差別はどうか。性差はダメで(現実は違う。みんな知ってるでしょ)学歴や家庭差別、縁故採用はありなのか?
とめどない。女子の問題だけではない。
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Comments
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政経の入学関係書類を受け取ったとき、窓口の人から「女子が政治やってどうするつもり?」と言われたことは一生忘れません。
Posted by: 坂井由加里 | October 21, 2018 11:53 AM
え。坂井さんですか?びっくりした。お元気ですか。
Posted by: BigBang | October 22, 2018 09:55 AM